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真希の妹1-3
3.美希の口
「美希…」
「ふふっ」
美希がいたづらっぽい目でわたしを見上げる。
(からかわれてる?)
「ごめん…。怒った?」
わたしの思いが顔に出たのか、美希は謝った。
「ううん。平気。ちょっとびっくりしただけ」
「気持ちいい?」
「うん」
美希は今度は、舌を出して、ペニスの裏を下から上へと舐め上げた。
「美希、したことあるの?」
「まさか。初めてよ」
「友達がね、話してくれるの」
「友達って?」
「明日香」
「萩原明日香?」
「そう。ドMなんだって…自分で言ってた」
「ふーん」
美希は、舐めるのをやめ、わたしの胸に頬をすり寄せてきた。
美希の手がわたしのものを柔らかく包む。
「ちっちゃい頃、よく触ったわ。覚えてる?」
それはわたしも覚えてる。
「周りには双子って言われて…、ホントに似てたわよね。そっくりなのに真希にはおちんちんがあって、わたしにはないの。どうして?って思ったわ」
確かに、美希はよくそう言っていた。
美希の股間は、つるつるっで何もない。
小学校の3年生か4年生くらいまでは、美希は “ふにゃふにゃして気持ちいい”って、わたしのおちんちんを握って遊んでいたが、いつの頃からか、しなくなった。
5年生だったか?その頃には、部屋もわかれた。
たぶん、美希がそう言ったからだ。
「5年生の時、わたし生理が来たの」
初めて聞く話だ。
「わたしは女で、真希とは違うんだって、そのとき思って…」
美希がわたしの胸に顔をうずめてきた。
「わたしは、おっぱいが出てきて、肩やお尻がどんどん丸くなっていくのに、真希はそのまま。あんなにそっくりだったのに、どんどん離れていって…。双子なのに…。なんか、他人になっていくみたいで…」
美希が、そんなふうに思っていたとは思わなかった。
「そうなんだ?わたしは、美希がどんどん女っぽくなっていくのに、自分はぜんぜん変わらなくて、自分だけ取り残されたようで、寂しかったのよ。美希は離れていくし…嫌われたかと思ってた」
「そんなことないよ」
美希が真剣な顔を向けた。
「このあいだ、真希がわたしのブラをつけてるじゃない」
「びっくりしたよ。急に入ってくるんだもの。心臓が口から飛び出るかと思った」
「ごめん。でもね、あのとき、思ったんだ。真希は変わってないって…。自分が女っぽくなったでしょ。だから真希はきっと男っぽくなってるって勝手に思ってたの。それなのに、真希は前のまんま。それどころか、女の子みたいにおっぱいもふくらんでて…。なんだかすっごくうれしくなっちゃって…」
「女、女って言わないでよ。これでも本人はけっこう複雑なんだから…」
「ごめん」
美希がまた身体を起こした。
「舐めていい?」
わたしはうなずいた。
美希の手の中でわたしのものは既に大きく膨らんでいる。
美希は、わざとわたしのほうを見ながら、大きく張った先端を口の中に頬張った。
むずっとした感覚。
思わず腰を引いて後ずさりしたくなるような…。
わたしは、美希の髪をたくしあげて美希の顔をまじまじと眺めた。
美希の頬がしぼみ、強く吸われるとキューンとした疼きが湧き上がってくる。
気持ちいいのは確かだが、わたしには、舐めている美希の表情のほうが気になった。
いたずら顔が楽しそうな表情に変わって、それがいつのまにか悩ましげな表情になっていた。
「美希?」
美希はわたしのものを加えたまま目だけをわたしに向ける。
(舐めるのって、どんな感じ?)
そう聞きたかったが、口に出せない。
美希の唇に力が入って、口を上下させるスピードが早くなった。
(違うってば…)
美希は、わたしが、イキたいのだと勘違いしたのかもしれない。
(えっ?)
ぐっと口の中にわたしの肉棒を含んだ美希の口が、そこからさらにゆっくりと下がっていく。
わたしのペニスの先端が熱い粘膜に覆われた。
「ぐふぉっ」
いきなり美希がむせた。
「はぁっ…ごめん。できないわ」
美希は、喉の奥にまでの飲み込もうとしたようだ。
「明日香はできるんだって…」
「ねぇ、美希?」
「ん?」
「どんな感じ?」
思い切って聞いた。
「苦しいわ。でも、…できるかも…」
「ううん。そうじゃなくて、フェラって、女の子はどうなの?」
「どうって…」
おちんちんを口に入れても、女の子が気持ちいいはずもない。
「真希は気持ちいい?」
「うん」
「真希が気持ちいいんなら、わたしも気持ちいい」
「何それ」
「人を気持ちよくさせるって、気持ちいいよ」
「そういうこと?」
「それだけじゃないけど…。男のしたいようにされるのが好きなんだって…、明日香は…」
「美希は?」
「わかるような気もする」
「ふーん」
「ねぇ、真希?」
「うん」
「気持ちよくなりたい?」
美希のわたしの肉棒を握る手に力がこもった。
別に放出したいという気はなかったが、わたしはうなずいた。
美希は、わたしのペニスの根元をぎゅっと強く握って、手も上下させながら、口でも強く吸い始めた。
美希が強く激しく頭を上下させるが、わたしの精液はまだ奥のほうにしまわれたままで、出てくる気配もない。
「ぐふぉっ」
人と比べたことがないのではっきりとはわからないが、わたしのペニスは、それほど大きくはないと思っている。
でも、大きくはないと言ってもすっぽりと根元まで口の中だけで収まるものでもないはずだが、そのわたしのペニスがすっぽりと美希の口の中におさまった。
(美希…)
おちんちんの付け根のもっと奥のほうでぐいっと扉が開いた。
何度かに一回、美希はわたしのものをぐっと喉の奥にまで飲み込んだ。
(あっ…)
開いてしまった扉から熱いものがどんどん外に向ってせりあがってくる。
(あっ…、だめ、もう…)
わたしの状態を察したのか、それとも少し漏れたか、美希がさらに強くわたしのものを吸い上げる。
(あっ、美希、でちゃう)
わたしは美希の口の中に放出した。