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ハウスメイド
ハウスメイド
「こんにちは」
裕幸がドアを開けると、女性が立っていた。
「松永さん?」
「ええ」
「クラブから来ました」
クラブ、人妻クラブのことだ。
さすがに、玄関先で人妻クラブとは名乗れない。
「ああ、どうぞ」
渡辺亜矢31歳。
結婚して3年になるが子供はいない。
夫は、金融関係の仕事で、残業、休日出勤は当たり前、転勤もしょっちゅうだ。
わずか3年の間に2度引っ越した。
3度目の転勤には亜矢はついていくのをやめた。
子供を作ることもあきらめた。
離婚してもいい、そう思っている。
人妻クラブは、表向きは家政婦紹介所だが、名前からしてそうでないことは見当がつく。
「着替えていいかしら」
亜矢は、部屋の片隅で、服を脱いだ。
裕幸が、ベッドに座って、そんな亜矢をじっと見ている。
なにしろ、8畳の居間の他にはキッチンとバスルームしかないのだ。
下着だけになった亜矢が、裕幸のほうを振り返る。
「このままでいいかしら?」
もちろん、裕幸に異論はない。
亜矢は、下着の上にエプロンだけ身につけた。
「掃除機、使っていいですか?」
「ああ、どうぞ」
亜矢は、掃除機を持つと、裕幸のいる居間の掃除を始めた。
掃除など、10分もすれば終わってしまう。
部屋が狭いのもそうだが、たいていはお客のほうで先に掃除を済ませてくれている。
今日もそうだ。
部屋はきれいに片付いている。
亜矢は、隅々まで丁寧に掃除機をかけ、すぐに拭き掃除に移る。
プロ用の専門道具を使うわけではない。
ごく普通のハンディモップと雑巾。
亜矢は、わざと裕幸にお尻を向けて、家具を拭いていく。
膝を曲げずに、お尻を突き出した姿勢で、床の雑誌を拾う。
ショーツは、真っ赤なシースルーのTバック。
背後に裕幸が立っていた。
「だめよ。そういうのは…一応、規則だから…」
亜矢は、そう言って、肩にかかった裕幸の手を払った。
性的なサービスはしないという建前だ。
Tバックにエプロンという格好はどうなんだと言われるかもしれないが、1日だけの家政婦だ。
後で、あれが無くなったとかというあらぬ疑いをかけられないための方策だ。
こちらは何も隠せない格好で、依頼人立会いというのがクラブの方針だ。
もちろん下着姿と明言しているわけではないので、人によっては、レオタードだったり、全身タイツだったりすることもある。
「あなた、彼女は?」
亜矢が、裕幸に話しかけた。
たしか大学生だと依頼書には書いてあった。
裕幸が首を振った。
亜矢が視線を落とすと、むくっと膨れ上がった股間を手で隠す。
恥ずかしそうにうつむいた表情が、少しかわいい。
亜矢は、まだ、突っ立ったままの裕幸の前にしゃがんだ。
「これは、仕事じゃないのよ。私が勝手にやってること。いい?」
そう言って、裕幸の前にしゃがんで、ジッパーを下げた。
片手では、取り出せないほど大きくなっている
「舐めてあげるね」
亜矢は、裕幸のものを取り出すと、ぎゅっと握り、上目遣いに裕幸を見上げる。
裕幸は、じっと食い入るように亜矢の顔を見つめた。
「おっきくなってる」
亜矢は、にっこり笑いながら、裕幸のものの先をすっぽり咥えた。
裕幸は、少し腰を引いて、亜矢から視線をそらす。
亜矢は、裕幸のものから口をはずし、根元のほうへと舌を這わし、ちょっと横にむけて、横から咥えた。
唇に少し力を入れ、左右に口を動かす
「うっ・・・」
裕幸が少しうめいたのを聞いて亜矢は、今度はすぽっと口の中に収めると、そのままいっきに咽の奥まで差し入れた。
「ふぅっ・・・」
