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りんの挑戦2-4
4.不倫バー
「今日は、外に出ようか?」
りんが祐二の部屋に入ると、祐二はすでに外出する格好でりんを待っていた。
明日が休みなので、予め、今日は、時間制限なしと言われている。
「は・・・はい」
「すぐ出かけられる?」
「ええ、でも、この格好・・・」
りんは、ノーパンだったので会社で着替えるわけにもいかず、制服の上着をジャケットに着替えただけの格好だ来ていた。
外出に不都合な格好というわけでもないが、ノーパンなのは別としても、ジャケットを脱げば真っ赤なブラが透けて見える。
ブラも輪郭の部分以外はシースルーなので、結局、乳房のほとんどが透けてしまう。
目を凝らせば、乳首の位置どころか、乳首そのものさえ確認できてしまう。
「それでいいんだ。その格好でいいんだよ」
そう言って、祐二はりんの手をとった。
「でも・・・・」
すでに祐二は歩き出している。
りんは、ひっぱられるようについて行った。
祐二が呼んだのだろう。マンション前で、タクシーが待っていた。
車で10分くらい。タクシーを降りると、祐二は、このあたりでは有名なホテルの並びに建っているオフィスビルにりんを連れて入った。
(こんなところに・・・お店があるの?)
エレベーターの中の各階の表示を見ても、お店らしい名前はない。
りんは、てっきり食事だと思い込んでいたのだが、もしかしたら違うのかもしれない。
(何なんだろう?・・・こんな格好だし・・・・)
りんは戸惑ったが、ただ、祐二について行くしかない。
最上階でエレベーターを降りた。
エレベーターを出ると、・・・・やっぱり、どう見てもオフィスだ。
祐二が、何の表示もない扉を開けた。
(へぇー・・・・)
中は、バーカウンターがあるラウンジになっていた。
「祐二さん、ここ?・・・・」
外観とのギャップに、りんは驚いて、祐二の腕を取った。
「不倫バーって言うらしい・・・ハプニングバーみたいなもんだと思ってくれればいい」
祐二は、奥へとりんの腕を引いた。
中央にぽっかり空間があり、ほんの少しだが、床が上がって舞台のようになっている。
外側にカウンター、舞台を囲むよう小さなテーブルとゆったりとしたソファが並んでいる。
りんを連れて歩く祐二に向かって、何人かが、軽く頭を下げて挨拶をする。
どのテーブルも、スーツ姿の男性と、OL姿の女性で占められていた。
「仮装かなんかですか?」
席につくと、りんは、祐二に訊いてみた。
「どうだろうね・・・仮装の人もいるのかもしれないけど・・・けっこう、本物なんじゃないのかな」
「本物?」
「社長と秘書とか・・・・ふだんは、どこかホテルとかで不倫してるんだろうけど、女性が、制服姿のままっていうわけにはいかないだろ。制服が好きな男もいるんだよ、世の中には・・・」
「祐二さんも・・・そういう趣味ですよね」
「ああ・・・そういうことだ」
相変わらず、祐二は表情を変えない。
よく見れば、テーブルにいる制服姿の女性とは別に、りんが着ているのと同じ制服の女性もいる。
「あの娘らは・・・ここの女の子ですか?」
「そうだろうね」
祐二もよくはわかっていないようだ。
「わたしと同じ制服・・・・・」
りんは、誰に言うともなく呟いた。
祐二もそれには答えなかった。
ずっと流れていた曲が変わった。
部屋の照明が落ち、中央の舞台らしき場所にスポットが当たる。
「ショーですか?」
りんは、祐二に尋ねた。
「そうみたいだね」
バーカウンターの奥の部屋から女性が二人、ステージに向った。
わざと胸の部分だけ、大きく開けた淡いブルーのアオザイに身を包んだ長身の女性が、アイマスクをした小柄でぽっちゃりした女性の腕を引いてステージの中央にあがった。
ぽっちゃりした女性は、淡いピンクのアオザイ、胸が開いているのは同じだが、彼女は下にパンツをはいていない。歩くたびに、左右、腰まで入ったスリットから、生の真っ白な足が見え隠れする。
ステージ中央で、彼女はりんたちの方に向いた。
アイマスクをした女性が縄で縛られる。
豊かな乳房の上下に縄を掛けられ、大きく開いた胸元から、乳房のほとんどが露出する。
アオザイの裾は片方に寄せられ、縄は彼女の股間にも回って、最後に彼女は両腕を吊られた。
(アイマスク・・・・)
りんは、ずっと彼女のアイマスクが気になっていた。
(彼女・・・入って来た時からマスクをしてた・・・)
