スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
隷従
隷従
最近、ちょっと下腹部のたるみが気になってきた梨央は、先月からフィットネスクラブに通っている。
梨央が帰ると、夫の純一が、大きな段ボール箱をあけて何か組み立てていた。
居間いっぱいに空の段ボール箱が散乱し、足の踏み場もない。
「何?これ・・・どうしたの?」
「ロデオボーイ」
ちょっと前に、よくテレビショッピングでコマーシャルしていた乗馬運動の器具だ。
「買ったの?」
「ああ」
「あなたが…使うの?…これ」
「お前がまめにジムに通ってるみたいだから、家でもなにかできたほうがいいかなって」
「じゃぁ、わたしに?」
「ああ…いやか?」
「ううん。ありがとう。で、それもそう?」
もうひとつ、壁際に鉄棒みたいなものが置かれていた。
こちらは、かなり以前に流行ったぶらさがるだけの道具だ。
「いや、それはもらった。まぁ、なんかに使えるだろう。…これ、座ってみるか?」
「このまま?」
「ああ。ちょっと座るだけだ」
梨央は、ちょっと短めのワンピースだ。
またげないわけではないが、お尻が出てしまう。
ショーツはつけてはいるが、サイドリボンのビキニショーツで、夫に見られるのはちょっと具合が悪い。
「着替えるわ」
着替えようと寝室に向う梨央を純一が後ろから抱きしめた。
「あんっ…」
純一は、梨央のワンピースの前のボタンをはずしてブラのあいだから手を滑り込ませる。
ブラもしてはいるが、よせて上げて谷間を作るハーフカップブラだ。
すぐに乳房がカップからはみ出した。
「だめだっってば…」
梨央が、純一の手を押さえると、純一は梨央を持ち上げて、強引に器具に座らせた。
「だから…着替えさせてよ」
梨央は、ワンピースの裾をひっぱって立ち上がろうとしたが、純一が梨央の足首を器具についているマジックテープで固定した」
(えっ?…これって、こんなふうに使うの?)
ワンピースはずりあがり、股間もお尻も覗き込めば見えてしまう。
(どうしよう?見えちゃうわ)
「ここを持って」
自転車のハンドルのようなものが前についている。
(こんなところにつかまるところがあったっけ?)
どうも、テレビショッピングで見たものとは違うようだ。
純一は、ハンドルをつかんだ梨央の手もマジックテープで留めた。
急に台が振動を始める。
「わぁっ」
振動だけではない。
斜めになりながら上下にも動く。
台は、中央が少し盛り上がっていて、梨央は太ももでしっかりとそれを挟んだ。
「すごい」
つかまるものがなければ、振り落とされてしまう。
「うわぁっ」
さらに、ハンドルが振動を始めた。
「わぁぁぁ、すぅぅごぉぉいぃぃぃ」
体が揺れて、声まで震えてしまう。
(いや、おっぱいが…)
手から伝わる激しい揺れに乳房が外に飛び出して上下に揺れる。
(えっ…うそ?)
左右上下斜めに動いている台の中央の盛り上がった部分の一部が小刻みに振動し始めた。
(何、これ?)
振動だけではない、マッサージのようにくねくねと動く。
それはまさに梨央のクリの位置だ。
手も足も固定されて動けないし、上下に揺れるので、台を太ももで挟んでないと怖い。
ようやく純一がスイッチを切った。
「ふーっ、どこで買ったの、こんなもの?」
純一は答えず、梨央の手を固定していたハンドルを前に倒した。
「きゃっ」
梨央は、前のめりになって、股間が、さらに強く台の中央の盛り上がり部分に押し付けられる。
競馬の騎手のような格好だ。
「ずいぶん派手な下着で出かけてるんだな」
(ああ、気づかれた…どうしよう)
梨央は、黙ったまま答えられない。
その梨央の目の前で、純一は、ズボンとパンツを脱ぎ、下半身だけ裸になると、梨央のあごに手をやって、顔を持ち上げ、梨央の口に自分のものを押し当てる。
梨央がそれを口に含むと、純一は腰を使って、梨央の口に挿入した。
「う・・ぐぅっ・・・」
純一のものが口いっぱいに広がって、梨央は声にならない声をあげた。
「ふわーっ・・・」
純一が腰を引いた瞬間に梨央は息をする。
いつになく純一が乱暴だ。
(浮気してるの、気づかれたかな?)
