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由美子の背徳1-2
2.普通に…
起きたばかりで、ある程度の体積のあった輝夫のペニスは、完全に屹立してしまっていた。
(まいったな…どうしようか…?)
シャワーを浴びておさまるものでもない。
輝夫は、自分のものを握った。
まさか、中学生の由美子を見て、自分がこうなるとは思ってもみなかった。
輝夫は、女性にはもてたが、小さい頃に母親を亡くしたせいか、同年代や年下の女性には、今まで全く興味がなかった。
輝夫は、自分のものを、ぎゅっと強く握り、しごきはじめた。
そうする以外に、おさまりそうになかった。
「お兄ちゃん、電話」
由美子の声だ。
輝夫は慌てた。
電話と言われて、すぐに出て行ける状態ではない。
「名前と番号聞いて、後でこっちから、かけるから…」
「お母さんなの…公衆電話だって…」
義母は、父親の病院で仕事をしているが、私用の電話は、公衆電話を使う。
(出なきゃだめか…)
輝夫は、しょうがなくバスルームのドアを開けた。
すると、すぐそこに由美子がいた。
「はい」
由美子は、電話を輝夫に渡す。
まさか、ドアの前に由美子がいるとは思わなかった。
すぐに由美子はキッチンに戻っていったが…
(見られたか?…まったく…)
電話の内容は、今日は帰れないから、夜も何か適当にしてくれということだった。
帰ってこない理由に見当はついていた。
輝夫は父、泰造の性癖を知っている。
そればかりではない。
義母の性癖も知っている。
泰造と義母美由紀の行為は、家庭でできるようなプレイではない。
そのため、週に1回程度だが、二人は外で泊まってくる。
輝夫は、トランクスとジーンズを穿いた。
トランクスだけでは、歩くことも出来ない。
ジーンズにバスローブという変な格好で、リビングに戻った。
「お母さん…帰ってこないって?…」
由美子は、レトルトだが、麻婆豆腐を作っていた。
声の調子は、いつもと同じだ。
「ああ」
(気づかれなかったようだ…)
少し安心して、輝夫は、ソファに座って、飲みかけて置いてあった由美子の缶コーヒーを飲んだ。
由美子は、まだ、どきどきしていた。男のものを見たのは初めてだった。
(あんな大きくなるんだ…)
まだ、しっかりとまぶたに焼き付いている。
まっすぐ、輝夫の顔を見られないと思った。
(どうしよう…落ち着かなきゃ…普通に…普通に…兄妹なんだから…)
「そっちに持っていこうか?」
由美子は、輝夫に訊いた。
「ああ、たのむよ」
輝夫の声は、普通だ。
(普通に…普通に…)
由美子は、呪文のように頭の中で繰り返しながら、リビングのテーブルの上に麻婆豆腐を置いた。
輝夫の股間に目がいった。
ジーンズの前が真っ直ぐ縦に盛り上がっている。
(だめ…見ちゃだめ…)
テーブルにお皿を置く由美子の胸元から少し中が覗いた。
白い柔らかそうな乳房がこんもりともりあがっているのが見える。
輝夫は、ソファに深く座りなおした。
由美子の胸の谷間を覗くためだったが、股間の盛り上がりを隠すためでもあった。
「あれ、わたしのコーヒー、飲んじゃった?」
「ああ、悪い」
「ううん。いいけど…」
そう言うと、由美子は、再び冷蔵庫を開けて、腰を曲げて、中を覗きこんだ。
後ろで輝夫が、立ち上がっていた。