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秘密3
3
「ねぇ、ちょっと聞いていい?」
食事を終えた亜矢は、食器は自分で洗うという直人の横で話しかけた。
「何?」
「さっきの話だけど、彼女のこと聞いていい?」
高校生の言うSMというのがどのくらいのことなのか亜矢は興味がわいた。
「いいけど…」
「同級生?」
「うん」
「彼女からあなたに言ってきたの?」
「バレンタインにチョコもらったんだ。話もしたことないのに…」
「ふーん、それで本命だって?」
「そういうわけじゃないけど、チョコもらって初めて気づいたんだけど、最近、よく帰りに見かけてて」
「どういうこと?」
「下駄箱とか校門とかで、よく見かけてて、帰り道が途中までいっしょみたいで…」
「いっしょに帰ってたの?」
「彼女は、俺を待ってたらしいんだけど、俺、歩くのが早いから、いつも通り過ぎてたらしい」
「かわいいわね。彼女」
「だから、チョコもらった日、帰りは、いっしょに帰ったんだ、彼女の速さに合わせてね」
直人が笑うのにつられて亜矢も笑った。
「それから2、3日、いっしょに帰って、そしたら、彼女がね、家に来いって言うんだ」
「行ったの?」
「ああ。誘われれば行くだろ。普通」
「そうね」
「親は両方働いてて、けっこう夜遅くまで彼女一人らしくて…」
食器の片づけが終わったので、亜矢は、直人にコーヒーを入れて、リビングに移動した。
「その日に、キスして、そのくらいかなって思ってたんだけど、ぜんぜんOKって感じだったんで、最後までいっちゃったんだけど…」
「ふーん?」
「それから、しばらくは彼女の家でセックスしてたんだけど、やっぱ不安なんで、家に呼んだんだ」
「不安?」
「親は帰りが遅いけど、帰ってくるわけだからね。家は親は100パー帰ってこないでしょ」
「そうね。で、彼女にどんなことさせてるの?」
「どんなことって?」
「そうねぇ、例えば、縛ったりとか目隠ししたりとか?」
「目隠しはした。縛ったことはないけど、そういう道具は使った」
「道具?」
「ああ」
直人が、ベッドの下から、バッグを引っ張り出した。
中には、いろんな拘束具が入っている。
「これ、買ったの?」
「うん」
「全部、使ったの?」
「うん」
アナルストッパーまであった。
「お尻でもしたの?」
「うん。お尻なら、中に出せるでしょ」
「ふーん」
亜矢は16や17歳の女子高生が、手足を拘束されてお尻に挿入されているようすを思い浮かべた。
自分で聞いておきながら、どういうコメントをしたらいいのか迷った。
「外でやったこともある」
「外って?」
「図書館の裏にある公園」
「ふーん」
「あそこいつも誰もいないから」
「どうして、わざわざ外で?」
「人に見られるところで恥ずかしい目にあわせたくて」
「そうなの?」
「植え込みの脇のベンチで舐めさせて、立ったままバックで」
「ふーん」
それしか言いようがない
「写真も撮った。見る?」
「いいの?」
直人はパソコンを立ち上げた。
ちょっと小柄だが、かわいい子だ。
いきなり裸の写真が並んだ。
あそこのアップもけっこうある。
バイブを使っている写真も、はめ撮りの写真も…
「何、これ?」
玄関のドアの向こうで裸になっている彼女がいた。
「玄関の外で脱がして、そこでした」
「外で?」
「まさか、したのは玄関の中」
精液のかかった顔。
口いっぱいの精液を見せた写真。
亜矢は次の連続写真に驚いた。
立っている直人の前でしゃがんだ彼女。
直人のペニスを握る彼女。
それを舐めながら上目遣いに直人を見る彼女。
少し直人から離れて口をあけて待つ彼女。
その彼女の口の中に直人のペニスの先からおしっこが放たれている。
直人のおしっこを口いっぱいにためた彼女。
亜矢は言葉がなかった。
(どんな子なんだろう、この子?)
亜矢は、この少女に興味がわいた。
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