純一のものを根元まで咽に差し入れられて苦しいが、梨央は、この苦しさに耐えた。
梨央は、週に2回、フィットネスクラブに通っていることになっている。
だが、通っているのは1回だ。
後の1回は、そこのインストラクターと会っていた。
島崎裕也21歳。
今日は、裕也の勤務は夕方からで、梨央はさっきまで出勤前の彼のマンションにいた。
梨央の下着が、セクシーなのはそのためだ。
「ねぇ…入れて」
セックスしていれば、話はせずにすむ。
問い詰められるより、そのほうがましだ。
「ちょっと待ってな」
純一は、梨央の後ろに回った。
お尻は浮いて丸見えに違いない。
純一は、梨央のショーツをずらし、いきなり荒々しく奥深く差し入れてきた。
「あなた、ちょっと待って、おしっこ」
家に帰る途中から、すでに尿意は感じていたのだが、ついさっきまではなんともなかった。
ただ、挿入された刺激でにわかに尿意が高まった。
「だめだ。がまんしろ」
純一に拒否された。
(そんなぁ…)
突然、ブーンというモーター音が聞こえた。
「だめ…純一…だめよ、それはやめて…」
バイブの振動がアナルに向うのに気づいた梨央は、なんとか逃れようとするが、台に固定された足を自分でははずせない。
「あああ・・・・・」
極太のアナルストッパーだ。
先日、梨央はこれを使われた。
あまりに太く、この前はとうとう途中で梨央は逃げ出した。
今日は、手足を固定されて、逃げようがない。
「あっ、痛い。痛いわ、純一、お願い、やめて、痛い」
梨央がいくら言っても純一はやめようとしない。
容赦なく根元まで梨央のお尻の穴に挿入する。
(痛い…)
いつもなら痛みがしびれに変わるのをじっと待つのだが…
(あああああ・・・・だめ・・・・だめ・・・・おしっこが・・・)
「あなた、お願い。おしっこに行かせて」
「もう少し、がまんしろ」
純一は、アナルにバイブを挿入したまま、梨央の手足のマジックテープを外し、梨央を抱きかかえ、立たせた。
梨央は、ふらついて、自分では立っていられない。
純一にしがみつくが、それでも膝が今にも崩れそうだ。
「お願い・・・止めて・・・もう・・・がまんできない・・・・・」
梨央は、バイブを止めるように言うが、純一はきかない。
とても歩けない。
数歩あるいて、梨央は止まった。
「あなた・・・だめ・・・でちゃう・・・」
純一は、まったくやめる気配がない。
「だめよ・・・ねぇ・・・お願い・・・」
「そうか・・・・」
いきなり純一に抱き上げられた。
「いやだ。ねぇ・・・降ろして・・・ああ・・」
純一は、梨央を抱いたままトイレではなくバスルームに入った。
「どうするの?お風呂よ、ここ・・・・だめ、トイレにいかせて・・・」
純一は、何も答えず、梨央を降ろすと、ワンピースの裾を捲り上げ、梨央のお腹を直接バスタブのへりに当て、上から腰を押さえた。
お腹が冷たい。
尿意は、一気に増した。
「あなた・・・・放して・・・・」
純一は、返事もしない。
梨央のお尻に冷たいものが垂らされた。
梨央のアナルを使おうとして純一が買ってきたローションだ。
純一は、梨央のショーツの片方の紐をほどいて、梨央のお尻の穴の周辺にそれを塗りたくる。
「いや・・・何するの・・・お願い、だめ・・・やめて・・・」
梨央は、足をばたつかせ、抵抗するが、しっかりと腰を押さえつけられて動けない。
純一が、アナルストッパーを抜く。
「ああああ、痛い」
かわりに純一は自分のものを梨央のアナルに挿入した。
極太のストッパーに比べれば、純一のものはなんでもない。
ただ、おしっこのほうがもう極限の状態だ。
(ああ・・・おしっこが・・・・・おしっこが・・・)
身体に力が入らない。
いつまでもはもたない。
もはや時間の問題だ。
あきらめれば、楽になる。
恥かしい思いを選択すれば、楽になれる。
ただ、そのタイミングを自分で選ぶのは苦しい。
「ああ・・・突いて、もっと強く突いて」
梨央は我慢をやめた。
「あああああああああ・・・」
