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続・広美の思惑5-4
5.ランチパーティー
壁に設置された屋内電話のランプが点滅して来客を告げた。
「こんにちは」
やってきたのは、若い男ばかり数人。
「おお、来たな」
啓太は、彼らを自分のところでバイトをしている大学生だと紹介した。
「さぁ、みなさん、どんどん食べて。飲み物は勝手にとってください」
若者たちの食べっぷり飲みっぷりはすごい。
俊一が少し圧倒されて、鉄板脇から後ろに椅子を移動させると静子もいっしょについて来た。
「暑いな」
啓太が口を切る。
「暑いわね」
千佳が浴衣の襟をはだけた。
覗けば乳房が見えるに違いない。
「脱いじまったらどうだ?」
啓太の視線は千佳ではなく静子に向いている。
静子は、俊一を見た。
俊一の顔があいまいに笑った。
静子は俊一によりかかり、俊一の胸の中に顔を埋めた。
(静子さん…)
挑発的な静子の行為に俊一は胸がどきどき高鳴った。
「おっぱいを見せてくれないか?」
啓太は今度は千佳に向かって言った。
「すけべ」
若者たちの視線が一斉に千佳に向く。
「ほら、みんな期待してるぞ」
「わたしだけ脱ぐの?」
「さぁ、それは静子に訊いてみろ」
視線が今度は静子に集まった。
静子は、答える代わりに浴衣の帯を少しずらし、襟を開いて、そこに俊一の手を導いた。
俊一は、ぐっと襟を広げ、静子の乳房を露出させた。
見慣れた静子の乳房だが、屋外で浴衣からこぼれたそれは、いつもとは全く違って見える。
乳首は、すでに固く尖っていた。
千佳の浴衣の脇から手が入ってきた。
啓太だ。
啓太が、手を入れ、千佳の乳房を揉み始めた。
「やだ。すけべ」
千佳の乳房がぷるんとこぼれ出た。
自分のほうを見る広美と俊一の目があった。
俊一は小さくうなずく。
その合図に静子が気づいたかどうかはわからないが、静子は、俊一の前にしゃがむと、ズボンのファスナーを降ろし、俊一のものをつかんだ。
静子はすでに大きく張っているそれの裏側を舐め上げる。
(静子さん、だめだって…)
腰を引こうとする俊一のお尻に手を回し、静子はぐっと上から俊一のものを飲み込んでいく。
俊一は広美から視線を外した。
啓太の手が千佳の浴衣の裾を割り、千佳の膝の内側に入った。
「きゃっ」
広美が声をあげた。
啓太が、千佳の膝の内側に入れた腕をぐいっと上にあげて、自分の膝の上に抱え上げたのだ。
足を左右に大きく開かれて持ち上げられた千佳の股間には男のものがついている。
驚いたのは広美だけだ。
周りの若者たちが驚かないところを見ると、彼らは千佳のことを知っているんだろう。
「驚いた?」
啓太が広美に訊いた。
「えっ…はっ、はい」
「千佳、今日は女性は静子と広美さんだけだ。静子は広美さんのご主人とだから、広美さんにお願いするしかないぞ」
(何のこと?)
「千佳はね、女になりたいくせに、これを舐めてもらうのが好きらしいんだ」
「なりたいって何よ。わたしは女よ」
「でも、これを舐めて欲しいんだろ」
「そりゃそうだけど…」
「広美さん、こいつの願いをかなえてやってくれないかな」
「はい」
広美は、とまどいながらも啓太の膝の上で足を広げている千佳の股間に顔を埋めた。
千佳のものを舐めている広美の姿を見ても俊一には嫉妬心は沸いてこない。
周りにいる若者たちの視線もなぜか俊一と静子ではなく、千佳と広美のほうに向いていた。
静子は、俊一の椅子を動かして周りの人たちとは逆の方向を向かせた。
広美たちに背中を向けた格好になった俊一には広美の姿が見えない。
「あなたは、わたしを見て…」
俊一の前で、静子は浴衣を脱いだ。
裸の静子の向こうにいくつかの民家の屋根が並び、その先にマンションがある。
明るい屋外で裸の女を見るのは、初めてだ。
痛いほど股間が張り詰めている。
静子は、今度は、俊一のズボンを脱がし始めた。
背中で、わぁーっと歓声があがった。
「広美が、千佳にキスしてるの」
振り返ろうとした俊一の頭を静子が抱えた。
「見なくていいの。わたしが教えてあげる」
静子は、俊一顔にぴったりと乳房を押し付け、片手を後ろに回して、俊一のものを握ると、ゆっくりとその上に腰を下ろす。
俊一の肉棒が静子の中に収まっていく。
顔に押し付けられていた乳房が徐々に下がる。
乳房の代わって唇が俊一の頬を這う。
「今度はうちの人が広美の後ろから手を回して、おっぱいを揉んでるわ」
そう言いながら、静子はゆっくりと上下に動き出した。
「千佳が、広美の帯をほどいてる」
「あっ…はぁーっ」
広美の声がもれ聞こえる。
「広美、きれいなおっぱい。うちの人とキスしてる」
「みんな、見てるのか、それを?」
「ええ。見てるわ…。みんなが見てる」
また、どよめきがおきた。
「うちの人が、広美をテーブルの上に乗せたの。広美、自分で足を開いてるわ」
「自分で?」
「ええ。千佳が、広美のあそこを舐めてる」
俊一の脳裏にその映像がありありと浮かぶが、怒りも嫉妬もわいては来ない。
静子の実況だけで実際に見ているわけではない。
気にはなるが、これでいいのかもしれない。
