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人妻あやの失敗1-6
6.わたしがしてあげる
(幸一だって浮気してるんだからお互い様よ)
多少、後ろめたくないわけでもなかったが、ここで思いとどまる気はない。
先に進むためのいいわけだ。
高志はすぐにやってきた。
裸のままベッドに向ってくる。
服を着ているときはそれほどでもなかったが、さすが体育会系。
たるんだ肉などどこにもない。
高志は、仰向けに横たわったあやの横に膝立ちして、上からあやのからだをじっと眺めた。
30歳を越えて、体には自信がない。
あやは目を閉じ、しばらく恥かしさに耐えたが、それにも限界はある。
「だめよ…見ないで、恥かしいから…」
「ううん…きれいですよ。柔らかいし…」
高志の手があやの乳房をつかむ。
“きれい”なんて、何年ぶりに聞いた言葉だろう?
お世辞だとわかっていても、何度も口にされるとその気になってしまう。
少なくとも悪い気はしない。
「来て…」
あやは、高志に向って手を伸ばす。
高志は、あやの横に並んで横たわり、唇を重ねた。
唇を開いて、あやのほうから高志の舌を誘った。
あたりまえのキスだが、初めてのキスと同じくらいあやの胸はときめいた。
高志の手があやの乳房に伸びる。
太い指が乳首に触れた。
(あっ…)
あやは、小娘のように反応する自分がおかしかった。
しばらく誰にも触られてない。
夫の幸一は、以前は、いっしょにいるときは必ず、あやのどこかを触った。
乳房、乳首、お尻、ふともも。
あやは家にいるときは、下着を着けない。
幸一が触りやすいように、下着はつけにことにしたのだ。
幸一があやに触れなくなって数ヶ月。
(幸一のせいよ)
先に進む言い訳がまた増えた。
あやは、上体を起こして、高志のペニスを握った。
自分からこんなことをするのは初めてだが、30歳過ぎた人妻が、小娘のようにじっと身を固くしているのもみっともない。
あやは、高志のそれをぐっと口の中に入れた。
高志の手があやのふとももにかかる。
「あやさん、乗って」
あやは高志の上に乗り、高志の顔をまたいだ。
高志の舌が来た。
(ああ……)
高志の舌が、固く、たたくようにあやのクリトリスを刺激する。
あやも唇に力を入れて、高志のものを吸うが、股間からの刺激で、思わず口が開く。
「あああ……あ…」
高志が腰を動かさなくなり、舌先を小刻みにクリトリスに当て始めた。
「ああ…あああ…いい…いい…」
それは指より柔らかく、湿って温かい。
(あっ…来る…来るわ…ああ…あああ)
あやの太ももが微妙に震え、腰が上下に揺れた。
高志の舌が止まって、今度は、腰を突き上げてきた。
(いいわよ…今度はわたしがしてあげる)
高志は、あやの頭を左右から手で押さえ、腰を使ってあやの口の中に深く挿入してくる。
「ふぅーっ…ふぅーっ」
高志が腰を引くわずかの時間にあやは息をする。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
それでもだんだん息苦しくなっていた。
高志が体の位置を変えた。
「あやさん」
「ん?」
「入れていい?」
「うん」
「ゴムないけど…、いい?中には出さないから」
高志が、わざわざ訊いたのはそのためか。
(かわいい子)
「いいわ」
あやは起き上がり、高志をもう一度仰向けに寝かせた。
(わたしがしてあげる)
あやは高志のものを手で握り、高志に背中を向けた格好で、お尻をあげて、挿入するところ高志に見せた。
高志のものが突き刺さってくる。
「あっ…」
気持ちのいい圧迫感が膣全体に広がってくる。
あやは、まっすぐ前に伸びた高志の膝の上に手を置いて、お尻を上下させる。
(あ・・あああ・ああああ・あああ)
奥に当たった瞬間に、力が抜けて、動けなくなった。
一回、一回、あやは止まってしまう。
おねえさんを演じようとしたが、無理だ。
リズムが悪い。
高志のほうが動き出した。
高志にお尻を跳ね上げられ、落とされる。
「あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」
深く当たるたびに声が出る。
やがてあやは動けなくなり、高志が起き上がってきた。
あやは、前に倒れうつ伏せだ。
「あやさん、お尻を高くあげて」
言われたとおり、お尻をあげる。
高志は、あやのお尻を左右から抱えて、突く。
あやは、必死にがまんしたが、どんどん奥から押し寄せてくる。
「ああ・・あああああ・・・」
とうとう、前のめりにうつ伏せに突っ伏した。
高志は、まだ突いてきた。
「あああ…」
二度目なのか、三度目なのか
立て続けに波が押し寄せてきた。
「あやさん、いきそうだ」
「いって…」
「飲んでくれますか?」
「うん」
高志の動きがさらに早まった。
「あああぁぁぁ」
不意に高志が離れてあやの顔の横に来る。
あやは、高志の腰に抱きつくようにして高志のものを口に頬張った。
あやに推されて座り込んだ高志の股間にあやは顔をうめた。
あやの口の中に高志の精液がじわーっと広がり、くっ、くっと何度が勢いよく放出が繰り返された。
たっぷりの量だ。
あやは、なぜかそれが嬉しかった。