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続・亜希の反抗4-6
6.覚悟
亜希は、動けなかった。
目をそむけることもできない。
「また、もらしちゃったわね」
背中のほうで由美子の声がした。
(由美子さん…)
まだ幼さを感じさせる理沙の顔が、かつて生徒だった由美子の顔とだぶった。
亜希は、生徒だった由美子の前にお尻を突き出したことがある。
そのとき、俊哉に乳首をいじられて、股間に舌を這わしている由美子におしっこをかけてしまった。
由美子にいじられながら、俊哉を受け入れた。
久しく思い出すことも無かったが、忘れてはいない。
亜希は力をいれて太ももをぴったりと閉じた。
今にも体の中から外に飛び出そうな何かを内に閉じ込めるように…。
亜希の放尿が終わると、少女は何も言わずにどこかに行った。
「あの子は理沙っていうの。わたしの従姉妹なんだけどね」
「千春さんの従姉妹?ごめんなさい、おしっこ…かかっちゃった」
「だいじょうぶよ。着替えは持ってるから…」
千春は事も無げに答えた。
(着替え?)
おしっこをかけられることが着替えの問題なのか?
亜希は、あらためて祐二の言葉を思い返した。
“負けなければ勝てる”
自分よりはるかに若い少女なのに…。
亜希のまわりの輪が次第に縮まっていた。
男達の視線をどんな表情で受け止めればいいのか、亜希はひたすら男の視線をかわし続ける。
「どんな気分?」
由美子が亜希の耳元で囁いた。
「恥ずかしい」
声にならないほどの小さな声で亜希は答えた。
「そうじゃなくて、気持ちいい?」
(気持ちいい?)
あり得ない質問だ。
こんな姿をかつての教え子に見られることすら恥ずかしいのだ。
気持ちいいはずがない。
亜希は、自分の顔を覗きこむ由美子と視線を合わせた。
(由美子さんは、気持ちいいの?)
裸で足を開いて恥ずかしいところを人前に晒している自分に“気持ちいい?”と聞くぐらいだ。
由美子は、こういうのがいいのかもしれない。
不意に千春が亜希の股間に指を這わせ、すっと指を挿入した。
「濡れてるわよ」
(濡れてる?わたしが…?)
千春に言われて、亜希は初めてそのことに気がついた。
(感じてるの?わたし…)
若い男と目があった。
「見るだけ?使ってもいいの?」
男の一人が千春に話しかけた。
(使う?)
「どうぞ」
(どうぞ?)
男達は、亜希の目の前で、千春を四つんばいにさせ、前後から挿入した。
垂れ下がった千春の豊満な乳房が、男に突かれるたびに小刻みに揺れる。
やがてそれは、上下に激しく揺れだし、左右の乳房が不規則にぶつかり合った。
(使っていいか?…どうぞ)
直前の二人の会話。
そういうものなのかもしれないと思った。
「うっ」
小さくうめいて千春から離れた男は、亜希の前に立って、亜希の口の中に肉棒を入れてきた。
亜希の口に放出するつもりらしい。
亜希は、それを受け入れた。
男は、数回激しく突き入れて亜希の口に放出し、その後も亜希に丹念に残滓の処理をさせて亜希の口を解放した。
「この人もいい?」
別の男が、かたわらにいた由美子に聞く。
子どものような甲高い声だ。
「いいわよ」
亜希の意志など確かめることもなく由美子はOKした。
男もまた、亜希に話しかけもせず、亜希の股間をまさぐり、その中に挿入した。
「あっ…」
痛みもひきつりもない。
男のものがすんなりと根元まで亜希の中におさまった。
「気持ちいい?」
由美子はまた同じ質問をした。
「感じることと、好き嫌いとは無関係でしょ?」
(無関係?)
「見られるのは恥ずかしい?でも濡れてるわ」
確かにそうだった。
「あなたを使いたい男が、ほら、いっぱい寄ってきたわ。どう?」
(わたしを使いたい?)
何の会話もない。
男は、亜希の中にただ挿入するだけ。
どこの誰かも知らない男のペニス。
無理矢理犯されてきた昨日までとそう変わるものでもないが、不思議に惨めさは感じない。
ぞっとするような嫌悪感もなければ吐き気も感じない。
男の動きが激しくなった。
亜希は、子宮の奥をしぼめるように、そこに込めていた力を緩めた。
「あっ…」
とたんに声が出た。
同時に、一気に腰の奥から熱いものが湧き上がってくる。
もっと声を出したくなった。
「いい、いい、ああああぁぁぁ」
亜希が達したのを確認した男が、自分のものを亜希の口に持っていくと、亜希は大きく口を開いて、男のものを待ち受けた。