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菜穂子の憧憬1-1
ロンギング
~菜穂子の憧憬~
プロローグ
「お母さん・・・・」
後ろで小学2年になったばかりの菜穂子が自分を呼ぶのを聞いて由香里は振り返った。
見ると、菜穂子は地面にしりもちをついたまま、泣きそうな顔で座り込んでいる。
「あらっ、早く立って」
遊園地の地面はきれいに掃除はされているが、昨日の雨でまだ濡れている。
由香里は菜穂子を立たせた。
「あーあ、濡れちゃって・・・」
そう言うと、由香里はバッグの中から小さなタオルを取り出した。
菜穂子のスカートを持ち上げて菜穂子のパンツをつるっとひざまで下ろす。
(えっ、お母さん…ねぇ、大勢人がいるよ。)
菜穂子が振り返ると、いつもよく遊びに来て、菜穂子と遊んでくれているお兄ちゃんがいた。
目が合った。
(ああ、お兄ちゃんも…お兄ちゃんも見てるよ。恥ずかしいよ、お母さん。菜穂子、恥ずかしいよ)
菜穂子は、真っ赤になって、顔を伏せた。
「世話の焼ける子ねぇ、もうだいじょうぶよ」
そう言いながら由香里は、菜穂子のお尻を拭き、今度はハンカチを菜穂子のお尻に当てて、元のようにパンツをはかせた。
(お兄ちゃんに…、お兄ちゃんにお尻、見られちゃったよ)
第1章
1.初めてのオナニー
「和也、ごはんだよ」
菜穂子は、弟、和也に夕飯の支度ができたことを伝えた。
「うん、すぐ行く」
返事はするが、きまって、すぐは来ない。何をやってるかは想像がついていた。
(また、見てるな)
菜穂子は和也の部屋のドアをこっそり開け、音を立てないように和也の後ろに近づいた。
「和也、明日試合でしょ、Hサイト見てる場合か?」
突然、背後で姉の声を聞いて、和也は慌てた。和也の股間は大きく盛り上がっており、それは背中越しに覗き込んだ菜穂子の目にもしっかりとらえられた。
「こら、勝手に入ってくるなよ」
和也は、前かがみになって股間を見られないようにしたが、隠せるものでもない。
菜穂子は、和也の状況も抗議もをあっさり無視して、和也の肩越しにディスプレイを覗き込んでいた。
「うわぁっ、もろじゃん。こんなの中学生が見ていいのか?」
表示されていたのは、白人女性が黒人男性の巨大なモノをのどの奥にまでくわえている、ボカシのない無修正画像だった。
「中学生はもちろん、高校生だってだめだと思うぞ」
「なるほど、そうくるか。・・・でも、こんなでっかいの・・・よく入るね・・・息できないよね?」
「たぶん・・・」
「これって女の人は気持ちいいわけじゃないよね?」
「男に聞くな!」
「そりゃ、そーだね。・・・・ねぇ、他にもあるんでしょ、見せて」
菜穂子は、勝手にマウスを動かし、どんどん画像を開けていった。
「すごいねぇ。・・・・ねぇ、和也、これコピーしてくれない?」
「サイト教えてやったろ、自分で落とせよ」
「ごめん、時間かかるし、変なとこに飛んじゃうし・・・・、怖いし、めんどくさいし・・・・・」
「しょーがねぇな、もう。・・・・動画も要る?」
「いる、いる」
和也は、ケースの中から、DVDを2枚取り出して菜穂子に渡した。
「後で返せよ」
「おっ、秘蔵の品だね。いい子だ、和也は。よし、・・・・ご飯にしよ」
葛城菜穂子、高校3年17歳。
菜穂子には、父親がいない。
母、由香里は、ランジェリーショップを経営しているが、夜の遅い仕事でいつもほとんど朝帰りで昼近くまで寝ている。
菜穂子は、小さいころからそんな母親の代わりに家事をこなしてきた。
弟の和也は中学3年、スポーツ万能、181cmの長身でバレー部のスーパーエースである。
成績もまずまず、顔立ちもそこそこ、女生徒の憧れの的であった。
菜穂子は3歳離れたこのお弟がかわいくてしょうがない。
恥ずかしがりやの菜穂子だが、この弟にだけは大胆に接することができた。
逆に、過剰なくらいの自信家である弟も、姉にだけは従順であった。
夕飯の後、菜穂子は部屋で和也から借りた画像と動画を見た。
興味があるというより、本当のところは、和也がどんなものを見てるのかを知りたかったのだ。
(ふーん、画像と動画に分けてあるっていうことね)
菜穂子は動画のほうを開けた。
開けると、タイトル名がずらっと並んでいる。
(レイプ 女子高生 露出・痴漢・盗撮 他 ・・って・・・まめだねぇ )
菜穂子は、上から順番に見ていく。
こういうものを見るのは初めてではないが、菜穂子は、いつも驚かされた。
自分と同じくらいの女子高生が制服のまま、ペニスをしゃぶり、口とあそこに同時に男性を受け入れ、次々に顔にかけられ、放出した後のペニスをおいしそうにしゃぶっている。
お尻とあそこの両方で同時に受け入れているものもあった。
和也の好みなんだろう、露出・痴漢・盗撮のファイル数は他より圧倒的に多かった。
(和也、こんなのが好きなんだ・・・ふーん)
菜穂子は、露出・痴漢・盗撮という文字を見ただけで恥ずかしさを覚えたが、それでいて、妙にそそられるものがあった。
通りを裸で歩いたり、コンビニで裸で買い物したり、外でフェラしたり。
菜穂子は思わず、身を乗り出していた。
(本当にやってるの?人がいっぱい見てるよ・・・恥ずかしい)
見ている菜穂子のほうが恥ずかしくなる映像だった。
(やだ、恥ずかしい・・・・でも・・・・・・)
変な気分だった。セックスそのものの映像では、驚きはしても冷静に見られるのに、これはだめだった。
子宮の奥のほうにじわーっとくすぐったいような、しびれたような感覚があった。
電車の中で、大勢の男たちに囲まれて、どんどん服を脱がされ、あそこもおっぱいも何本もの腕にぐちゃぐちゃにされ、あげくに電車の中で男のものをしゃぶらされ、何人にも顔や胸にぶっかけられる映像を見たとき、菜穂子は今までに感じたことがないほどの興奮を覚えた。
(これって、本当の電車の中?人がいっぱいいるよ。いいの?)
菜穂子は、あまりの興奮に息苦しくなった。子宮の奥で、むずっと何かが動くような感触があった。
(何・・・・、感じてるっていうこと?)
菜穂子は、それを確かめるように、秘部に指を入れた。
(やだ、いっぱい濡れてる・・・でも、もっと・・・・・感じたい・・・)
あふれんばかりの秘部からクリトリスへと指を動かした。ほんの少し、指が触れただけで菜穂子は、いっきに高みへとのぼってしまった。
(ああっ・・・・ああっ・・・・・気持ち・・・・いいよぉ・・)
ちょっとクリトリスをいじっただけでいってしまっていた。
(いやだ、わたし、・・・・・オナニーしちゃった)
菜穂子の初体験は中学3年のときだ。
中学を卒業するとき、なんとなく卒業という雰囲気で付き合ってしまった同級生の彼と、2回経験した。
無理やりされたという感じで、ただ痛かったという記憶しかない。
今では、その時の記憶もあいまいで、その後、その彼とも会っていない。
セックスがあまりいい経験でなかったせいか、オナニーをすることもなかった。
菜穂子にとって、初めてのオナニーだった。