梨央の絶叫がバスルームに響く。
おしっこが太ももを伝い始める。
純一は、激しく梨央を揺さぶった。
(突いて・・・突いて・・・来て・・・来て・・・・)
羞恥も快感もすべてがひとつになって押し寄せてくる。
「ああ、出ちゃう…でちゃう…あああああ」
梨央の絶叫とともに、おしっこが勢いよくほとばしった。
それは、閉じられた梨央の太ももを伝って、純一の足にもかかった。
梨央は、出しながら受け入れた。
放尿が終わって、放心状態で座り込んでしまった梨央に純一は、ワンピースの上から、シャワーをかけた。
(ひどい…)
さらに頭の上からシャワーを浴びせかける。
梨央の顔にかかっているのはシャワーだけではなかった。
「いやーっ」
純一のおしっこだ。
純一は、梨央のあごをつかみ、無理矢理あけた口の中に放尿中のペニスを突っ込んでくる。
(いや。いや…やめて、お願い)
純一の放尿は終わったが、梨央は座り込んだまま動かない。
腕を引っ張り上げられて立たされて、服を脱がされ、濡れたままバスルームからひきずり出された。
「お願い、もうやめて」
「ごめんなさいだ」
やっと純一が口を開いた。
「ごめんなさいと言え」
(ああ、やっぱり…)
しかし、梨央は、謝らなかった。
うつむいた梨央の顔を純一が覗きこむ。
不意に純一の腕が梨央のお腹に回って抱え上げられた。
梨央は逆さ向きだ。
「いやーっ、やめて、降ろして」
梨央は足をばたつかせるが、逆さ向きだ。
「あばれると、頭から落とすぞ」
落とされてはかなわない。
梨央は反射的に純一のお腹に手を回してしがみついた。
純一が歩く。
「ごめんなさい。お願い。降ろして」
梨央は怖くて、謝った。
梨央のお腹に回されていた純一の腕が片手になった。
瞬間、梨央の体が落ちそうになり、梨央は必死に純一にしがみついた。
「足をかけろ」
純一が梨央の足を持って、鉄棒のようものに膝をかけさせようとしている。
さっき見たぶら下がり健康器だ。
梨央は、落とされるのが怖くて足をかけた。
鉄棒をはさんだその梨央の足首と太ももを純一は縛った。
逆さに吊られた。
「ごめんなさい。ねぇ、もうやめて、お願い。降ろして…」
謝っている梨央の顔の前に純一のペニスが突きつけられる。
純一は、逆さに吊られた梨央の顔を両手で挟むように持ち、梨央の口の中にペニスを押し込む。
「げふぉっ」
いきなりのどの奥に差し込まれて梨央はむせて、激しく咳き込んだが、純一は容赦ない。
むせようが咳き込もうが、おかまいなしに喉に突き入れてくる。
「ぐおっふぉっ」
何度も何度も突き入れられる。
最後にぐっと差し入れられて、さらに純一が梨央の頭を自分に押し付けた。
「うっ…うっ…うっ」
ようやく純一が離れた。
「げふぉっ」
激しい咳とともに純一の精液も飛び散った。
やっと降ろされた梨央は、床に倒れたまま動かない。
純一は、梨央の体にバスタオルを掛け、マッサージでもするかのようにゆっくりと梨央の体全体を手のひらで撫でていく。
また、抱き上げられたが、今度はベッドだった。
純一は何も言わず、横を向いて丸まった梨央を背中から抱いた。
「本当に怖かったわ。やりすぎよ」
「浮気の罰だ」
「どうしてわかったの?」
「洗濯物だ」
「洗濯物?」
「火曜日は、トレーニングウエアがかごに入ってるのに、金曜日は入ってない」
梨央は、洗濯物をバスルームに置いてある洗濯かごに入れて翌日洗濯する。
「金曜日は、トレーニングウエアは着ていないということだ」
「洗濯物を覗くとわね…」
「今日から1週間、俺の奴隷だ」
梨央の浮気の罰は、1週間の隷従。
純一の言うことにすべて従わなければならない。
そうしたいとき、梨央はすぐばれる浮気をする。
「仕方ない。…でも、ロデオボーイはよかった」
「だろ。けっこう手間がかかったんだ」
「もう一回、あれやっていい?」
「ああ、好きなだけどうぞ」
梨央は、再び居間に戻って行った。
精液
精液
まさに居酒屋という感じの店ののれんをくぐった。
