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菜穂子の憧憬1-4
4.かわいい
菜穂子は、ゆっくり立ち上がり、両足を開いて、手を壁につき和也のほうにお尻を突き出した。
和也は少しかがんで、目の前の菜穂子のお尻に手を伸ばしかけてやめた。
開いた足の間から、菜穂子の秘部がのぞく。
和也は、そこに見いった。
(和也、お願い、さわって)
何もされないで、ただ見られる方がはるかに恥ずかしい。
ようやく、和也が手を伸ばし、菜穂子のまぁるくつやつやしたお尻をなで始めた。
菜穂子の豊かな双丘を左右に広げて、お尻の穴、そして、今度はピンク色の菜穂子の秘部の両襞を指で押し広げ、露骨に中までじっと覗き込んだ。
(あぁ、わたし、なんて格好してるんだろう)
菜穂子は、足を開いて、和也の顔の前にお尻を突き出している自分の格好を想像した。
(ああ、だめ、わた、変)
心臓がどうにかなってしまいそうだ。
「和也、洗ってくれる」
声がかすれた。
「うん」
和也は、そこもゆっくりと手で洗った。
温かく、にゅるっとした感触が和也の手に伝わる。
和也の手が菜穂子の感じる突起に触れるたびに、菜穂子の身体がぴくっと震えた。
「和也、もうちょっと上」
「ここ?」
和也の指にちょっとした突起物が触れた。
「そう、そこ、それ、あっ」
「気持ちいい?」
「いい、気持ちいいわ」
それを聞くとなぜか和也はさっと腕をひっこめ、シャワーで石鹸を流しだした。
(えっ、どうして?)
菜穂子は、拍子抜けして和也のほうを振り返った。
が、和也はやめたわけではなかった。
すぐに今度は菜穂子のそこを舐めだした。
和也は、突起を舌でなめ、唇ではじいた。
「ああああ」
菜穂子は声を出した。
まさか、和也がそんなことをするなんて思ってもいない。
予想外のことに菜穂子の興奮はいっきにたかまった。
すぐに、立っていられないほどになり、太ももが震えだした。
「もう、いいわ。和也、ありがと、もう…いいわ」
菜穂子が振り返ると、そこには嬉しそうに微笑んでる和也の顔があった。
(かわいい)
菜穂子は素直にそう思った。
「あら」
下を見ると、和也のものは再び大きくなっている。
「また、こんなになってる」
菜穂子はそう言うと、和也の前にかがみ、今度は手でしごきだした。
「だめ、だめだよ」
和也は今度は、抗ったが菜穂子はそれを放さない。
2回目の放出は、菜穂子の胸だった。
放出したばかりの和也のものを菜穂子はまた咥える。
過敏になっているせいで和也は思わず腰を引いたが、菜穂子はかまわず、和也のそれをしゃぶり続けた。
お風呂から上がると、二人はそれぞれの部屋に入った。
なんとなく気恥ずかしかった。
菜穂子は、ベッドでねころんだが、体のほてりがおさまりそうにない。
(眠れそうにないわ)
菜穂子は和也との行為を反芻するかのようにオナニーを始めた。
菜穂子の左手が自然に乳首へ、右手は股間へと伸びていった。
(和也にお尻もあそこも見せた。ああぁ、恥ずかしい、気持ちいいって言っちゃったし…)
すぐに子宮が熱くなって指がぐしょぐしょになった。
ぐしょぐしょの自分のそこを見たいと思った。
ベッドの横にはクローゼットがあり、その扉の内側には大きな鏡がついている。
菜穂子は、その扉を開け、鏡に向かって両足を開き、自分の秘部をうつした。
(ああ、いやらしい格好)
「菜穂子は、今日、弟のチンチンをしゃぶりました」
菜穂子は、小さな声でそう口にした。
(わたし、きっと変態)
「そうだ」
(どうせ変態なんだし)
菜穂子はひとり納得して、デジカメを取り出して、鏡の中の自分の股間にピントを合わせた。
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