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秘密5
あやのエッチな毎日☆
5.
亜矢は、音を立てないようにゆっくりと鍵を回した。
カシャッ
今日は、直人の彼女、絵梨がいるはずだ。
そっとドアを開け、中に入る。
玄関に女の子の靴があった。
(来てるんだ)
耳を澄ますが話し声は聞こえない。
「ふーっ」
亜矢は、緊張をほぐすようにひとつ大きく息を吐いた。
(さぁ、乱入するかな)
そこからは、亜矢は普通に音を立てて居間に向った。
居間には、誰もいない。
「直人さん、いるの?」
父親の愛人という設定だが、考えてみれば、直人の父親は独身だ。
亜矢は、とりあえず義理の母親っぽく、直人に“さん”をつけてみた。
「ああ」
直人の部屋から声がした。
「シュークリーム買ってきたわ。食べる?」
突然やってくるには、それなりに小道具も要る。
亜矢は、シュークリームを持って直人の部屋に入った。
直人はベッドにいた。
裸だ。
うつ伏せになった少女に乗っていた。
彼女の両腕は背中に回され、手首に巻かれた左右の手首の拘束具がリングでひとつにつながれていた。
「あら、彼女?」
亜矢がごく普通のトーンで直人に訊いて、そのままベッドに向ってやってくる。
(えっ、ウソ?)
うつ伏せの絵梨は、慌てて亜矢とは逆の方向に顔を向けた。
「裕(ゆう)ちゃん… (どいて。お願い…)」
上に乗って挿入したまま全くどこうとしない直人の下で絵梨がもがいた。
だが、両手が背中で拘束され、しかも直人に乗られていては動けるはずもない。
亜矢は、向こうを向いている絵梨の顔を自分のほうに向けて声をかけた。
「こんにちは」
(えっ?…)
あり得ないあいさつに絵梨はさらに困惑した。
こんな格好で挨拶を返せるはずもない。
「裕(ゆう)ちゃん」
絵梨は、もう一度直人を呼んだが、直人は応えない。
「いや」
直人は、抵抗する絵梨のお尻を持ち上げて自分に引き寄せると激しく突き始める。
お尻だけを突き出した格好だ。
「裕(ゆう)ちゃん。やめて」
とうとう絵梨はそれを声にしたが、それでも直人はやめない。
「親父の彼女で亜矢さんだ」
(そんなことより…)
こんな状態で紹介されて、どうしろというのか?
絵梨はどうしていいかわからない。
「亜矢です。あなたお名前は?」
亜矢まで声をかけてきた。
(ええーっ。何なのこの人?)
「絵梨」
絵梨は、直人にバックから激しく責められながらもなんとか名前だけは伝えた。
「直人さん、ちょっと休んでシュークリーム食べない?」
(休んで?)
まるで勉強中の子供におやつを持ってきたという感じだ。
「わかった」
(彼女の言うことはきくの?)
絵梨は、やっと直人が離れてくれると思ったが、直人は、絵梨に挿入したまま、絵梨の上半身だけを引き起こした。
ベッドにお尻をついた直人の上に今度は絵梨が乗っかる格好だ。
(何なの、裕ちゃん。どうするの?)
「絵梨ちゃんも、食べる?」
亜矢が絵梨の口の近くにシュークリームを差し出す。
(はぁ?何なの、いったい?)
直人に挿入されたまま上下に揺すられているのだ。
食べられえるはずがない。
「いえ。いいです」
絵梨は、答えた。
(ああ、なんで、こんな格好で普通の会話なの?)
「そうか。手が使えないのね。直人さん、絵梨さんの手をはずしてあげて…」
「いえ。そういうことじゃ…」
絵梨が答える前に、直人はもう、絵梨の手首の拘束をはずした。
(彼女の言うことはきくんだ)
絵梨は少しいらついた。
絵梨の腕を解放した直人は、それでもまだ絵梨に挿入したまま、絵梨を仰向けに倒した。
「きゃっ」
また倒されるとおもってもいなかった絵梨が小さな声をあげた。
亜矢が直人の口にシュークリームを押し込むが、大きなシュークリームはいっぺんには口の中に納まらない。
「彼女にもあげて…」
亜矢は、直人の頭に手を掛け、仰向けの絵梨の顔の上に直人の顔を持っていく。
直人は口から半分以上が飛び出しているシュークリームを咥えたまま、絵梨の口に近づけていった。
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