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亜希の反抗1-3
3.由美子
「どうする?来るのか?」
工藤写真館の前まで来て、俊哉は由美子に聞いた。
学校を出てから、由美子はずっと2~3mの距離を保ったまま、ここまで二人は10分以上無言だった。俊哉は立ち止まってしばらく待ったが、由美子の返事を待たずに、さっさとビルの中に入っていく。
由美子は、慌てて後を追った。
このビルは、1階に写真館、ドラッグストアがテナントに入っていた。
2階から上は、オフィスだったが、最上階の7階が空いてしまい、そこを写真館のスタジオに使っている。
俊哉の家は、郊外にあるのだが、父親は仕事で泊り込むことが多く、7階のスタジオの一角に居住スペースを作ってあった。
学校とボクシングジムに近いため俊哉は、週末以外は家ではなくここで寝泊りしている。
今では、泊り込むような仕事は俊哉が父親に代わってやっていた。
「脱げ」
エレベーターの前で俊哉は由美子に言った。
「……」
エレベーターホールは、ビルの中で外からは見えない。
しかし…由美子は無言でうつむいたままだった。
エレベーターのドアが開いた。
中に誰も乗っていないことを確認すると、由美子は、さっとエレベーターの中に入り、脇に隠れてさっとショーツを脱いだ。
俊哉は、エレベーターに入ると後ろまでさがった。
由美子は7Fのボタンを押してドアを閉めた。
「まくれ」
いつものことだった。
由美子は、ここでショーツを脱ぎ、スカートをまくって7Fまで俊哉にお尻を見せ続けなければならない。
時に、途中で他の人が乗ってくることもあった。
途中でエレベーターが止まると、由美子は、さっと後ろに下がって、丸出しのお尻を俊哉にぴったりとくっつけて、他の人に見られないようにする。
一度、人が乗ってきてスカートを下ろしたときに、俊哉に厳しく叱られ、罰を受けたのだ。
それ以来、俊哉の許しなしにスカートを下ろすことはなかった。
(怒ってないのかな?)
俊哉が本当に機嫌が悪いときは、「脱げ」とも「まくれ」とも言ってくれない。
由美子は、何も言われなくても脱いで、まくって見せなければならない。
学校では機嫌が悪そうだったが、そうでもないかもしれないと、由美子は少しほっとしていた。
7Fに着いた。
エレベーターを降りると、由美子は、俊哉の顔を見て、スカートを脱いだ。
ここからは、下半身は隠せない。
身に着けているのは、夏用の制服の白のブラウスにベスト、ネクタイ、それだけだ。
下半身は、足首までしかない短い黒のソックスと靴だけ。
この格好で、由美子は、俊哉の前を歩いた。
もう何十回と経験してはいるが、今でも死ぬほど恥ずかしかしい。
いくつか並んだドアの一番奥、そこが俊哉の部屋だ。
俊哉は、ドアを開けると、由美子を中に入れた。
エレベーターでスカートを下ろしたときは、中に入れてもらえなかった。
その時は、お尻を晒したまま、由美子は泣きながらドアの外で待った。
由美子は、靴を、膝を伸ばしたまま、お尻を大きく突き出して脱ぐ。
指示されたわけではないが、そうするものだと思っていた。
由美子が靴を脱いで、上がると俊哉は由美子の肩に両手をかけ下に押した。
由美子は、俊哉の前でしゃがんだ。
予想していたことでもあった。
俊哉のズボンのファスナーを降ろし、トランクスの中から俊哉のものを取り出すと、先端に舌を這わせ、俊哉の顔を下から見上げながら、ゆっくり口の中に入れる。
何度か口を上下させると、俊哉の手が由美子の頭を抱えた。
既に由美子は覚悟していた。
由美子の頭を両手で挟んで固定した俊哉は、自分のものをぐっと、由美子の喉の奥まで突き入れた。
うぐっ…
いつものことだが、苦しい。
俊哉は、由美子の息が切れるぎりぎりまで肉棒を抜かない。
はぁ…はぁ…はぁ…
俊哉が肉棒を抜いた瞬間に、由美子は必死に息をする。
容赦なくまた来る。
2、3度で、もう由美子の意識がはっきりしなくなる。
だんだん曖昧になる意識の中で、由美子は必死に耐えた。
「四つんばいになれ」
大きく肩で息をする由美子に俊哉が命じる。
由美子は、緩慢な動作で、それでも、言われたとおり、後ろを向き四つんばいになった。
「膝をつくな」
由美子は、少し息を整えて、足を伸ばした。
陸上競技のスタートの姿勢だった。
俊哉は、由美子の股間に手をやると、無造作に指を2本、差し入れた。
「あっ…」
指はすんなり入ってしまう。
いつまでも慣れない気持ちとは裏腹に、由美子の身体はとっくに慣れてしまっていた。
指のあと、すぐに俊哉のものが入ってきた。
「あ…あぁ…」
根元まで一気に突き入れて、俊哉はそのまま動かない。
(……)
由美子は、何も考えていなかった。
俊哉の行為が始まると、由美子はもう何も考えない。
俊哉がしたいように従うだけだった。
「ベッドまで、歩け」
足を伸ばした姿勢で、由美子は、這った。
もともと運動能力の劣っている由美子には、その姿勢で這うこと自体が難しい。
まして、俊哉は、這っている最中も、腰を動かし続けていた。
わずか5mの距離を這うのに2分以上かかった。
ようやくベッドにたどり着くと、俊哉は、由美子を仰向けに寝かせ、頭をベッドの端ぎりぎりに置くと、頭を両手で固定し、由美子の顔に、ペニスを擦りつけ始めた。
頬に鼻にペニスを擦りつけ、由美子の顔の上に放出すると、ペニスの先端で、由美子の顔中に飛び散った白濁した液をかき集め、それを由美子の口の中に押し込む。
由美子は、ていねいにそれを舐めた。
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