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菜穂子の憧憬1-5
5.弟とセックス
それから時々、菜穂子は和也をお風呂に誘った。
罪悪感はほとんどないが、多少の後ろめたさはある。
和也も同じなのだろう、誘われれば嫌がりはしないが、食事を終えるとことさらに菜穂子を待つわけでなく、さっさと一人でお風呂に向かう。
食事の後片付けをする菜穂子とはタイミングが合わない。
「和也、今日、一緒に入る?」
食事中に思い切って菜穂子が声をかけると、
「ああ」
無表情にポツンと答えたが、食事が終わるとさっさと一人先にバスルームに向かった。
(もう、和也ったら…)
菜穂子は、後片付けもそこそこにバスルームに向った。
和也は、先に身体を洗っていた。
(そういうことか…)
菜穂子はシャワーも浴びずにいきなり和也の前にしゃがんでペニスを咥えた。
「気持ちいい?」
和也は黙ってうなずく。
菜穂子の口の中で、和也のペニスはみるみる大きくなっていく。
まだ、小さなペニスが口の中で膨らんでいく感覚が菜穂子は好きだ。
放出した後、ちっちゃくなったペニスもやわらかくて気持ちがいい。
一度、ちっちゃくなった和也のペニスに頬ずりしていることろを和也に見られて恥ずかしかった。
菜穂子は、ペニスを手で持ち上げ、下のほうから念入りになめた。
ちらちらと和也の反応をうかがう。
(よかった、感じてるみたい)
今度は、先端をソフトクリームをなめるようになめまわし、すぐに口に含んで唇と舌で吸い上げた。
和也が腰を引いたが、かまわずにまた吸い上げる。
「だめだってっ、出ちゃうよ」
こらえきれずに和也が声を出した。
「出していいよ、飲んだげるから」
菜穂子の口の中で和也のペニスが少し震えると和也はいっきに放出した。
菜穂子は、すべてを口で受け、さらに放出の終わった和也のペニスをきれいになめてやった。
「和也、洗って」
いつものように和也は、手のひらいっぱいにボディーソープをたらし、菜穂子の体を手で洗い始めた。
和也は、後ろから菜穂子のおっぱいを撫で回すのが好きだ。
やわらかく、気持ちがいい。
乳首を手のひらで転がすようにしてやると、菜穂子は小さな喘ぎ声を出した。
「おねぇ、立って」
まっすぐ立った菜穂子を後ろから抱き、左手は乳首を指の間ではさみ、右手は股間へと伸ばした。
菜穂子のお尻に再び大きくなった和也のペニスがあたっている。
菜穂子はこの感触が好きだ。
和也の指は、菜穂子のクリトリスをこね、そのまま菜穂子の中に進入してきた。
「うっ」
今度は、菜穂子が声を上げる番だった。
和也が二本の指をゆっくりと出し入れする。
あたたかくぬるぬるした感触が気持ちいい。
菜穂子は壁に両手をついた。
和也のほうにお尻が突き出される。
「おねぇ」
「なに?」
「入れていいか?」
「えっ…」
当然の要求には違いないのだが、菜穂子はそうなることをなぜか考えていなかった。
(弟とえっちする?)
とっさに返事ができず菜穂子は黙った。
「口でしてもらうの好きだし、気持ちいいんだけど…」
和也がぼそっとつぶやく。
「和也、あのさ…」
菜穂子はようやく答えた。
「もし、和也が中で出しちゃうと妊娠するかもしれないでしょ」
「中には出さないよ」
「自信ある?絶対に出さない?」
「うん、絶対」
中学生の和也にそう言われても信じるのは到底無理だ。
「じゃぁね、和也、出そうになったら、早めにそう言って…いい?」
「うん、言うよ」
「じゃぁ、いいわ」
菜穂子は壁に手を突いて、お尻を高く突き出した。
和也は菜穂子のお尻を抱えるようにして菜穂子の中にペニスを差し入れた。
指で感じたのと同じ熱さとぬるぬるした感じがペニスにも伝わる。
和也は、ゆっくりと慎重に腰を動かした。
「和也、気持ちいい?」
「うん、おねぇは?」
「いいよ、気持ちいい。和也のが入ってるんだね」
「うん、入ってるよ」
菜穂子にも初めてに近い快感だった。
和也はゆっくりと動き出した。
ゆっくり侵入してきて、止って、最後に少しだけツンと突いてすっと引く。
すっと引かれるときに一瞬、きゅんとなる。
「あっ…あっ、あああ」
菜穂子は声をあげた。
和也はそれがうれしかった。
一度放出しているので、二度目はすぐにはやってこない。
和也は、少し動きを早めた。
「あっ…」
菜穂子の頭が左右に揺れる。
和也は、菜穂子のお尻にぴったりと密着するまで奥深く挿入して、菜穂子の乳房に手を伸ばした。
菜穂子が乳房に異様に反応するのは知っている。
和也の指が菜穂子の乳首に触れたとたん、菜穂子はのけぞった。
「あああ…ん」
菜穂子が小さくお尻を振りはじめた。
動けという催促なのだろう。
和也は再び、深く突き上げた。
「ああああ」
(やばいかな?)
もっともっと菜穂子をよがらせたかったが、そうもいかなくなってきた。
ペニスの根元のほうで、熱いものが今にも吹き出さんばかりの勢いになってきている。
「おねぇ…」
和也のそのひとことで菜穂子は察した。
さっと和也からお尻を離すと、菜穂子は向きを変えて、和也の前にしゃがんで目の前の和也のペニスを口に咥えた。
まだだ…。
菜穂子は、和也のお尻に両手を回し、和也のペニスを口でしごく。
「うっ」
和也は小さくうめいてふたたび、菜穂子の口に放出した。
ごくっ
菜穂子は、それを飲み干した。
「ごめんね、和也」
菜穂子は、早く離れてしまったのを謝った。
「いいよ、気持ちよかったから」
「そう、よかった」
(とりあえず、よかった。でも、・・・どうしよう)
菜穂子の心配は、中に出されたらどうしようということだ。
「やっぱりゴムかな」
菜穂子は誰に言うともなくつぶやいて、バスルームを出た。