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理沙の慟哭1-1
1.鬼畜
「理沙、おいで」
孝之は、夕飯の後片付けをしている娘の理沙を呼んだ。
「やだ、あんた、また、理沙と…」
妻の信子は、露骨に嫌な顔をした。
「お前じゃ、勃たないんだよ」
「なにさ、わたしじゃなきゃっていう人もいるんだからね」
信子は、人妻専門のデリヘルで働いている。
34歳という年齢は、そこではそう高い年齢というわけではないし、彼女の言うとおり、彼女を指名する客も少なくはない。
「蓼食う虫も…ってな。おい、早く来い」
呼ばれてもなかなかやってこない理沙に、孝之は声を荒げた。
「どういう人なんだろうね、自分の娘だよ」
孝之は信子の顔を見た。
何度も繰り返し聞かされた言葉だ。
信子はそう言うが、孝之は、理沙が自分の子だとは思っていない。
信子は、孝之のほかに同時に何人かと関係を持っていた。
「客とうまくやってもらわないと困るからな。いろいろ仕込んどかないとな」
孝之は信子の言うことをあっさり無視した。
信子もそれ以上は言わない。
理沙がやって来た。
「舐めろ」
理沙は、畳の上で、足を投げ出して座っている孝之の横に座り、ズボンのファスナーを下ろし、孝之のものを取り出すと、それを口に含んだ。
「なに、ネコみたいにちろちろやってんだよ。もっと、ねちーっとやるんだよ」
「まだ15のくせに、お尻なんか、一人前だよ、この子」
信子は、四つんばいの理沙のスカートをまくり、パンティーを膝まで降ろし、お尻を晒し、谷間に沿って指を這わす。
(お前こそ、自分の娘だろ)
これは間違いなく事実だ。
信子は、そんな孝之の思いは知らず、くいっと理沙に指を差し入れた。
「うっ・・・」
思わず、理沙が孝之から口をはずす。
「ちょっかいだすな。いいところだったのに…」
孝之は、理沙の頭を押さえ、もう一度、突き刺すように理沙の咽に入れた。
「わたし、行ってくるわ」
信子は、時間を気にしながら、立った。
「なんだ、指名でも入ってるのか?」
「そうよ。わたしじゃなきゃっていう人たち」
「“人たち”…か?」
孝之は、人たちの“たち”をことさら強く言った。
「うるさいわね。…料金は倍なんだから…」
「まぁ、穴は3つあるからな」
信子の人気は、そこだった。
文字通りアナルファックもOKだ。
それだけではない。
縛りも、スパンキングも顔への放尿もバイブも、輪姦も彼女はなんでもありだ。
今日の客は、先々週、初めて呼ばれて、今日が3回目になる。
今日は3人、縛りもあるので、時間も長い。
たぶん、今日のお客は、このグループだけだ。
かなりきついプレーなので、その後はもう仕事にならない。
信子が出て行った。
いなくなったから、どうということもない。
理沙の最初の男は、孝之だった。
中学2年のとき。
それ以来、信子がいようといまいとお構いないに、孝之は理沙を触って、抱いて、セックスした。
信子は何も言わない。
むしろ、今日のように、孝之といっしょに理沙を弄った。
信子のいるデリヘルは、あやしい注文にも応じる。
信子自身もSMプレイが主だが、中にはロリ趣味な客もゲイもいる。
店は、そういう表立って扱えない客を、孝之に回す。
孝之は、女子中・高校生やかわいい男の子達を数人、確保している。
自分の娘、理沙もその一人だ。
理沙は、すでに、多いときは、月に10数回、孝之に連れて行かれるようになっていた。
「後ろを向け」
理沙は、四つんばいのまま後ろを向いて、お尻を高く上げた。
孝之が、強引に入ってくる。
理沙は、顔を畳みにつけ、頭を抱える振りをして耳をふさいだ。
孝之が声を出すわけではない。
耳をふさげば、違う世界に入れる。自分の殻の中に閉じこもれるようなそんな気がするのだ。
孝之に突き上げられるのは、少し痛い。
でも、痛いほうがよかった。
痛いほうが…我慢できる。
やがて、孝之は、激しく腰を突き始める。
(もう・・少し・・・・あと、少し・・・)
「ああ」
孝之は、耳を押さえている理沙の腕を持ち上げ、顔を上げさせると、その顔の上に放った。
すえた匂いが鼻についた。
孝之は、放出した肉棒で、白濁した液体を、理沙の顔の上でこね回し、しずくのついたその肉棒を理沙の口に押し込んだ。
舌の先に、ぴりっと刺激が走る。
理沙は、それを舐めた。
ようやく理沙の口から離れた孝之は
「お前、明日は、4時までに帰って来い。いいな」
そう言って、バスルームに向った。