各テーブルの間仕切りが高くテーブル毎に個室のようになっている。
純一は、きょろきょろと周辺を見回した。
奥のテーブルが、少し賑やかだ。
若い子の集まりなんだろう。
純一の視線がそこで止った。
「梨央あそこへ行って、仲間にしてもらえ」
「うそ。ほんとにするの?」
梨央は、薄地のジャケットの下は何も着ていない。
ブラもショーツもスカートもない。
素っ裸だ。
「ここで見てるから…脱いでテーブルの下に入れ」
「変態女だと思われる。通報されちゃうかも…」
「なんなら、ここで脱がしてやろうか?」
純一ならやりかねない。
電車の中でフェラさせられたこともある。
あのときは、そういう女だと思われて、まわりの男達にほとんど裸にされて触られた。
「わかった。いくわ」
「ちゃんと前をはだけて見せるんだぞ」
見ず知らずの男達に何も着ていない裸を見せるだけでも相当なのに、梨央の体には赤のペイントマーカーで大きく “精液飲みます” “おまんこをいじってください”と書いてある。
それを鏡で見ただけで泣きそうになった。
梨央は、勇気を出して純一に言われたテーブルに向った。
「あのぉ」
大学生っぽい男が4人、視線がいっせいに梨央に向けられた。
短いジャケットからむちむちの太ももが見えているはずだ。
その格好だけでも生唾ものに違いない。
「すいません。ちょっといいですか?」
「何?」
奥にいる男が応えた。
「仲間に入れてくださいませんか?」
そう言いながら、梨央は、ジャケットの前のファスナーを降ろしはじめた。
「ごめんなさい。突然…、あのぉ…驚かないでくださいね」
ファスナーを下まで降ろした。
男達の目が釘付けになる。
(ああ…前を開くの?怒られるよきっと…)
梨央は、少しずつジャケットの前を開いていく。
男達の食い入るように見つめる視線が痛い。
梨央は、完全に前を開いて見せた。
「ほーっ」
4人の声が揃った。
「それって、仕事?」
“精液飲みます” “おまんこをいじってください”
梨央のお腹に書かれた文字を見て、さっきの男が訊いてきた。
梨央は首を振る。
「ちょっと悪いことをしたので、お仕置きされてるんです」
「お仕置き?」
男達は互いに顔を見合わた。
「どこかで監視されてるの?」
梨央は首を振った。
監視されていると応えると、男達が警戒して中に入れてくれないかもしれない。
「別のところにいます」
「じゃぁ、しなくてもわからないじゃん」
すぐ横の男が、そう言いながら梨央のお尻に手を伸ばした。
「写真を撮ってもらえと…」
「なるほど。そういうこと」
「あのぉ、中に入れてもらっていいですか?」
「いいけど…ここでするの?」
奥の男が訊いた。
「はい。わたし、あのぉ…テーブルの下に入りますから…」
「そうか、そういうことね」
テーブルは広く、中に入れば完全に隠れてしまう。
すぐ横にいた男が席を立って、梨央を中に入れた。
すぐに店員がやってきた。
とりあえず梨央はテーブルの下ではなく、いったん男の間に座った。
「お飲み物は何にしましょう?」
「何がいい?」
正面右の男が梨央に訊いた。
「わたし?あ、じゃぁウーロン茶」
飲み物を注文するとは思っていなかった。
「飲まないの?」
横の男が訊いた。
「飲めないんです」
梨央はそう応えた。
飲めないわけではないが、飲むわけにもいかない。
「お酒を飲みに来たんじゃないしぃ…」
反対側の男が梨央のジャケットの前をはだけてお腹の文字を見せる。
“精液飲みます”と書いてある。
「ああ、そうだった」
男は、ついでに梨央の乳首を指で挟んだ。
「あっ、いや」
横の男が梨央の左足を持って自分の膝の上に乗せた。
それを見た反対側の横の男も梨央の右足を同じように自分の膝の上に乗せた。
前に座っている男達に向って、梨央の股間が大開脚だ。
手で隠そうにも、両脇の二人の男達に前に肩を入れられ手は前に出せない。
予想もしなかった行為だ。
「おまんこをいじってくださいって書いてあるよ」
確かにそれも書いてある。
梨央の乳房と股間に両脇の男達の手が伸びた。
