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知美の恋人5-8
8.子どもが欲しい
「知美は?」
寝室にやってきた辰夫に佳美はたずねた。
「シャワーを浴びてる」
「そう」
肩に手をかけようとした辰夫の腕の下を佳美はくぐりぬけた。
「ごめんなさい。今日は、ちょっと疲れて…」
佳美は、ベッドに座った。
「俺が知美としているところを見るのはいやか?」
辰夫は佳美の前に立ったまま話しかける。
「中に出したの?」
「お尻だ」
「お尻?まだ、子どもよ。縛ってお尻にするなんて…」
「妬いてるのか?」
「違うわ」
「嫉妬はしない。知美から俺を奪ったりしない言ったな」
「だから、嫉妬じゃないわ」
「嫉妬じゃない?」
「違うわ。知美はわたしの娘よ。母親として…」
「うっ」
いきなり辰夫にお腹を殴られた。
「知美が聞いたら怒るだろうな」
「ごめんなさい。わたしは…、わたしはただ、知美には自分のようになってほしくないの」
「自分のように?」
佳美がうなずいた。
「お前は、不幸なのか?」
「ううん。そうじゃなくて」
「そうじゃなくて…何だ?」
佳美は答えられない。
「家族を捨てて、不倫を続けるような女にしたくないってことか?」
「意地悪、言わないで」
「うっ」
また殴られた。
佳美は、お腹をかかえてベッドに横たわった。
「知美を自分と同じようにしたくないんじゃなくて、なってほしくないんだろ?」
そうかもしれなかった。
辰夫は、知美じゃなくて自分を選ぶ。
そう思っていた。
“嫉妬はしない”
そう言ったのは、自信があったからだ。
知美が自分と同じなら、若い知美にかなわない。
「あっ」
また殴られた。
これは、かなりこたえた。
「ごめんなさい。あっ…」
言い終わる前に、また殴られた。
「ごめんなさい」
「裸になれ」
佳美は、なんとか起き上がり、服を脱いだ。
ベッドの上に座った辰夫が佳美の前に足を投げ出した。
佳美は、辰夫の足を取って、指を一本一本口に含んでいく。
辰夫が足を下ろす。
佳美は、前に動いて、今度は辰夫のペニスを口に入れた。
開けっ放しのドアのかげに知美がいた。
「すねるのは好きじゃない」
辰夫は、さっき、疲れているからと、佳美が辰夫の手をすりぬけたことをとがめているのだろう。
「ごめんなさい」
「憎みあうなら、いっしょに住めない」
辰夫は、自分のペニスを握ってそれで佳美の顔をぺたぺたと叩いた。
「ごめんなさい」
「して」
佳美は辰夫のものをぎゅっと強く握り締めた。
「したいのか?」
「うん」
「わたしがしてあげる」
知美は、部屋に入って、もって来たバイブを佳美の股間に当てた。
「あっ…、知美」
辰夫は、佳美を仰向けに寝かせて、佳美の顔をまたいだ。
再び体積を取り戻した辰夫のペニスが、佳美の顔の上に置かれる。
辰夫が、佳美の足を握り左右に大きく開く。
そこに知美がバイブを押し当てた。
「あああぁぁぁ」
モーター音と佳美のあえぐ声だけが響く。
辰夫は、あえぐ佳美の顔の上にお尻を落とした。
佳美は、舌を出して辰夫のお尻の穴を舐めようとするが、バイブの刺激のせいでうまくできない。
「ああぁぁぁ、知美、もうだめ、やめて、お願い」
辰夫は、知美と場所を入れ替わった。
今度は、佳美の口に、知美の秘部が押し当てられる。
佳美の顔は、すぐに知美の愛液でぬるぬるになった。
辰夫は、知美の目の前で、佳美の股間にペニスをこすりつける。
「入れて、辰夫」
知美の股間から声が響く。
「何を?」
「ちんぽを」
「どっちに?」
「…おまんこに」
佳美は少しためらいながら、小さな声で答えた。
知美は何も言わず、佳美の顔を太ももではさんで、昨日のように佳美の鼻にこすりつける。
辰夫は、知美の目の前で、佳美の中にゆっくりと根元まで挿入した。
じゅぼ
辰夫が引くと、佳美のそこがいやらしい音を立てる。
じゅぼ
辰夫は、佳美の足をとって、それを脇に抱えた。
昨日と同じ格好だ。
ただ、挿入した場所が違う。
佳美の顔に股間をこすりつけながら、知美の目はしっかりと辰夫に向けられた。
辰夫の動きが遅くなり、目の前の知美の乳房に手が伸びた。
辰夫がさわりやすいように、知美も胸を前に突き出す。
今度は辰夫の唇が近づく。
知美も顔を寄せて、少し口を開いて辰夫の舌を受け入れた。
知美も辰夫も佳美の体の上で動きが止った。
「中に出す」
辰夫はそれを知美に伝えた。
しばらくして知美が応えた。
「子どもが欲しいの?」
「子どもは欲しいな」
「わたしはだめなの?」
「知美は、まだ高校生だ」
「わたしがまだ子どもだから、お母さんとつくるの?」
「俺は、佳美の子供になりたくはないし、お前の父親になる気もない。お前にも佳美にも男として接したい。俺のわがままなんだけど、だめか?」
「お母さんは、いいの?」
知美は、佳美の顔の上から降りた。
「辰夫さんのしたいように…」
佳美のいつもの責任逃れの言い方にカチンときた。
「辰夫の子どもが欲しいの?」
「欲しいわ」
ようやく佳美が答えた。
「わたしも辰夫の子どもを産むわ。いいの?」
「いいわ」
すぐに返事は返って来た。
すでに出来上がっている応答だ。
自分に聞かされる前に、この話は辰夫と佳美の間で結論が出ていたに違いない。
知美にはそれが気に入らなかった。
異論はないが、素直に受け入れるのも癪だ。
知美は、再び佳美の顔をまたいだ。
ただ、今度はさっきとは向きが逆。
辰夫に背中を向けた。
辰夫が再び動き出す。
知美の股間から、佳美のあえぎ声が漏れ出す。
「ああぁぁぁ」
このままいっきにいくつもりなのか、辰夫の動きが早い。
「お母さん」
知美は、少しお尻を浮かして佳美に話しかけた。
「おしっこしたくなっちゃった。口を開けて」
佳美の顔が強張った。
下から知美の顔を見上げた。
冗談ではない、本気の顔だ。
「知美…」
聞こえたはずだろうが、辰夫は何も言わず、さらに動きを早める。
「ああぁぁ」
知美が佳美の両腕を押さえつけた。
佳美が、口を開く。
知美は、佳美の口に股間をぴったりと寄せた。
辰夫が、動きを止めた。
言ってはみたが、知美に尿意はない。
強引に搾り出すように排尿する。
ちょろちょろとおしっこがこぼれ出る。
佳美はそれを口に受けて、すぐさま飲み込む。
口にためていてはこぼれだすかもしれない。
ごくっ
佳美の喉がなった。
ごくっ
わずかな量だった。
おしっこが終わると、知美はそこを佳美の口にこすりつける。
辰夫が、また動き出した。
「ああああああぁぁぁ」
切れたように佳美が大声を出した。
「中に出すぞ」
「出して、中に…」
佳美の背中がのけぞる。
辰夫は佳美にぴったりとくっついて放出した。
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僕も。
マイペースで書き続けてください。
何世紀も残って行くでしょう。
だってすごくいやらしいんだもん。