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人妻あやの失敗 2-2
2.明日、会える?
行為が終わると高志は、すぐに服を着始めた。
余韻も何もあったものではない。
「ごめん、今日、これからバイトなんだ」
「そうだったの?言ってくれればよかったのに」
あやも身体を起こした。
「会いたかったから…」
ばかばかしい会話には違いない。
高志の言葉をそのまま真に受けるわけではないが、悪い気はしない。
「これ」
起き上がってショーツを穿こうとしたあやに高志が、袋を手渡した。
「何?」
「ストッキング、穿いてみて」
あやは、袋を開けた。
黒のストッキングとガーターベルト。
「これを穿くの?」
高志は、あやが手にしていたショーツを取り上げた。
「まさか、これだけ?」
「そう」
あやは、ストッキングだけを穿いた。
「どう?」
「どうって…」
Tバックでもないとあるでは大違いだ。
股間を覆うものがないというのは、なんとも心もとないが、それよりも、ストッキングで生足を晒さずに済むことのほうがありがたかった。
「こっちのほうがいいわ」
「そう?」
高志は、あやをぎゅっと抱きしめた。
服を着た高志に、ストッキングだけ、ほとんど裸の格好で抱きしめられるのも悪くない。
大きく開いた股間に高志の指が侵入してきた。
「高志…、だめ、出かけるんでしょ」
「うん、そうだけど…、あやさんの格好、エロくて…」
「ばか、あなたがさせてるんでしょ」
「そうだけど…、ねぇ、顔は撮らないから後ろ姿だけ撮っていい?」
高志は二三歩下がって、携帯をあやに向けた。
あやは反射的に高志に背中を向ける。
「あやさん、すごいセクシーだから、ぜったいすごいから…」
あやの返事も待たず、高志がシャッターを切る。
あやは、前かがみになってお尻を突き出し、ブラをつけた。
高志が、気にいってくれている自分のお尻。
正直、あやは自分でもそのお尻を見てみたかった。
あやが服を着終えると、あやの携帯にメールが入った。
「今の写真、送ったから…」
「ばか」
「これが、僕のバイト先」
高志は、パンフレットをあやに渡した。
あやの駅の二つ先だ。
「同じ方向よ、うちから遠くないわ」
「そう?じゃぁ、いっしょに行こう」
「いいけど…」
「わかってるって、外じゃ他人な」
あやは、駅まで高志の少し後を歩いた。
高志もあやに話かけたりしない。
駅のホームでは、あやの後に高志が並んだ。
高志の手がそっとあやの腰にあてがわれる。
まるで十代の乙女のようにあやの心はときめく。
(ばか…)
電車が来た。
この駅の乗降客は多い。
多くの乗客が降り、入れ替わるように多くの人が乗る。
あやは、まっすぐ反対側の扉まで進む。
あやの駅では、そちら側の扉が開く。
あやの後にぴったりと高志が寄り添う。
扉が閉まる瞬間、駆け込みの乗客に押され、ぐっと扉に押し付けられる。
真後ろにいた高志が人に押され少し横にずれた。
電車が動き出す。
あやは、斜め後の高志の胸に寄り添うように身体を預けた。
高志の右手があやの腰に回って、あやをぎゅっと自分の方に引き寄せる。
高志の左手は前に回って、あやの股間へと伸ばされた。
(やだ、高志)
高志の手が、あやの太ももを這う。
あやは、少し足を開いた。
太ももをなでる高志の手の人差し指と親指の股が、あやの股間に押し当てられる。
ショーツは穿いてない。
生だ。
高志の指が入ってきた。
(高志、だめよ)
「僕のを触って」
高志が耳元で囁く。
(できないわ、そんなこと)
あやがためらっていると、あやの腰にあてられていた高志の右手が、ゆっくりと下がり始めた。
撫でるのではない。
スカートの裾まで下がると、そこから中に入ろうとする。
「だめ」
あやは、小さな声で高志にそう告げて、ズボンの上から高志のものを握った。
高志の右手はスカートの中に入らず、あやのお尻の上をさまよう。
電車の中でお尻を触らせている。
電車の中でおまんこをいじられている。
電車の中で男のものを触っている。
あやは、目を閉じた。
股間からぴちゃぴちゃという音が、聞こえる。
(高志、だめ、やめて、恥ずかしい)
太ももを冷たいものが伝って流れ落ちる。
高志の指が、激しく動き始める。
(あ、あぅ…)
思わず、声を出しそうだった。
(高志、だめ、もうだめ、立ってられない)
高志の胸に顔を埋めて寄りかかるあやを高志が抱きとめた。
「ふーっ」
あやがゆっくり大きく息を吐く。
車内アナウンスが入った。
あやの降りる駅だ。
駅が近づくと、この駅で降りる人の視線が扉側に集まる。
あやは少しだけ高志から離れた。
「明日、会える?」
「メールする」
顔を見合さず、扉に向っての会話。
「待ってる」
そう言って、あやは電車を降りた。
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