「お待たせしました」
飲み物が運ばれてきた。
(やめて、お願い。店の人よ)
店員が来ても、足をとられたまま放してくれない。
店員にも梨央の股間は見えているはずだ。
店員の目も梨央の股間に釘付けだ。
(ああ、うそっ…)
梨央はうつむいた。
「他にご注文は?」
店員の声が上ずっている。
男達は適当にいくつか注文する。
「はい。…それでよろしいですか?」
「まぁ、とりあえずはそんなもんで…後で、ちょくちょくたのむから…」
「御用の際は、そちらのボタンを…」
「ちょくちょくオーダー取りに来れば?」
男のことばの意味がわかったようで、店員は照れながら戻っていった。
「店員が全員来たりして…」
「ありえるな」
「ごめんなさい。もう降ろして」
梨央が両脇の男に頼んだ。
「写真撮ってやるよ」
正面の男が手を伸ばしてきた。
両脇の男達が、梨央の足を持ったまま左右に開いた。
梨央は、正面の男に携帯を渡した。
「お願いします」
男は、なかなかシャッターを切らない。
どんどん恥ずかしさが増して来る。
梨央は、とうとう手で股間を隠した。
「ああ、だめだよ。隠しちゃ…」
左右の男達に腕も引っ張られた。
「顔を上げて」
言われるまま、梨央は顔を上げた。
やっとシャッターが着られた。
足を左右に引っ張られたまま写真を撮られた。
「じゃぁ、ご希望通り、飲んでもらおうかな。俺が一番でいいか?」
順番はすぐに決まった。
梨央の足を抱えていた両脇の男達が足を放し、梨央を前に押し出して、テーブルの下に押し込んだ。
ほとんど裸だ。
その格好で梨央はテーブルの下に押し込められた。
後ろから背中を押され、前から伸びてきた男の腕に梨央は頭をつかまれてひっぱられる。
男は足を広げ、ズボンのファスナーを下ろしてもうペニスを外に出していた。
梨央は、男のまだふにゃっとしているペニスを口に含んだ。
(早く大きくなって…早く…)
後ろの男が、梨央のお尻を足で挟んで、股間に指を入れてきた。
(ああ、だめ、触らないで…)
梨央の口の動きが止まると、男は梨央の頭をつかんで前後に動かした。
頭を前後に揺すられるのはきつい。
梨央は手を伸ばして前の男の腰に両腕を回した。
同じように揺すられても、このほうがいくぶん楽だ。
(いって…早く出して…)
さっきの店員は何も言わなかったが、ごく普通の居酒屋だ。やっぱり犯罪には違いない。
梨央は、股間の指の刺激に耐えて、目の前のペニスに集中した。
梨央の思いが通じたのか最初の男は意外に早かったが、量が多い。
後から後からあふれ出てきた。
吐き出そうにもティッシュも何もない。
飲むしかないが…。
一度には無理で、梨央は、何度かに分けて飲み込んだ。
「今度は俺だ」
後ろで声がする。
テーブルの上では普通の会話が交わされている。
その下で梨央は、4人の男のものを順番に舐めて回った。
店員は何度もオーダーを取りに来た。
見て見ぬ振り。
いや、慣れたのか露骨に覗き込んで来さえした。
4人目を終えて、テーブルから出た梨央はいがらっぽい口の中にウーロン茶を流し込んだ。
男達はもう帰ろうとしている。
「じゃぁ、俺達は帰るから…」
男達は、皆立ち上がった。
梨央も慌てて男達といっしょに出口に向う。
純一が知らん顔で焼き鳥を食べている。
梨央は、男達といっしょに外に出た。
「じゃぁ、ご主人様によろしく」
男達はそう言って帰っていった。
梨央は、もう一度店の中に戻った。
「あなたによろしくって…」
「そうか」
「で、あの人達、どういう人たちなの?」
「さぁね」
純一はとぼけた。
「お飲み物は?」
さっきの店員が来て梨央に訊いた。
おそらくこの店員も知り合いに違いない。
「精液」
梨央はそう答えた。
悶絶(1)
悶絶(1)
純一に連れてこられたのは、どこにでもあるようなショーパブだ。
まだ準備中の札がかかっているにもかかわらず、純一は扉を開けて中に入った。
「いいの、入って?」
「いいんだ。今日は客じゃない」
(客じゃない?)
