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美菜子の恋1-4
俺は美菜子の前に回った。
美菜子を横に転がすと、美菜子の口に自分のものを当てる。
美菜子は、先端に舌を這わせ、それをゆっくり口の中に入れた。
何度か口を上下させて、俺は手で美菜子の頭を押さえ、ぐっと、美菜子の喉の奥まで突き入れた。
うぐっ…
根元まで、ゆっくり差し入れると、そこで止める。
2秒、3秒…。
美菜子の顔色が変わり、目が大きく開かれる。
さっと抜いた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
美菜子の口からよだれが流れ落ちた。
美菜子が息を整える間もなく、次も…次も…。
「あぁー…はっ…はっ…はっ…はっ、ふーぅう…」
俺のものが、口から離れると、美菜子は、声なのか息なのかわからない声をあげ、必死で息をする。
俺は、口から離れ横向きの美菜子の片足を高く上げ、美菜子の中に挿入した。
「はぁーあ…ああああ…」
まだ息の整っていない美菜子は、肩で息をしながら、俺の動きに応じようとしたが、タオルで胸を締め付けられているせいか、思うように息が出来ない。
「ああ…ああ・あ…ああ…」
美菜子は、ほとんど息をしていなかった。
俺は、動きを止め、美菜子を縛った紐を解いた。
それからゆっくり、美菜子を仰向けにし、バスタオルを開いた。
美菜子は、足を開き、膝を曲げ、自由になった手を広げ、大きく何度も何度も息をする。
そのたびに、乳房が盛り上がり、お腹が引っ込んだ。
俺は、それに見入った。
やがて、ゆっくりしたリズムで、それが繰り返されるようになる。
美菜子のお腹に手を置いた。
柔らかい。
少し、押した。
…すっと手がめり込んだ。
…柔らかい。
もう少し強く押した。
…同じだ。
…もっと、深く入る。
ぐいっと、力を込めて押した。
「…ふうわぁ…」
息なのか、声なのか、美菜子は腰を折って逃げた。
この感触は、初めてではない。
それがいつだったかもはっきりと覚えている。
ただ、それからは、もっとずっと堅いものを殴ってきた。
鉄板のように堅いもの。
鍛え抜かれたボディ。
俺はそこに拳をめり込ませて来た。
えぐるにつれて増してくる抵抗感があるはずだった。
しかし…この腹は…それがない。
お腹を押さえる美菜子の手を払い、今度はぐいっと強く拳をめり込ませた。
美菜子は、またくの字になった。
奥までめりこませ、手ごたえを感じて、腕を引く瞬間、さらに奥に拳を引っ張られたような気がした。
(なんだ?…もっと奥まで入るっていうのか?…)
俺は、確かめたくなって、もう一度、美菜子を仰向けにした。
美菜子と目があった。
「まだ、殴るの?」
手加減しているとはいえ、プロのボクサーの拳だ。
「…悪かった、…もういい」
「…いいわよ。殴って…」
美菜子は、自分で手をどけ、その手を頭の上に持っていった。
俺は、今度は拳ではなく、手のひらを置いた。
ゆっくり押す。
美菜子がゆっくり息を吐いた。
手が沈んだ。
すーっと、もうここまでと思って引いた手が、また吸い寄せられる。
(不思議だ…この感触…)
俺は思わず、拳を入れていた。
不思議な感触だった。
美菜子は、また、くの字になって小さな息を繰り返す。
俺は、横向きにお腹を押さえた美菜子の片足を持ち上げた。
美菜子の表情が歪む。
まだ、息が苦しいに違いない。
(どこでもいいんだったな…)
俺は、美菜子のお尻に挿入する。
「ああぃっ…う…うううう…うううう」
美菜子は声をあげた。
腹が痛むのだろう。
おそらく、今は、体中のどこを刺激されても腹が痛むに違いない。
俺は、容赦なく突き上げた。
美菜子の体がさらに折れ曲がった。
「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」
美菜子は、まるで妊婦がお産をするような息を繰り返し始めた。
ただ、痛みをこらえていた時とは表情が違う。
眉間に寄せていたしわが消えた。
痛みがなくなったのか、それとも痛みに慣れたのか?
俺は、だんだん動きを激しくしていく。
「はぁ・・あああ・あああ・・・」
美菜子の声が大きくなって連続する。
「うっ」
俺は、小さくうめき声をあげて、美菜子のお尻に出して、そのまま美菜子の上にかぶさった。
俺の下で美菜子はじっとしたまま動かない。
(重いだろうに…)
俺が美菜子から離れると、美菜子は、再び身体を丸め、はぁはぁと浅い息を繰り返した。
俺は、なぜかその姿から目を離せず、じっと美菜子を見つめた。
美菜子の浅い息は元に戻ったが、それでも目を閉じたまま動かない。
(眠ったのか?)
俺は、近づいて美菜子の顔を覗きこむ。
「ごめん。もうちょっと…」
目を閉じたまま、美菜子がそう言った。
「動けないのか?」
「だいじょうぶ。でも、もうちょっと待って…」
いった後、余韻を楽しむように抱きついてくる女がいる。
そういうとき俺は、わざと起き上がり、シャワーを浴びたりする。
セックスを楽しむ女は好みではない。
美菜子は余韻に浸っているわけではなかった。
それは見ればわかる。
小さくて華奢な女だ。
乱暴にされて、壊れる寸前だったに違いない。
練習中に意識をなくして倒れた自分を見ているようだった。
減量中のトレーニングはきつい。
疲れてくると、吸った息をすぐに吐いてしまう。
頭がぼーっとしてめまいがする。
横になっても目が開けられない。
目を開けると、吐き気がする。
「もう平気よ。ごめんなさい」
美菜子がようやく起き上がった。
「部屋がぐるぐる回ってたか?」
「目をつむって見ないことにしてるの」
美菜子が笑う。
(変わったやつだ)
「いつもなの。動けなくなって…。でも、だいじょうぶ。じっとしてたら元に戻るから…」
「悪かったな。乱暴にして…」
「いいのよ。気にしないで…」
「ねぇ」
「ん?」
「泊まってく?」
「いいのか?」
「かまわないわ」
「そうか、じゃぁ、そうしようか」
久しぶりに疲れを感じて、俺は眠った。
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