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秘密6
あやのエッチな毎日☆
6.
絵梨は慌てて口を開いて、直人の口から落ちてくるシュークリームを受け止めた。
シュークリームの後から今度は直人の唇がかぶさってきた。
口いっぱいのカスタードの中に直人の舌が割り込んでくる。
舌だけではない。
直人の口の中にあったシューもカスタードもすべて絵梨の口の中に押し込まれる。
心臓が大きな音を立ててうなってるこんな状況で、口の中のものを飲み込むのは容易ではない。
絵梨は、何度か直人の舌から逃れ、少しずつ飲みこんでいく。
くっついた絵梨と直人の顔の間に亜矢が割り込んだ。
亜矢は、絵梨の唇から直人の唇を奪う。
わずか10cm。
まさに目の前で直人が亜矢とキスをしている。
(えっ)
絵梨は驚いて目を見張った。
亜矢の唇が自分にかぶさってきたのだ。
どうしていいのか絵梨にはわからない。
直人は、ぐいっと激しく突き入れてくる。
「あっ…」
声をあげ大きく開いた絵梨の口の中に亜矢の舌が挿入された。
直人の動きがどんどん激しくなる。
(裕ちゃん…いくの?)
直人はこのままいくに違いない。
絵梨は、もう亜矢のことも何も考えられなくなった。
亜矢の唇が、絵梨から離れた。
「あっ…あっ…あっ…あああああ」
「うっ」
絵梨がのけぞるのとほぼ同時に、直人が絵梨から離れ、絵梨の顔をまたいだ。
いつものように口を開く絵梨の目の前で、直人のペニスは亜矢の口の中に納まった。
(裕ちゃん…)
亜矢の頬がすぼみ、直人が思わず腰を引く。
(いやーっ)
起き上がろうとする絵梨の肩を直人がベッドに押さえつける。
(いやだ。いやだ。いやーっ)
顔をそむけた絵梨の顔をまっすぐ上に向かせ、亜矢が再び絵梨の唇に自分の唇を重ねた。
唇の間から、直人の精子が、流れ落ちてきた。
口をあけないと、それが頬を伝ってベッドに流れ落ちてしまう。
絵梨は、口をあけた。
亜矢の舌が入ってきた。
直人の精子と亜矢の唾液がいっしょに入ってきた。
絵梨はそれを口で受け、飲み込んだ。
絵梨には何がなんだかわからない。
(後で聞こう…)
絵梨はもう考えることをやめた。
亜矢の舌が、絵梨の唇から首を這い、乳首にかぶさった。
驚いたことに、いつの間にか亜矢も裸だ。
亜矢の乳房が絵梨の顔の上を上下に動く。
絵梨もまた唇を開き、亜矢の乳首を唇で挟んだ。
さらに亜矢の体が、絵梨の身体を降りていく。
亜矢の舌が、絵梨の股間に到達した。
絵梨の顔の上にも亜矢の股間が乗った。
亜矢も絵梨も舌を伸ばす。
「ああああ」
声をあげたのは絵梨のほうだ。
亜矢の舌が絵梨の股間を離れた。
すぐにまた、両足を直人に抱えられたが、直人は入ってこない。
直人のものは亜矢の口の中だ。
亜矢は、直人のまだ小さいペニスを口の中でもてあそびながら、絵梨の鼻にクリトリスを当てて円を描くようにこすり付けた。
絵梨は、鼻の周辺から頬にかけて、ぬるぬるした暖かい液体に包まれた。
再び、絵梨の股間を亜矢の舌が這う。
それと同時に亜矢の股間が絵梨の顔面から離れた。
今度は、絵梨の顔の真上で直人は亜矢の中に挿入した。
フェラのときは、顔をそむけた絵梨だが、今度はじっとその光景を見た。
これこそがセックスなはずなのだが、不思議なことに、さっき直人が亜矢の口に出したのを目の前で見せられたときに感じた胸が張り裂けるような嫉妬心は、今は湧き上がってこない。
それはただ女の中に男が入っているだけの光景に過ぎなかった。
さっきのショックが大きすぎたせいかもしれない。
亜矢の舌で股間を刺激され続けているせいかもしれない。
直人は、ときおり、亜矢から離れ、絵梨の口の中にペニスを押し込んできた。
絵梨は、それを口に受け入れた。
それでいいような気がした。
何度か行ったりきたりを繰り返して、直人は、その気になったのか、もう亜矢から離れず、激しく奥まで突きあげた。
それでもまだ、亜矢の舌は絵梨のクリトリスを刺激していたが、直人がいく寸前、亜矢の舌も動きを止めた。
「うっぁああ…」
短く声をあげ、亜矢の体が前につんのめり絵梨の体の上にかぶさる。
直人は絵梨の口の中にペニスを差し入れ、すぐにそこに射精した。
「ごめんね。じゃましちゃって…」
亜矢は服を着ながら絵梨に謝った。
「いいえ」
直人が裸のままなので、絵梨も裸のままだ。
「じゃぁ、ごゆっくりね」
「ああ」
直人は絵梨の手を引いて立ち上がり、亜矢を玄関まで送る。
「じゃぁ」
裸の絵梨の後ろに回り、直人は絵梨を亜矢のほうに突き出した。
「絵梨ちゃん。またね」
亜矢の指が絵梨の股間に入り、もう一方の手は絵梨の乳首をつまんだ。
そしてゆっくり亜矢が唇を近づけると、絵梨は少し唇を開いて亜矢の唇を待った。
(かわいい子…。でも、これ思いっきり犯罪だわね)
秘密 END
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