驚いたように裕幸が息を吹き出した。
亜矢は、そのまま何度も何度も口を上下させる。
「ああ・・・ああ・・あああ・・・亜矢さん・・・」
亜矢の肩に置いた裕幸の手に力がこもった。
「でる・・でる・・・・でるよ」
裕幸は、無意識に亜矢の頭を抱え、ぐっと、自分にひきつけると、亜矢の口にどっと放出した。
「・・・・・ごめん」
裕幸が、すまなそうな声で謝った。
「ううん。いいのよ。・・・・どう?気持ちよかった?」
「うん。ありがとう」
可愛い顔だった
亜矢は、立ち上がると、裕幸の顔を自分の胸に押し当てた。
人妻クラブは、ただの紹介窓口だ。
依頼人は、紹介料を払うだけ。
後は、紹介されてやってきた女性との直接契約になる。
安普請のアパート暮らしの大学生。
敬遠される客だが、亜矢はそれでよかった。
仕事中毒で自分のことをセックス付きの家政婦としか見ていない夫に対する反感なのだと自分でもわかっている。
継続して契約できる相手ではなかったが、それでいい。
そう思った。
1週間が経った。
亜矢の携帯が鳴った。
電話は裕幸からだ。
一応、連絡先を渡してきた。
月に2回来て欲しいと言う。
「いいの?」
3時間、1万6千円と言ってある。
「だいじょうぶです。バイトで家庭教師やってるし、奨学金もあるんで…」
(正直な子)
「わかった。いつがいいの?」
「いつでもいいんですけど…」
「ねぇ」
「はい?」
「わたしのほうから曜日と時間を決めさせてもらっていい?そしたら、同じ料金で月に4回行ったげる」
「いいんですか?」
「いいわ。だってわたしの都合をきいてもらうんですもの」
「そうですか。なんか申し訳ないです」
「いいのよ。で、今日はどう?」
「今日ですか?」
「時間はいつでもいいの。夜でもいいわ」
「そうですか。じゃぁ8時でいいですか?」
「いいわ」
裕幸の部屋に入るなり、亜矢は裕幸に抱きついた。
突然のことにとまどいながらも裕幸は亜矢をぎゅっと強く抱きしめた。
男は、そうするものだ。
しばらく裕幸の胸に顔を埋めていた亜矢が、ゆっくりと顔を上げた。
裕幸は、亜矢の唇にそっと唇を重ねる。
亜矢が少し唇を開いたので、裕幸は強く唇を押し当て、亜矢の中に唇を入れた。
男は、そうするものだ。
腰に回された裕幸の腕を、亜矢がそっと、下に押し下げた。
裕幸は、思い出したように亜矢のお尻をなで、おもむろに、スカートの下に手を差し入れる。
亜矢のショーツの合間から指を差し入れようとしたが、窮屈だ。
亜矢は、裕幸から離れ、裕幸の前で服を脱ぎ、全裸になると、あいかわらず、つっ立ったままの裕幸の前に膝まづいて裕幸のズボンを脱がした。
亜矢が、立ち上がると、今度は、裕幸が亜矢を裸にする。
裕幸は亜矢を抱き上げると、ベッドに仰向けに寝かせた。
「どうかしたんですか?」
ようやく、裕幸が訊いた。
「ううん。こういうのいや?」
「いえ。とんでもない」
「ねぇ」
「はい?」
「月に2回はちゃんとお掃除もするけど、後の2回は、わたしの好きにしていい?」
「掃除もいいです。僕、けっこう掃除はきらいじゃないから」
「だめよ。仕事は仕事、お掃除はちゃんとするから。ただ、今日は、後でするわ。それでいい?」
亜矢は、裕幸の上に乗って向きを変えた。
すでに大きくなっている裕幸のものにぴったりと乳房を押し当てて前後にこするようにしながら、じわじわと股間を裕幸の顔のほうに近づけていく。
裕幸は、こんなに間近で生の女性の性器を見たことはない。
乳房の柔らかな刺激が、口に変わった。
雅之は、顔の前まで競りあがってきた亜矢の股間に舌を這わせるが、自分の下半身のほうが急を告げている。