俊一はそう思った。
静子は、俊一の上で跳ねるように上下に動き、それがだんだん早くなっていく。
「乳首をつまんで…」
俊一は、静子の乳首をぎゅっとつまんだ。
「あはぁっ…」
静子の眉間にしわがよったが、一瞬のことだった。
「広美さん。お尻に入れるよ」
啓太の声だ。
啓太が持っているのは、玉が、数珠状に連なったもので、玉は先からだんだんと大きくなって連なっていた。
啓太は、広美のアナルに、クリームを塗りたくると、玉をゆっくりとそこに入れはじめた。
「あああ・・あああ・・・・」
広美の声がひときわ大きく響く。
「うちの人が、広美のお尻にバイブを入れてるの」
広美のアナルに玉がひとつ、またひとつと飲み込まれていく。
4っつめからは、簡単にはいかなくなった。
広美の顔が左右に揺れる。
5つめが収まったところで、やめた。
くっと食いしばっていた広美の口元がやっと緩んだ。
そこに啓太が自分のものを差し入れる。
広美は、口を大きくあけてそれを咥えた。
「千佳」
啓太が千佳に合図をすると、お尻にバイブを差し入れたままの広美の足を左右に開き、そこに千佳が挿入した。
「触っていいですか?」
周りで見ていた男の一人が口を切った。
「ああ」
啓太が答える。
「千佳も入れて欲しいんなら、お尻を振りな」
啓太の言うとおりに千佳のお尻が左右に揺れた。
男達の手が広美の乳房をつかみ、太ももをなでる。
広美に挿入した千佳のアナルに男が挿入した。
「はぁぁあああ」
二人が同時に声をあげた。
「千佳とうちの人が同時よ。千佳があそこで、うちの人が広美の口に入れてる。おっぱいも足も男達にいっぱい触られてるわ」
静子は、俊一のものの感触を確かめるように腰を下ろしたままゆっくり円を描くように腰を回す。
俊一のものは、相変わらず固く太い。
静子は、自分を見ている啓太に向かって、うなずいて見せた。
「いいぞ」
啓太が、広美の太ももを撫でている男に声をかけた。
男は、啓太に替わってみごとに天を向いた巨大なものを広美の口の中に突き入れた。
「ふぁぁぁ、ぁぁぁああ」
広美のくぐもった声が俊一にも届いた。
静子は、俊一の顔に乳首がかすかに触れる距離で、また上下に激しく動き始めた。
柔らかい乳房に顔を撫でられるのは悪くない。
広美のことが気にならないわけではいが、今のこの刺激をもう少し楽しみたかった。
「あっ…はぁはぁはぁ…」
俊一の手が静子のお尻を抱えるように伸び、右手の中指と薬指がすっと静子のアナルに押し入った。
静子が跳ね上がって降りると俊一の肉棒が奥に当たり、指が中をえぐるように動いた。
「ああぁぁぁぁあああああ」
千佳と広美と静子の声が交錯する。
俊一は、ふさわしい終わり方を求めてずっと耐えていた。
最後は一気に上り詰めたいが、静子の動きが俊一のタイミングより少し遅い。
俊一は、静子のお尻を抱え、自分から動いて下から静子を跳ね上げ始めた。
「ああ・・あああああ・・ああああ…」
静子が俊一の首に抱きついて動くのをやめた。
「ごめんなさい。もう動けない…」
「代わろう」
俊一が静子を持ち上げようとすると
「ううん。わたしはいいの…今、広美の口が空いてるわ」
(広美の口に出せと?)
静子が、俊一から離れた。
俊一は振り返った。
男の背中で広美を見ることはできないが、腰を動かすその男の両脇に伸びた白い足は、広美のものだ。
その横で広美から離れた千佳が、啓太のものをアナルに受け入れ、正面の男のものを咥え、左右で千佳の乳房を揉んでいる男達のものを手でしごいていた。
そこへ行くべきかどうか?
わずかに躊躇したが、俊一は、立ち上がり、男達の後ろを回って、広美の頭の後ろに立った。
覗き込む俊一と見上げる広美。
広美のほうが俊一のお尻のほうに手を伸ばして、俊一を引き寄せた。
緊張で若干萎え気味の俊一のものを、下から口をあけて広美が口に入れる。
いやがうえにも、正面で広美に挿入している男が目に入る。
お尻にまわった広美の腕に力が入る。
俊一は、広美に引き寄せられた。
(犯したい)
俊一は、広美の首を両手で固定し、ぐいっと喉に突き入れて、すぐに引いた。
げほっと小さく広美がむせる。
もう一度…もう一度…もう一度。
だんだん引くのが遅くなる。
肉棒の根元にぴったりと広美の唇がくっつくまでのどの奥に差し込んで…引く。
「ふわぁーっ」
広美の顔が真っ赤だ。
正面の男もまけじと突きいれ、左右に広美のお尻を揺さぶった。
(出したい)
喉の奥で出したい。
(いきそうだ)
うっ…うっ…出る…出る…出る。
広美の顔がぴったりと俊一の下腹部にくっついた。
「ふぁあああー。げほっげほっ」
俊一が一気に引いて、広美から離れると、広美が激しくむせた。
むせながら身体を左右に振る。
後ろの男が、広美から離れて広美のお腹の上に出す。
広美は、テーブルの上で転がって小さく丸まった。
しばらくは動けそうにない。
ひくひくと子供が泣きじゃくっているような息をして、肩が大きく上下に動く。
こんなに激しく消耗した広美を見たことはない。
俊一と広美を残して男は、今度は静子の周りに移動していく。
俊一が広美の肩に置いた手を、広美が胸の前で抱きかかえた。