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由香里の日常5-6
エピローグ
「由香里さん…菜穂子、おしっこしたみたいだよ」
雅紀が、由香里を呼んだ。
由香里は、字は変えたが、娘の名前を母と同じ名、“なおこ”にした。
意外というべきか、祐二は、子煩悩な優しいパパだったが、仕事が忙しくて、普段、起きている菜穂子と顔を合わすことはほとんどない。
小学生だった雅紀は、中学2年になった。
ときどき、由香里のところに遊びに来ていた。
おむつをかえるために前かがみになった由香里を雅紀が前から覗き込んでいる。
「雅紀、彼女いないの?」
「いないことはないけど…」
「へぇ…休みにデートとかしないの?」
しばらく、考えて、雅紀は、ぼそっと答えた。
「女の子って…なんか、めんどうだね」
「めんどう?…どうかしたの?」
「ううん。なんてか…抱いていいのか?悪いのか?」
「あらっ…もう、そういう関係?」
「まぁ」
「で、彼女がいやがるの?」
「どうだろう?…なんか苦しそうなんだよね」
「痛がるの?」
「痛くはないみたいなんだけど…痛がってるように見えるんだ。なんか悪い事してるみたいで…」
雅紀の目は、今度はむきだしの由香里の太ももに向けられた。
雅紀が、ときどき由香里のところに来る理由を由香里も知らないわけではない。
家にいる時間、ほとんど裸に近い由香里は、雅紀が来ても、下着はつけていない。
今日もノースリーブのシャツだけだ。
上から覗けば、乳房が見える。
後ろは、背中の真ん中まで開いている。
ブラをしていないのは、背中を見てもわかる。
「強引過ぎるんじゃないの?」
オムツを替えた菜穂子をベビーベッドに寝かせようと、由香里は、菜穂子を抱き上げ、ベッドにおろした。
「そうかなぁ…」
後ろで雅紀の声がする。
シャツは、腰をかがめた由香里のお尻を隠せない。
お尻に雅紀の視線を感じる。
由香里は、わざと菜穂子をあやす振りをして、そのままの姿勢でいる。
「でなきゃ、雅紀のが大きすぎるとか…」
由香里は笑って、振り返った。
いつもなら、慌てて顔を伏せる雅紀だったが、意外にも今日は、視線をそらさず、そのまま由香里と目を合わせた。
「大きいと…痛いの?」
雅紀は、真顔だった。
「…大きいの?」
「人と比べたわけじゃないけど…」
見れば、雅紀の股間がかなり膨らんでいる。
小学生だった雅紀といっしょにお風呂に入って以来、由香里は雅紀のものを見てはいない。
不意に雅紀に近寄ってきて、由香里は雅紀に倒された。
「雅紀」
由香里がとがめるように雅紀の名を呼ぶと、雅紀が止った。
由香里の乳房の上に顔を載せたまま動かない。
由香里もそれ以上はしゃべらず、じっとしたまま動かない。
「舐めて欲しいんだ」
ようやく雅紀がしゃべった。
雅紀は、お風呂で由香里の口に出したことが忘れられずにいた。
「いいわ」
雅紀は、由香里の上に乗ったままズボンを脱いで、由香里の顔をまたいで腰を下ろした。
由香里の口の上に雅紀のペニスが乗る。
それは、大きかった。
由香里は口をあけてそれを咥えた。
「由香里さん…」
由香里は、顔を起こし、それをぐっと飲み込もうとするが、全部は無理だ。
はぁー
大きく息をして、また、咽に入れる。
何度目かに
「由香里さん…出るよ…」
雅紀が苦しそうな声をあげた。
由香里は、先端を口に含んで強く吸いながら、顔を前後に動かした。
「ああ…」
勢いよく、雅紀のものが由香里の口の中に溢れた。
由香里が、それを口で全部受け止めて、見上げると、雅紀が、悪戯を見つかったときのようなばつの悪い顔で由香里を見ている。
「ごめんなさい。僕…」
「いいのよ。立って…」
由香里は、雅紀を立たせた。
「こっちにおいで…」
由香里は、雅紀をベッドに連れて行き、服を全部脱がせて裸にした。
放出したばかりの雅紀のものは、若干、下を向いているが、小さくなったわけではない。
由香里は、自分も裸になり、雅紀の前でうつ伏せに寝た。
「このままでできる?」
「うん」
雅紀は、由香里の足を少しだけ広げて、太ももの上に乗るようにして由香里の中に挿入した。
由香里の太ももがじゃまをして根元までは挿入できない。
「この格好じゃよくない?」
「ううん。そんなことは…」
「そう…じゃぁ、今度彼女と試してみれば?」
「わかった」
「わたしは…もっと奥まで…ね」
そう言って、由香里はお尻を持ち上げ四つんばいになった。
Baby Doll Ⅰ 由香里の日常 END
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