まさか、いきなりこんなことになるとも思っていなかったし、ペニスに乳房をこすり付けられたのも初めてだ。
「ああ、亜矢さん。だめだ。出ちゃう」
「いいの。出して。また飲んだげる」
亜矢は、さらに強く裕幸のものを吸った。
「ああああ」
どくっどくっとあふれ出してきた。
裕幸のそれは大量だ。
この前もそうだった。
すぐに亜矢の口いっぱいにまであふれ出したものを亜矢はごくっと音を立てて飲み込んだ。
帰り際、亜矢は裕幸に告げた。
「今度は外で会ってもいい?」
「外で?」
「だめ?」
「いいですけど…」
「そう、じゃぁまた連絡するね」
1週間後、亜矢は裕幸を誘って、食事をして、お酒を飲んだ。
「亜矢さん、僕も出しますから…」
払おうとする裕幸を制してすべて亜矢が支払った。
「いいのよ。わたしの好きにしていいって言ったでしょ」
「いや、たしかにそうですけど…」
「今日は、ホテルでいい?」
亜矢は、裕幸の言うことを無視して裕幸の手を引いた。
部屋に入ると、裕幸が、亜矢を背後からぎゅっと抱きしめた。
「あら、もう?」
亜矢は、後ろ手に裕幸の股間のふくらみに手を当てた。
「いっしょに風呂に入る?」
「はい」
裕幸は、亜矢から離れて服を脱ごうとしたが、少しふらついた。
「どうしたの?」
「いや、ちょっと、酔ってるかも」
「だいじょうぶ?」
そういいながら、亜矢は、裕幸の額をぺろっと舐めた。
「何?」
「おまじない」
「おまじない?」
「頭がしっかりするおまじない」
「へぇ」
亜矢は、今度は裕幸の頭をそっと乳房に押し付けるように抱えた。
「これも、おまじない?」
「そうよ。酔いをさましたくなるでしょ」
「もう、さめたみたい」
「そう、よかった」
亜矢は、先にバスルームに向った。
「洗ってあげるわ。座って」
座った裕幸の背中を亜矢は自分の乳房をこすり付けるようにして洗う。
腕を股間に挟んで洗う。
雅之をひと通り洗い終えると、亜矢は、バスタブに手を突いてお尻を突き出した。
亜矢のお尻が、つんと上を向く。
裕幸は、立ち上がり、ゆっくり深くいれ、腰を回すように引きながらまた激しく突いてきた。
(あら?)
単調だった裕幸と今日はちょっと違う。
裕幸は、ときどきタイミングをずらし、遅くしたり、早くしたりした。
今日の裕幸は、全くの“破調”で、タイミングがとれない。
その破調が亜矢をじりじりと責め上げる。
(ああ、もっと…来て、もっともっと奥まで来て…)
「ああ・・あああ・・あああ・・・ああ・」
ようやく酔いがさめたのか、裕幸がだんだんリズミカルに奥へ奥へと突いてくるようになった。
小柄な亜矢は、激しくされるとすぐに息の上がってしまう。
立ったままで最後までいられたことがない。
今にもくずれそうだった。
「お願い、ねぇ、後はベッドで…ね」
ベッドに移ると雅之は、今度は、最初から激しく突いてきた。
つぎつぎと奥に当たる。
この感触が亜矢は好きだ。
たちまち、呼吸が出来なくなった。
頭がボーっとし始めた。
「ああ・・ああ・あああ・あ・あ・・あ・あ・あ・・・」
亜矢が、ずっと叫びっぱなしになった。
(亜矢さん)
裕幸は、女性がこんなに乱れるところ初めて見た。
自分がそうさせていることが嬉しかった。
(いったのか?)
亜矢がいった。
裕幸はそれが嬉しくてたまらない。
(僕も…)
「出すよ」
「出して、いって…いって…あああああ」
裕幸は、亜矢のお腹に放出した。
亜矢は、起き上がると、今、放出したばかりの裕幸のものを口に含みねっとりと舌を絡ませ、残っているものをきれいに舐め取った。
「ありがとう」
裕幸が律儀に礼を言う。
「お掃除はちゃんとするって言ったでしょ」
亜矢はにっこり微笑んだ。
END