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続・亜希の反抗2-5
5.レイプ
「奥さん、先生は急用で後援会の事務所に行ってます。奥さんも来ていただきたいそうで…」
選挙の告示まで後2週間。
選挙事務所の準備をしていた亜希のところに迎えが来た。
男は長谷川と名乗った。
亜希の知らない男だったが、選挙目前で、人がたくさん入って来ており、選挙に興味のない亜希は顔も名前も覚えてはいない。
亜希の夫、誠は、県会議員だった父親の後を継いで、今度が2回目の選挙だ。
前回は、上位で当選しているが、市長を狙う誠は、トップでの当選を目指して、告示前から誠はずっと後援会事務所に詰めていた。
「長谷川さん。どこへ?」
後援会事務所へ行く道ではないような気がして亜希は運転している長谷川に声をかけた。
「新しい後援会ができたんです。そっちに向ってます」
(新しい後援会?)
そんな話は聞いていない。
車は、古いオフィスビルの地下の駐車場に入った。
「ここなの?」
狭いエレベーターで3階に向った。
男は何も言わない。
エレベーターを降りると、男は何の表示もない正面のドアを開けた。
「奥さん、どうぞ」
部屋に入った瞬間だった。
両脇を男達に抱えられた。
「あっ、何を…」
口を押さえられた。
「うぐっ」
お腹を殴られた亜希がうずくまると、男達に目隠しをされて、引きずられるように部屋の中に連れ込まれた。
「やめて、お願い」
手首に何かを巻かれて縛られた。
「いやっ…」
声を出そうとしたが・…何かを口に詰め込まれた。
「ああっ」
また、お腹を殴られた。
息ができない。
両脇から持ち上げられて腕を吊られた。
「声を出すな。いいな」
男が亜希の耳元で言う。
怖かった。
亜希が、うなずくと、男は口に押し込まれていたものを取った。
何人いるのかわからない。
男の手が、亜希のワンピースの裾を持ち上げる。
「ううう…やめて…お願い」
「ぐふぉっ」
またお腹を殴られて亜希は激しくせきこんだ。
「声を出すなと言ったろ」
また、男の手がワンピースの裾にかかる。
亜希は、必死にこらえた。
ワンピースの裾をお腹の上まで持ち上げられた。
近寄ってくる足音。
大勢だ。
別の手が腰に伸びてパンストを降ろし始める。
(あああああ…やめて、お願い、やめて…)
ショーツもいっしょに下ろされた。
「きれいな尻だな」
左右の尻肉をぎゅっとわしづかみされた。
「うっ」
亜希は、その痛みに耐えた。
前からも男の手が伸びてきた。
閉じようとした足を別の手が引っ張る。
膝も縛られて片足を吊り上げられた。
男の手が亜希の股間に入ってきた。
「切れよ」
後ろで声がした。
(切る?)
亜希は、全身をこわばらせた。
もはや、体中の震えを止められない。
カシャ
(挟み?)
背中のファスナーが降ろされ、ワンピースが切り刻まれた。
キャミソールの肩紐もブラの肩紐も切られた。
裸にされた。
手がいくつも伸びてくる。
お尻の肉をつかむ手。
乳房をつかむ手。
乳首を挟む手。
わき腹をつかむ手。
太ももを這う手。
おへそに立てる指。
あそこに入ってくる指。
目隠しの上から、さらに頭にマスクをかぶせられた。
目も耳も塞がれた。
鼻と口は出ているので…息はできるが、息苦しい。
吊られていた紐を解かれた。
手に・・・なんだろう?
手首に何かを巻かれてそこを縛られた。
首にも何かを巻かれた。
紐が付いているのだろう。
引っ張られた。
目が見えない亜希は、引っ張られてバランスを崩した。
とても立っては歩けない。
膝と手を床についた。
さらに引っ張られる。
亜希は、四つんばいで這った。
「奥さん、いい格好だ。そのままついて来い」
四つんばいの亜希のお尻を時おり誰かが平手で殴る。
パーンという音が部屋に響いた。
「もっとけつを上げろ」
たたかれるたびに亜希はお尻を上げた。
色白の亜希の真っ白なお尻が真っ赤になって左右に揺れた。
左右から伸びてきた手で亜希は立たされた。
背中には壁だ。
両手を頭の上で壁に押し付けられる。
「ぐふぉっ」
また、お腹を殴られた。
しゃがみこもうとする亜希を男の手が引っ張り上げる。
「あぁぁぁぁぁ」
亜希の震え声が漏れる。
パチ
今度は脇だ。
強くはないが、亜希は身をよじる。
下腹部。
また、脇。
小刻みに小さく殴られる。
ずふぉ
不意に強いのが鳩尾に来た。
亜希は、お腹を抱えてうずくまった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
男達は、亜希の息が落ち着くのを待ってまた亜希を立たせる。
同じことの繰り返し。
亜希の意識がだんだん遠ざかる。
現実の世界から意識が逃げようとし始める。
「ぐふぉっ」
何回目か、亜希はとうとう床に倒れこんだ。
意識はなかった。
激しく揺さぶられて亜希は再び現実に引き戻された。
乳首が痛い。
「あうっ」
見える。
もうマスクも目隠しも外されていた。
仮面で顔の上半分を覆った男に犯されていた。
(仮面?)
先日、早苗に聞いた話を思い出した。
(これが、そうなの?…誠もいるの?ここに…)
金色の仮面が二人いた。
「あっ」
男に激しく突きあげられた。
乳首も強く指で挟まれた。
別の仮面の男が右にも左にもいる。
戻りたくない現実に亜希は、引きずり戻された。
ようやく開いた亜希の口にさっそく肉棒が差し込まれる。
顔を左右から押さえられ、いきなりのどの奥まで差し込まれる。
「ぐふぉっ…げぇーふぉっふぉっ」
むせるのもおかまいなしに押しこまれる。
亜希は吐いた。
それでもそこに押し込まれる。
男が口の中に出したが、それすらどうでもいい。
亜希は、必死に息をした。
男達に上体を起こされた。
やっとまともに息ができる。
頭をつかまれた。
つかんだのは金色の仮面の男だ。
(何?)
水の中に顔を押入れられた。
(殺される?)
恐怖で亜希の体から、力が抜けていった。
バケツに頭を突っ込まれたのは、その1回だけだった。
仰向けの男の上に馬乗りにされた。
後ろから、誰かが亜希のお尻をかかえて同時にお尻に入れられる。
横から顔を持たれて口にも入れられる。
お尻を犯された。
何人もの精子を飲み込んだ。
何回もお尻の中に出された。
亜希は死んだように横たわった。
もう一度、気を失ってしまいたかった。
男達の足音が遠ざかっていく。
誰かが、亜希の身体に毛布をかけた。
男達がいなくなったのは覚えている。
が、その後はわからない。
長谷川という男に連れられて帰ったと思うが、よく覚えていない。
誠がいたかどうかもわからない。
亜希は、部屋に閉じこもった。