ずっと目隠しをされたまま、・・・・ここがどこだかわからずに、縛られてるとしたら・・・
りんは、彼女の状況を自分に置き換えた。
「ああ・・・・」
彼女は、さらに片足も膝のところで吊られ、爪先立ちの足一本で、自分の体重を支えた。
もう一人の女性が、彼女の背中から手を回し、彼女の秘部をまさぐり、襞を掻き広げ、上端の突起を細くて長い指で挟んで前後に擦り始める。
「あああ・あああ・・」
周囲の話し声が消え、彼女の声だけが響く。
何も見えない。聞こえるのは、音楽と話し声。
どんなところかもわからない。どんな人が回りにいるのかもわからない。
そこで、脱がされる。縛られる。弄られる。
そんな想像をしたりんは、どきっどきっと自分の心臓の鼓動が聞こえ始める。
(いやだ・・・わたしったら・・・)
りんは、熱くなった頬を両手で隠した。
「りん、服を脱いで見せて」
祐二の指示は、いつも突然だ。
「ここで・・・ですか?」
「そう・・・だめか?」
ステージのショーのために、ステージ以外の照明は、かなり落とされている。
「いえ、いいです」
りんは、祐二の前に立つと、ゆっくりとスカートをひきあげていった。
徐々に、真っ白な大腿があらわれ、太股の付け根まで持ち上げると、ゆっくりと後ろを向いて、祐二に向かって、お尻を突き出して見せる。いつもの脱ぎ方だ。
それから、さらにスカートを捲り上げ、完全にお尻を晒して、ストッキングを膝まで下ろす。
りんは、ストッキングを脱いでから、スカートを脱ぎ、再び祐二の方を向いた。
綺麗に整えられたりんのヘアーが、祐二の目の前だ。
りんは、下半身を全て晒したまま、今度は、ブラウスのボタンを一つずつゆっくりと外していった。
下から祐二が見上げる。りんは、祐二と視線を合わせ、ブラウスを脱ぐ。
もう、りんが身につけているのは、真っ赤なシースルーブラだけだ。
それは、全裸よりもエロティックな格好かもしれない。
りんが、肩紐をはずそうとするのを、祐二が制した。
「それでいい。ブラはそのままで・・・」
りんの視界の端に、いくつもの視線があったが、りんは、ただ祐二だけを見ている。
祐二の股間が、少し盛り上がっているのを見たりんは、祐二の足の間に座って、ファスナーに手をかけた。
「いいですか?」
「いいよ」
祐二が、そう答えるとりんは、祐二のものを外に出し、それを舐め上げる。
丹念に根元から先端へと舐め上げると、おもむろに咥え、喉の奥までいっきに飲み込む。
「りん、いっちゃいそうだよ」
「いっちゃってください。飲みます」
りんが激しく、首を振り出す。
りんは、吸い過ぎないように、気をつけながら、祐二のものを絞るように口を上下させた。
祐二が、りんの頭から手を放し、声をかける。
「ごらん」
そう言われて、りんが顔を上げ、ステージを見ると、背中から手を回していた女性が、彼女の後ろで、着ているアオザイを脱いで全裸になっている。
(えっ・・・・)
驚いたことに・・・彼女は男だった。
長身ではあるが、肩の丸みも形のよい乳房も、腰の張りも、お尻の丸さも、どうみても彼女は女性だった。その彼女の股間に、確かに大きくはないが、決して他の男性と比べて見劣りしないものがあった。
逞しい男性が3人、ステージに上がると、吊られていた女性は降ろされ、ストレッチャーのような台に仰向けに寝かされ、寝かされた彼女のお尻に、黒く太いバイブが挿入される。
「あああ・あああ・・・・・」
彼女の声が、大きく響いた。
その彼女に重なるように、男だったもう一人の女性が、自分のものを彼女の前に挿入した。
それは、ありえない姿だった。
りんは、その光景に目を奪われた。
上になった彼女のお尻に、今、ステージに上がった男性のものが差し込まれた。
残った2人は、前に回り、それぞれ2人の女性の口を使う。
目隠しされた彼女の口を使って、まるで性器のように激しくピストン運動していた男性が最初に口の中に果てた。続いて、上になった女性のお尻を抱えていた男性が、そのまま中に出す。
最後に、上にかぶさっていた女性の口を使っていた男性が、彼女から離れた。
上に乗っている女性の口が、下の女性の唇に触れると、その口元から白濁した液体がすーっと滴り落ち、それを下の女性が口を大きく開いて受けた。
りんは、再び祐二を見た。
隣りのテーブルでは、タイトスカートをお腹まで捲り上げた女性が、男性の膝の上に乗っている。
りんは、もう一度、祐二のものを咥えた。
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