「いらっしゃい」
ちょっと年配の男性が声をかけてきた。
「長嶋さん、今日は、無理言ってすいません」
「無理だなんてこちらは、大歓迎ですよ。こちらが奥様?」
「梨央といいます」
梨央は、軽く頭を下げた。
「美香は?」
「奥で準備中です。呼びましょうか?」
「いえ、こちらから行きます」
店の中は、中央のステージを囲むようにテーブルが配置されている。
そのステージ脇を通って奥の扉を開けた。
「待ってたわ。こちらが奥様?」
年齢は梨央と同じくらいか、ちょっと上といった感じの女性だ。
「美香さんだ」
純一は、ただそう紹介した。
「梨央といいます」
梨央は、また軽く頭を下げた。
「ショーは初めて?」
いきなり美香が切り出した。
(ショー?)
「初めてですって言うか、本人はまだ何も…」
純一が答えた。
「あら、そうなの。今日は、わたしとショーに出てもらうの」
「ショー…ですか?」
「だいじょうぶ、歌ったり踊ったりっていうショーじゃないから…」
「どんな…?」
「そうね。まだ時間はあるから、リハーサルしましょうか。いい?」
いいも悪いもない。
梨央には、NOという選択肢はない。
「じゃぁ、奥さん借りるわね」
美香は、純一にそう言うと、ちょっと大き目のバッグを持って立ち上がった。
先ほどの長嶋という男と話始めた純一を残して、梨央は美香と店を出た。
「絶対服従なんですって?純一に聞いたわ」
美香が話しかけてきた。
(そんなことまで…)
ずいぶん馴れ馴れしい口の聞き方だ。
梨央、ただ、黙ってうなずいた。
「今日はね、どこかのサークルの貸切だから、ちょっとだけ過激になるかな」
(過激?)
「リハーサルって…どこで?」
「ああ、そこよ」
美香の視線をたどると、そこにあったのは、ラブホテルだった。
悶絶 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
悶絶 (2)
(2)
(ラブホって…女同士でもいいのかしら?)
