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理沙の慟哭2-1
第2章
1.家出少女
「おい、起きろ」
孝之が事務所代わりに使っているマンションの部屋に入ると、床にマットを敷いて、毛布にくるまっている女がいた。
「ああ・・・おはよ」
「“おはよ”じゃないよ。また、勝手に入って・・・」
寝ていたのは、中学3年の柴田瑞樹。
孝之の手持ちの少女の一人だが、家出を繰り返し、友達のところを泊まり歩いて、泊まり場所がなくなると、ここに来る。
事務所といっても、電話に机とイス、ソファがあるくらいで、盗られて困るものがあるわけでもない。
鍵は、いつもガス管の点検扉の中に置いてあり、彼女はそれを知っている。
「ねぇ、仕事ある?」
今朝早く、瑞樹のほうから、仕事をしたいからと連絡が入った。
「あるにはあるが、お前、ちゃんとやるか?このあいだみたいに、いなくなるんじゃないだろうな?」
「あれは、場所がわからなかったんだってば・・・で、探してたら、お巡りにつかまって・・・」
もっともらしい話だが…たいてい嘘だ。
「今、お金ないんだ。ちゃんとやるから…」
「そうか…わかった。じゃぁ、仕事をやろう。今夜だ。いいな」
「いいよ。で…さぁ、夜、仕事するから、今、お金貸してくれない?」
「だめだ」
「けち…何も食べてないんだよ。それに下着もさ・・・」
「お前は、夜までずっとここにいろ。食べるものも下着も買ってきてやる」
「何それ…まったく信用ないってこと・?」
「そういうことだ」
「ひどーい」
「それに、金は貸さない。今、俺から稼げ」
「嘘でしょ?本気で言ってるの?」
「ああ…本気だ。夜までお前のお守りだ。相手をしてやるよ」
孝之は、瑞樹を床に押し倒し、うつ伏せにしてスカートを脱がした。
「やめてよ…」
スカートを脱がされ、ショーツを膝まで降ろされた瑞樹は、足を少しばたつかせたが、必死の抵抗というわけではない。
「このあいだの埋め合わせもあるからな」
「だから、あれは…」
孝之は、もう一度、言い訳を始めようとする瑞樹の顎に手をかけ、上半身を起こすと、ノースリーブのカットソーをいっきに引き上げ、それで、瑞樹の顔をふさいだ。
「わかった。脱ぐから…」
瑞樹は、自分でカットソーを脱ぎ、膝にひっかかっていたショーツも降ろした。
「立て」
瑞樹は全裸にブラだけという格好で孝之の前に立った。
中学生とは思えない豊満な体だ。
この仕事に歳など関係ない。
客は、中学生や高校生に見える女がいいのであって、実際にそうであろうとなかろうと関係ない。
本物の中学生でも、そう見えなければ、意味はない。
まさか、身分証をみせるわけにもいかない。
孝之は、しばらく瑞樹を眺めていたが、おもむろに腕を引いて、バスルームに向った。
「おめぇ、匂うぞ。風呂ぐらい入れ」
「だから…そう言ったじゃん。下着も汚れてるって…」
「きれいに洗ってろ。着るものと食べるもの買って来てやるから…。服、持って行くぞ」
「だめだよ。お風呂から出たらどうするの?裸でいるの?」
「裸でいろ」
孝之は、そう言い残して、瑞樹が脱いだ服を持って出て行った。
孝之が帰ってくると、瑞樹は、毛布にくるまってビデオを見ていた。
さすがに服がなければどこにもいけない。
「遅いよ…お腹すいて死んじゃうとこだった」
「ほい」
孝之は、ハンバーガーとオレンジジュースを瑞樹に渡した。
「これだけ?ポテトとかってないの?」
「太るからよせ」
「うわっ…ひどい。太ってないよ、わたし」
瑞樹は、太ってはいないが、かなりぎりぎりのぽちゃ体型ではある。
太ってないと強調できるほど、痩せているわけではない。
「太るからって言っただろ。太ってるからって言ったわけじゃない」
瑞樹は聞いてない。
すでに瑞樹は、ハンバーガーを食べ始めていた。
「ねぇ、このビデオ」
「ん?」
「これ、中学生?」
「さぁ?」
「なんか本物の中学生みたい。いいの?こんなの」
「自分のことは棚に上げて…か?」
「わたしは、ビデオに出るわけじゃないもの」
今度は、孝之が無視した。
食べ終わった瑞樹に、下着と服を渡した。
「着てみろ」
「やだ。何、これ」
淡いピンクのタンクトップに同じ色のショートパンツ
「子供じゃないんだから…」
「子供じゃないと困るんだよ」
「ふーん?…きゃはっ…イチゴのパンツ」
瑞樹は、ひとつひとつはしゃぎながら手に取った。
「そっちは?」
「セーラー服」
「出た。お約束」
「これが売りだからな」
「こんなもんがねぇ…まったく、おじさんという生き物は…」
瑞樹は、仕事の相手をおじさんと決めているようだった。
「あれ?ねぇ、ブラは?それから、わたしの服は?」
「ない」
「ノーブラでこれ着んの?」
「ああ、そうだ」
瑞樹は座ったまま、まずタンクトップを着た。瑞樹の乳房は、けっこう大きく、薄いタンクトップから乳首がつんと突き出ている。
「やだぁ、乳首でてるよ…」
その乳首を孝之がつまんだ。
「痛い、つまむな」
瑞樹は、座ったまま、壁際まで後ずさる。
「で、わたしの服は?」
「ない」
「うそ?」
「捨てた」
「えーっ、勝手に、なによ。“お気に”だったのに・・・」
「4500円だ」
「なんのこと?」
「飯と服の代金だ」
孝之は、瑞樹の腕を背中に回し、おもちゃの手錠をかけた。
「やだ、何すんの?」
「4500円の仕事だ」
孝之は、ズボンを脱ぎ、下半身を晒すと、座ったままの瑞樹を壁に押し付けた。
「やめろぉ」
わめく瑞樹の口を孝之は、自分の肉棒でふさいだ。
両腕で瑞樹の頭をつかんで、頭を壁に押し付けると、腰を使って肉棒をぐいぐい押し込む。
ぐわっ…ぐうぇっ…
苦しそうにあえぐ瑞樹には、おかまいなしだ。
やわらかかった孝之のものが、太く固くなり、よけいに息苦しい。
孝之は、瑞樹を持ち上げると、ソファの背にコートでもかけるように置いた。
お尻が上を向き、頭がソファにめり込んでいる。
「きれいに洗ったか?」
孝之は、瑞樹のお尻を左右に広げ、瑞樹の中に指を差し入れる。
「お前…」
孝之は、指でぐるぐると瑞樹の中を掻き広げた。
「オナニーしてただろ」
「へへ、他にすることないし」
「まったく、すけべなガキが…」
孝之は、早々に瑞樹の口の中に出して、それをきれいに舐めとらせると、すっと立ち上がった。
別に孝之は、瑞樹としたいわけではない。
瑞樹の服を持ち去ったのも、瑞樹の中に指を突っ込んだのも、病気でないことを確かめるためだ。
とりあえず、だいじょうぶそうではある。
「出かけるぞ」
孝之は瑞樹を立たせた。
「夜じゃなかったの?」
「早くなった。服を着ろ」
瑞樹が服を着ると、孝之はすぐに、瑞樹を連れて駐車場に向った。