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由香里の日常2-4
4.初めての…
(何をしてるんだろう、わたし…?)
由香里は、祐二の大きな胸に顔を埋めていた。
由香里のスリップは、腰まで大きくまくれ上がり、祐二の手は、ゆっくりと由香里の襞にそって、股間を上下している。
(こんなこと…あり得ない…)
カメラマンが、モデルに…。
実際には、相手は工藤ではない。
しかし、工藤の助手と紹介された男だ。
(わたしが…後で報告したら…でも、何て言うの?)
由香里は、抵抗どころか、声すら上げていない。
(どうしよう?…どうしよう…)
祐二の手が離れ、由香里のスリップを脱がそうと由香里を起した。
(ああああ…どうしよう…)
悩みながらも、由香里の手が勝手に動いた。
由香里は、起き上がると、持ち上げられたスリップから、自ら手を抜いた。
祐二の唇がかぶさった。
祐二は、軽く唇を合わせると、そのまま、舌を首筋へと移し、また、由香里をゆっくりと後ろに倒していった。
右手は再び股間に伸ばされ、左手は乳房の上に乗った。手の平で乳首を弄ぶと、唇が反対の乳首を咥えた。
(あっ…)
由香里は、背中をそらし、顎を上げた。
初めての経験だった。
私立の女子中…高校、そして女子大と由香里は、これまで男性に接することがほとんどなかった。
男性と付き合ったことがなかった。
祐二は、急がずに、ゆっくりと舌で乳首を転がす。
由香里の敏感なところには、指の腹を当てて、細かく震度させた。
由香里の硬直した手足の力が抜けるまで、祐二はそれをゆっくりと執拗に繰り返す。
由香里の力がじょじょに抜けていった。
祐二の口が、再び由香里の口に当てられる。
軽く開いたままの由香里の口に祐二の舌が入った。
自分の口の中で、今日初めて会った見ず知らずの男の舌がうごめいた。
祐二は、由香里の腕を取り、それを自分の首に回す。
由香里は腕を、太い祐二の首にしっかりと巻きつけた。
祐二の舌の動きが荒くなる。
由香里の心臓の鼓動も激しさを増した。
祐二は、由香里の腕をはずして、由香里の足元へと移動すると、由香里の足を広げ、股間に顔を埋める。
「あっ…」
由香里は、思わず声をあげ、その自分の声に慌てて、両腕を交差させて顔の上に置いた。
祐二は、襞を舌で掻きわけ、小さいが固く尖ったものの先を舌先でつつくように刺激する。
さらに、両腕を伸ばし、由香里の両方の乳首を指で挟んだ。
いくつかの点を刺激されているだけなのに、その周囲全体にじわーっと熱い刺激が感じられて、由香里は、どこをどうされているのかわからなかった。
自分を咎める気持ちも初めての不安も、とっくに消えてしまっていた。
祐二は、由香里から離れ、今度は由香里の横に由香里とは反対の向きで横向きに並ぶと、仰向けに横たわっている由香里のお尻に右腕をいれ、由香里を抱きかかえるように左腕を由香里の脇の下から背中へと回した。
(何?…どうするの?)
祐二は、由香里を軽く持ち上げ、身体を入れ替えた。
由香里を、自分の体の上に乗せると、祐二は、すぐに、由香里の足を開き、そこに自分の顔を入れる。
由香里は、祐二の顔の上に後ろ向きで跨ってしまった。お尻の穴まで丸見えだ。
(また…見られてる…わたしのあそこ…)
心臓は、さらに激しく鼓動した。色白の由香里の体が、ピンクに染まっている。
祐二の舌は、再び由香里のクリを捕らえる。
「あああ…」
由香里は、身体に力が入らない。祐二にしがみつくように前のめりになった。
目の前に祐二のものがある。
由香里は、それをつかんだ。それはすでに固く大きくなっている。
経験はないが、どうするのかくらいは由香里にもわかっていた。
祐二の舌が、由香里の中に差し入れられた。
激しくはないが、足を閉じたくなるようなほんの少し、くすぐったさの混ざった微妙な感覚。
(気持ちいい…)
由香里は、つかんだ祐二のものを口に入れた。
どうしたらいいのか、全く分からない。
とにかく、先端にぐるっと舌を這わすが、祐二の刺激に、由香里の舌は何度も動きを止めた。
祐二は、下から由香里の腰を抱え、由香里の下半身の自由を奪うと、できるだけ奥にまで舌を差し込んで来る。
「あああああ…あああ……」
とうとう由香里は、祐二のものから口を外し、大声を上げて、祐二の上に倒れこんだ。
祐二は、由香里と身体を入れ替えた。
仰向けになった由香里は、子供が泣きじゃくるように、横を向いてひくっ、ひくっと息をしている。
祐二は、由香里の太ももに手をかけ、大きく開く。
由香里の足に力が入った。
祐二は、ゆっくり、少しずつ入ってきた。
痛いはず…由香里はそう思い込んでいた。
痛い…でも、もっと痛いはず…来る…来る…来る?