梨央はふとそんなことを考えたが、美香は、どんどん先へ進んでいく。
(でも、ホテルの人と顔を合わすわけじゃないし…)
それでも、梨央は、美香から少しはなれて歩いた。
ラブホは久しぶりだ。
セックスのために作られた部屋っていうのは、やっぱりどこか特別で、梨央は特に不必要なまでに広いバスルームが大好きだ。
美香は、部屋に入るとすぐにバスタブにお湯を入れ始めた。
「シャワー浴びる?」
バスルームの中から美香の声がした。
「あっ、はい」
(そうだ。ショーに出るんだった)
どんなショーなのかは聞かされてなかったが、純一の考えることだ、裸になるのは間違いない。
(きれいに洗っとかないと…)
梨央が服を脱ぎ始めると、美香が近寄ってきた。
「脱がしてあげる」
すでにシャツは脱いで、上はブラだけだ。
美香は、梨央の前から背中に手を回して、ブラを外そうとする。
美香の顔が梨央の首筋に近づいた。
ブラが外されるより、唇が重なるほうが先だ。
美香の少し厚い唇が、梨央の唇に押し付けられる。
梨央は当然のように唇を開いた。
女の唇は、男の唇とは少し違う。
梨央は女性の唇も嫌いではなかった。
ブラが外され、解放された梨央の乳房に美香の手のひらが乗る。
手と指の感触は、唇以上に男と女では違う。
やはり、手は男のほうがいい。
特に梨央のような女には、太くて強い指のほうが合っていた。
美香の唇が、梨央の首筋から乳房へと下がり、美香の手が、スカートのホックにかかった。
スカートが床に落ちると、美香の手は、今度は梨央のお尻へと回された。
Tバックでむき出しの尻肉を美香がぎゅっとつかむ。
「あっ」
男より指が細い分が痛みがストレートだ。
前かがみで乳首を咥えていた美香のからだがすっと下にさがり、美香の目の前で梨央はショーツを下ろされる。
ヘアの手入れはちゃんとしている。
ちょっと薄めのヘアに美香が鼻を押し付けてきた。
美香の鼻の先が梨央の敏感な部分に押し当てられる。
さらに舌が伸びてきた。
「ああ、あの…シャワーを…」
来る前にシャワーは浴びては来たが…
「そうね。そうだったわね。先に入ってて、すぐ行くから」
「はい」
バスルームに入ると梨央は、すぐに股間から洗い始めた。
美香は、本当にすぐにやってきた。
「洗ってあげるわ」
美香はスポンジにボディソープを垂らしながら、
「壁に手をついて、お尻を突き出して…」
梨央は言われたとおりの姿勢をとった。
「お尻は自分じゃ見えないでしょ。きれいにしておいてあげるね」
「すいません」
「きれいなお尻ね」
「そんな…」
「お尻でもするの?」
「はい。たまに…」
「そう」
「あのぉ、ショーって…?」
梨央は、ようやくそれを尋ねた。
「まぁ、ショーには違いないんだけど、わたしと楽しみましょうってこと。周りのお客は気にせずにね…」
(やっぱり、そういうこと…)
アナルの周辺を洗っていた美香の指がお尻の穴の中に入ってきた。
(あっ…)
「一度に大勢とした経験は?」
訊きながら、美香はお尻に差し入れた指をくりくりと指を動かす。
「あります」
「そう」
「今日、大勢とするんですか?」
「わたしはOKなんだけど、あなたは?大勢は、嫌い?」
「そうでもないですけど…」
「お尻と口ね。あそこはNGっていうことでいい?」
「美香さんに任せます」
「そう。じゃぁ、そういうことで…ね」
「お尻、だいじょうぶ?」
美香が訊いた。
「えっ、ええ。今日は、そういうのもあるかなって…」
隷従の約束は、今日明日の二日で終了だ。
後二日は、何をさせられるかわからない。
梨央は、昨日から下剤を飲み、純一が帰ってくるまでにお腹のお掃除は済ませていた。
「そう」
美香は、梨央のお尻から抜いた指を、さりげなく鼻に当てた。
悶絶 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
悶絶(3)
(3)
「わたしも洗ってくれる?」
今度は美香が壁に手をついてお尻を突き出した。
豊満でまんまるな梨央のお尻とは違ってきゅっと締まったどちらかというと男性的なお尻だ。
梨央は手のひらにボディソープを垂らし、指でていねいに洗っていく。
襞を指で挟んでこすり、付け根の固い部分を周辺からくるくると円を描きながらたどりながら、もう一方の手でお尻の穴を洗う。
もまた、美香のお尻の穴に指を入れる。
