スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
弥生の旅立1-4
水曜日は残業をしない日。
夫の稔は、昨日から出張なのだが、結婚している弥生には、仲間の誘いはあまりかからない。
定時に会社を出て、弥生は、一人映画館に向った。
まだ、4月だというのに、夏のように暑い。
弥生は薄いシャツの上にジャケットと丈の短いプリーツスカートという格好だ。
心のどこかで、映画館でこっそりオナニーする自分を想定していた。
タイトなスカートでは都合が悪い。
丈の長いスカートも具合が悪い。
(ストッキングもだめだけど…これは、映画館で脱げばいいか)
夕方の電車は、朝ほどではないが、そこそこ混んでいた。
やはり電車に冷房はきいてない。
まだ4月だ。
弥生はジャケットを脱いで左手で抱えた。
156cmと小柄だが、スリーサイズは86cm、61cm、88cm。
薄いブラウスは弥生の下着をあらわにしていたが、弥生はそれに気づかない。
映画館に行くと決めたときから、弥生の気持ちは、すでに別のところにあった。
電車に揺られながら、弥生は映画館の中でオナニーしている自分を想像していた。
触れてもいないのに下腹部がジーンと熱くなってきているのがわかった。
弥生は、体の前に抱えたジャケットで右手を隠して、そっとその手を股間に当てた。
スカートの上から指を押し付けただけだ。
どきっと心臓が震える。
(あっ…)
映画館に行くまでもない。
これでも十分だ。
弥生は人差し指と中指に力を入れて、股間にくいっと食い込ませた。
右手はジャケットで隠れているし、腕を動かしているわけじゃない。
気づかれるはずはない。
次の駅で乗客がどっと増え、弥生は扉に押し付けられた。
前には誰もいない。
(わかりっこない)
弥生は、少し足を開き、プリーツスカートの裾をたくし上げて指を押し付けた。
パンスト越しだが、スカートの上からよりは遥に刺激的だ。
(ああ、わたし、電車の中で…変態だ)
指を動かす。
最初は指だけだった。
やがてその指で股間をこすり始める。
わずかな動きではあったが、こするたびに右手の肘が、隣に立っている男のお腹に当たっていることに弥生は気づいていない。
(えっ…)
突然、隣に立っている男の手が股間にある弥生の右手の上にかぶせられた。
驚きで心臓が止りそうだ。
「手伝ってやるよ」
男が弥生の耳元で囁いた。
(見られてた?)
恥ずかしさで顔が真っ赤になっていくのがわかった。
男は、弥生の人差し指と中指の上にわざわざ自分の指をかぶせて、弥生の指を使って股間に押し付けてきた。
弥生は思わず自分の手を引っ込めたが、男の手はそのままそこに居座った。
「俺が代わってやるよ」
男がまた、弥生の耳元で囁く。
男の指は、ためらうこともなく、弥生の股間に分け入ったきた。
(あっ…)
抗いようがない。
今、同じことを自分でやっていたのだ。
弥生の右側にいたその男は、弥生をぐっと自分にひきつけて、弥生の右足を自分の両足で挟み込み、前だけでなく、スカートをめくって後ろからも手を入れてくる。
弥生が右手で男を押しのけようとすると、男はその右手をつかんで自分の股間へと導いた。
「俺のも握ってくれよ」
弥生の耳に男の唇が触れるほど近い。
男は弥生のスカートを完全にまくりあげ、両手で弥生のお尻をぐるぐると円を描くように撫でまわす。
目的の駅では、弥生の前の扉が開くが、それまではずっと反対側の扉が開く。
目的の駅はまだ5つも先だ。
パンスト越しであるが、スカートの上からとは比べ物にならない直接的な感触が伝わってくる。
弥生は周りを見回した。
自分でもその感情を理解できないが、他の人に見られてないか確認したのだ。
そして、誰も気づいていないことに安心したのだった。
男の行為は、さらに大胆になっていく。
今度は太ももを撫で上げるように這い昇り、弥生の秘部の上をゆっくりと上下する。
(ああ、だめ)
弥生のそこは妄想で、すでにグッショリ濡れてしまっている。
それを男に知られるのが恥ずかしかったが、逆にその恥ずかしさを求めてもいた。
正直なところ、ショーツ、パンスト越しのゆるい刺激がもどかしかった。
(なんてこと考えてるんだろう、まるで、痴女だわ、わたし)
そう思うと、ますます気持ちが昂ぶってくる。
弥生の降りる駅までは後2つ、反対側のドアが開き、またどっと人が乗ってきた。
この駅はいつもそうだ。
弥生は背後の男ともども、扉に押し付けられた。
(えっ、うそ)
男は、ぎゅっと押されるその瞬間を待っていたかのように弥生のスカートを大きくたくし上げ、両手を強引に弥生の太股の間に差し入れ、パンストのその部分を破ったのだ。
裂け目から指をいれショーツの脇から直接、指を弥生の秘部に迫ってきた。
これには、弥生も驚いた。
あわてて、何とか逃れようとしたが、体の前で、脱いだジャケットとバッグをかかえたまま両手を電車の扉に強く押し付けられ、動かすことができない。
お尻をひねるようにしてみたが、混んでいてそれも思うように果たせない。
男の指が侵入してきて、一瞬止った。
(あぁ、だめ、わかっちゃう)
そこがグッショリ濡れていることを知られたに違いない。
(この女、感じてやがる…痴漢にいじられて感じる破廉恥な女だ…きっと、そう思われてる)
弥生は恥ずかしさで赤くなった顔を上げていられずに、下を向いて唇を噛み締めた。
口を開けば自らの妄想に淫らな声を上げてしまいそうだ。
男は、侵入しているのとは別の指で、今度はクリトリスの付近を撫で始める。
今の状態でそんなところを触られたら、絶対に耐えられない。
弥生は反射的に腰を前に突き出すようにして、男の手から逃れようとするが、思うように身動きさえ出来ず、ついに男の指がクリトリスを刺激し始めた。
(あぁ、だめぇー…おねがい…しないでぇ…)
心の中で懇願するが、男はそのまま秘肉とクリトリスを刺激し続ける。
もう弥生の頭の中は真っ白になっていた。
こんな大勢いる中で、それも痴漢されて感じてしまう被虐的な官能に、今まで味わったことのないほどの興奮を覚えて、ついに弥生は絶頂を迎えてしまった。
「うぐっ」
必死で声を殺した。
それがそのとき弥生にできたせいいっぱいのことだった。
と、同時に弥生の前の扉が開いた。
後ろから押されるように弥生は、ホームにはき出された。
ホームの柱に寄りかかり、なんとか呼吸を整えてから、ようやく弥生は歩き出した。
ふと後が気になって振り返ったが、それらしい男はいない。
男は、ついてきたりはしなかったようだ。弥生は少しほっとして改札口に向かった。
おめでとうございます
新作決めたわ
美菜子の約束の予定だったんですけど
ちょっと、書けそうにないので
人妻、樹奈の憂鬱に決定!
弥生のそこは妄想で、すでにグッショリ!
楽しみにしています。また、来ます。
管理人のみ閲覧できます
« 弥生の旅立1-3 l Home l 弥生の旅立1-5 »
いつも美菜子さんとこに来たら・・・
潤ってるじゅながいます(〃▽〃)キャー♪
これからも楽しみにしています
(★´ω゚*)p/~~~おネ兄~~~\q(*゚ω`○)