思っていた痛みは、来なかった。
祐二が、かなり奥まで入っていることは由香里にもわかる。
ぐーっと奥まで差し入れたまま祐二は、動かない。
由香里の上に乗り、首筋にかすかに舌を這わせる。
くすぐったいはずの感触が、微妙に異なっている。
ほんのわずかな違いだが…、くすぐったくはない。
由香里は、下から祐二の首に手を回し、ぎゅっと祐二を抱きしめた。
祐二の腕が、由香里の腰の下からお尻にまわり、少しだけ由香里はお尻を持ち上げられた。
由香里の中で、祐二のものの角度が変わって、くいっと奥に当たる。
「あっ…」
祐二のものの動きが伝わってくる。自分の中に祐二がいることがはっきりとわかる。
祐二は、ぴったりと由香里に密着したまま、腰だけを動かした。
祐二のものは、くにゅくにゅと左右に動きながら前後する。
由香里の中で、痛みが来そうな不安が徐々に薄らいでいき、しっかりと祐二に巻きつけていた腕から力が抜けた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
祐二の微妙な動きに合わせるように由香里は息を吐いた。
祐二は、少し早く、前後に大きく動いた。
一瞬、由香里の眉間にしわがよった。
「あぁ…あぁ…あぁ…」
祐二は動きを止め、横を向いて目を閉じている由香里の顔を真っ直ぐ自分に向かせた。
由香里が目を開ける。
祐二は、悪戯をした少年のような目で由香里を見ていた。
由香里は思わず微笑んだ。
「だいじょうぶ?」
由香里は、小さくうなずく。
「痛くない?」
また、うなずく。
「ちゃんと、外に出すから…いい?」
何が“いい?”なのか、理解できないまま由香里は、ただうなずいた。
祐二は、由香里から身体を離すと、両腕を由香里の膝の内側から上に伸ばし、由香里の乳房に手の平をかぶせる。
由香里のお尻が少し浮き、足は左右に大きく開かれた。
祐二が、ゆっくりだが大きく動き出す。
くいっと入ってきてぐいっと突く。
由香里の痛みに対する不安は、もう完全に無くなっていた。
「ふぅ…あ、あぁ…あ…ふぅ…」
由香里の頭が左右に揺れだす。
祐二は激しく動き出した。
「あ…ああ…ああああ…あああ…」
ふっ…ふっ…
祐二も息を短く吐き始める。
「あぁ…あぁ…あぁ…」
最後に祐二は息を飲み込んで、由香里から離れた。
祐二は起き上がり、バスルームに向った。
ふーっ
大きな溜息をついて由香里は、天井を見上げた。
(あっ…)
由香里は何かを思い出したように、身体を起し、自分の股間を見た。
(いつのまに…?)
由香里のお尻の下に、タオルが敷かれていた。
由香里は、そのタオルを見た。
(だいじょうぶだわ…)
すぐに出てきた祐二と入れ替わるように由香里は、そのタオルを握ったままバスルームに入った。
出血は…ほんのわずかだった。
(でも…どうして…)
どう考えても、変な撮影だった。
撮影ではなく、最初からセックスが目的だったとしか思えない。
しかし、仮にもプロのカメラマンがそんなことをするのだろうか?
経験の浅い由香里にはわからなかった。
それに…
(どうして、わたしがバージンだってわかったんだろう…)
祐二の子供のような目が浮かんだ。