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亜希の反抗4-4
4.どうなるんだろう?
俊哉の部屋は、さすがに男の部屋で、ドレッサーなどはない。
ちょっと大きめの洗面台で由美子が先に髪を乾かした。
亜希は、寝れた髪をタオルで巻いてソファで俊哉の横に座った。
俊哉は、亜希を膝の上に乗せ、背中から手を回し、再び、亜希の乳首を弄り始める。
亜希は、身をよじって我慢したが、
「お願い…ねぇ、やめて…そこは…」
その亜希の唇を俊哉の唇がふさいだ。
半身になって俊哉の舌を受け入れた亜希は、両手を俊哉の首に回して、乳房を俊哉の胸に密着させた。
これ以外に乳首への刺激を逃れる方法がなさそうだった。
亜希は、俊哉から唇を離すと、そのまま、首、胸、お腹へと舌を這わせ、俊哉が開いた足の間に座ると俊哉のものを咥えた。
両腕を俊哉の太ももの下に差込み、俊哉のお尻を浮かせると、俊哉のものの先端を含み、舌で丸く円を描くように舐める。
そして、裏側を、根元まで舐め降ろし、その後、何度も上下させた。
俊哉が、亜希の頭をつかんだ。亜希は、今度は、先端を咥え、根元まで一気に飲み込んだが、そこで俊哉に頭を押さえられた。
うぐっ…
息が出来なかった。
ふわぁー
亜希が必死に頭を引いて息をすると、更にまた俊哉は突いてきた。
由美子が、俊哉の横に座り、俊哉の唇を塞ぐと、ようやく亜希の頭から俊哉の手が離れた。
俊哉の手は由美子の腰と乳房に回った。
相手が由美子に代わったところで、亜希が立ち上がって、洗面台に向かおうとすると、由美子に腕をつかまれた。
由美子と視線が合った。
由美子は俊哉を置いて、立ち上がり、亜希をベッドに引っ張っていき、亜希をうつ伏せで寝かせた。
由美子は亜希の顔の上にまたがった。
(ああ…由美子さん…ひどいわぁ…)
そう思いながらも亜希は、由美子の股間に舌を這わせた。
由美子もまた亜希のクリトリスを舌で刺激し始めた。
俊哉がやってきた。
亜希は、ベッドの足の方に顔を向けられていた。
俊哉は、その亜希の口に自分の肉棒を差し入れ、亜希の唾液でそれを湿らせると、それを由美子の中に挿入した。
半ばで止め、そこからは、ゆっくり奥まで、根元まで差し入れた。
仰向けの亜希の目の前で、それは行われた。
「ああ…ああ…ああ…あああ…ああああ…」
俊哉に突かれるたびに、由美子は声を上げ、亜希の股間から舌を離した。
俊哉の動きは、同じタイミングではなかった。
ふっと、遅かったり、はやかったり、浅かったり、深かったり、真っ直ぐ入って、左右に揺らしながら出てくることもあった。
が、だんだん、早く、単調なリズムになってきた。
「ああああ…あああああああああ……」
由美子の、亜希の太ももを抱きかかえる手に力が入る。
激しい俊哉の突きに由美子は、自分の身体も支えられなくなり、ずっしりと亜希に乗りかかった。
亜希が舌を出せば、由美子の中に出し入れする俊哉のものを舐められるくらいの距離になっていた。
更に俊哉の動きが激しくなると由美子は、再び達して、今後は完全に前のめりに崩れ落ちた。
俊哉は、はずれてしまった自分のものを、真下にあった亜希の口に差し入れ、亜希の口に放出した。
由美子が、時計に目をやった。
俊哉がカメラを持って帰ってきた。
亜希も上半身を起こす。
「俊哉…私、もう…」
今日は、夕方から家族で出かける用があって、由美子はもう帰らなければならない。
「そうか。じゃぁ…」
俊哉の返事はそっけなかった。
じゃぁと言われて、ここに亜希を残したままでは帰れない。
由美子は、服を着ながらもじっと、俊哉と亜希を見つめていた。
「工藤君…私も帰るわ」
亜希が俊哉に言った。
俊哉は、それには答えず、由美子に言った。
「由美子、ちょっと亜希を押さえてくれ」
まだ裸のままの亜希は、首と肩を由美子に押さえつけられた。
裸の写真を撮られる。
既にもう何枚も撮られている。
今更、拒否してどうなるものでもない。
亜希は、なんの抵抗もせず、されるがままだった。
俊哉は、亜希のお腹を横から、そして上から、何枚か撮った。
亜希は、濡れた由美子の制服を袋に入れて由美子より先に出て行った。
(由美子さん、きっと気づいたわ…)
自分と俊哉との関係を由美子に悟られたに違いない。
(わたし…バカ。本当にバカ)
生徒にやきもちを焼いて、その彼女と張り合ってしまった自分が情けなかった。
(見せつけようと思うなんて…わたし、どうかしてる)
数歩、歩くたびに亜希はため息をついた。
(どうなるんだろう、わたし…?)