梨央の細い指は、何の抵抗もなくすっと付け根までおさまった。
「わたし、お風呂が好きなの。いっしょに入る?」
「ええ」
美香は梨央を、後ろから抱きかかえるようにして湯船につかった。
純一と入るときもそうされる。
すぐに乳首と股間を弄られた。
これも純一と同じだ。
違うのは、背中に感じる乳房の柔らかさとお尻にあたるはずのものがないということ。
(このほうが気持ちいい)
「ねぇ、縛られるのは好き?」
「えっ…、わかりません。あまり縛れたことないから…」
「そうなの?」
美香が意外そうな声を出した。
「手枷とかアイマスクは?」
「それは、ときどき…」
「ふーん」
美香は、梨央の知らない純一を知っているようだ。
「純一は、縛るんですか?」
梨央のほうから訊いた。
「えっ、ああ、そうね。縛るのが好きみたいだけど…」
美香は言葉を選んでいるのか、しゃべりがぎこちない。
「わたし、肌が弱いから…」
梨央も純一に縛られたことはある。
そのとき、縄の痕が1週間以上消えなかった。
縄の痕だけではない。
強く吸われただけで唇の痕がくっきり残る。
それ以来、純一はめったに縛らなくなった。
たまに縛るときもきつくはしないし、手や足は縛らない。
(純一、気にしてたんだ。わたしのこと…)
梨央は、なんだか申し訳ない気分になって黙り込んだ。
「でようか。ふやけちゃみっともないから…」
美香はちょっと大きめの声を出して、立ち上がった。
バスルームを出ると、美香は、持ってきた大きなバッグを開けて何か取り出した。
「これ着てみて?サイズがわからなかったから…」
渡されたのはチャイナドレスだが、かなり丈が短い。
サイズが合うかどうか、梨央は試着した。
真っ白な太ももがぎりぎりまで露出する。
梨央の大きなお尻を包み隠すことは不可能で、脇のスリットは立っているだけですでに割れていた。
(歩いたら、ずりあがっちゃう)
首には少し余裕があったが、脇はきつい。
大きく開いた胸元から、梨央の乳房があふれ出そうだ。
「きゅうくつ?」
美香が訊いた。
「ちょっときついかも…」
「息がきついとか?」
「それはないけど…」
「じゃぁ、これでいこうか?一応、合わなかったらって思って別のも用意したんだけど…」
美香はそう言って、淡いピンクのナース服を見せた。
「せっかくのおっぱいだものね。やっぱ、見せないと…」
ナース服では、乳房は見せられない。
「下着は、これね」
「これ…だけ?」
薄い、しかもほとんど紐といったほうがいいようなショーツだけだ。
「そのチャイナドレスに、ブラは無理でしょう」
確かに乳首の位置ぎりぎりのところまで開いているので、乳首を覆ってしまうとブラが見えてしまう。
しかも肩紐も見えてしまうから、ストラップレスでないと無理だ。
乳首を覆わないチューブブラなどないし、ヌーブラもだめ。
ストラップレスの4分の1カップブラなどあるはずもない。
美香の言うように“無理”だ。
梨央は、チャイナドレスを脱ぎ、今度はショーツを穿いてみた。
前も後ろもそこそこ面積はあるのだが、股間が後ろまで大きく開いている。
ショーツをつけたまま、お尻の穴も使える。
オープンブラやオープンショーツは、梨央も結構持っている。
純一に言わせると、“すべてを見せるより、隠すべきところだけを見せるほうがエロティック”なのだそうだ。
「そこに立って…」
美香に言われて、梨央は壁に背を向けてはりついた。
梨央と同じようにショーツだけを見につけた美香が、前に立った。
美香のショーツもオープンタイプだが、ショーツの前に小さなポケットがあり、こんもりと膨らんだそのポケットから細いコードが伸びている。
美香は、壁にはりついた梨央にぴったりとはりつく。
梨央の股間に美香の股間のふくらみが当たった。
美香はそのふくらみをさらに押し付けながら、バイブのスィッチを入れた。
ブーンというモーター音が部屋に響く。
「あっ…」
美香は、両腕を梨央のお尻に回しさらに引き寄せる。
梨央もまた、美香の背中に腕を回して、しっかりと美香に抱きついた。
ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ
(何?)
「時間みたい、そろそろ行かないと…」
鳴ったのは、美香がセットしていた携帯のアラームだった。
悶絶 (1) (2) (3) (4) (5) (6)