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広美の思惑1-3
3.返す返す…
ユニットバスにしてはけっこう広いバスルームだが、トイレと一体だ。
一応、半透明のアクリル板のようなもので仕切られているが、もちろん、トイレに扉はない。
(まぁ、1LDKじゃ、こんなもんだろうけど…)
「お風呂、お湯張っていいですか?」
俊一は、湯船につからないとお風呂に入ったという気がしない。
「ああ、どうぞ」
念入りに身体を洗って、湯船にまだお湯が半分くらいだが、俊一は腰までつけた。
家でもそうだ。
ゆっくりと下半身を温めて、お湯がたっぷりと入る頃に出る。
本人は、半身浴のつもりだ。
「あのぅ」
扉に影が映った。
「ちょっと、入っていいですか?」
「えっ、あっ、どうぞ」
まさか、いっしょにお風呂に入ってくるとは…
扉が開いた。
バスローブを着た静子が入ってきた。
「ごめんなさい。ちょっとトイレに…」
(トイレ?)
「あっ、いや、じゃぁ、僕、出ますから…」
「いえ、いいんです。ゆっくり入っててください。わたしは、かまわないですから…」
(かまわないって…?)
「いや、でも…」
「いいんです。本当に…。いてください、そこに」
そう言って、静子は、バスローブを脱いで裸になると、仕切りの奥に入った。
(いてくれって…?)
裸の静子のシルエットが、便座に腰を掛ける。
しゃがんだ静子の足が、仕切りからはみ出した。
(聞かれたいっていうこと?)
そういう人がいることは、そういうことを告白したブログなどで知ってはいるが…
まさか、そういう人が身近にいるとは…
すぐにシャーっという音が響いた。
静子は、流しもしないで、放尿を始めた。
「静子さん」
返事はない。
「見ていい?」
「いや、だめです。見るのはだめ」
(なるほど。聞かれるのは、いいってわけか。でも…)
俊一は、立ち上がった。
それは、静子にも音でわかる。
「だめ、来ないで。見ちゃだめ」
静子が慌てて制するが、その慌てぶりが、なおさら俊一の興味をそそった。
俊一は、まだ、放尿が続いている静子の前でしゃがんだ。
「いやぁ。見ないで」
静子は、俊一の肩を押しながらうつむく。
“今なら、なんでもできる”
俊一はそう思った。
俊一は立ち上がると、両手で静子の顔を上げさせ、もう、はちきれそうに膨張した自分の肉棒を静子の口にあてた。
静子の口が開いて、それを咥える。
静子は、俊一の肉棒の裏の部分を舌で舐め上げ、そしてゆっくりと半ばまで飲み込むと、いったんそこで止まって、俊一のお尻を抱きかかえるようにして今度は、いっきに根元まで飲み込んだ。
(うわっ…)
俊一は、これは初めてだ。
ビデオではよく見るが、風俗でもなかなかやってはくれない。
夢のようだ。
俊一は、Mな女が好みだが、サディストではない。
本当に嫌がっている女をいたぶる趣味はない。
静子なら、きっとだいじょうぶだ。
俊一は、静子の頭を抱え、喉の奥まで入った、自分のものをさらにぐいぐいと左右に揺すった。
「ぐわぁぁぁぁ」
静子が声をあげる。
(まずい。いきそうだ)
このままいってしまいたい気持ちもあったが、まだまだこれからだ。
俊一は、静子から離れた。
「変態だと思ってるでしょ」
静子は便座に腰をかけたまま俊一を見上げた。
「ううん。そういう人が好きなんだ」
「そう?…よかった。軽蔑されるかと思った」
いきなり、横でおしっこをされたら、引いてしまう男もいるかもしれないが、俊一は違う。
「まさか」
静子は、立ち上がり、俊一に背中を向けて、トイレを流すためにレバーに手を伸ばした。
お尻がつんと俊一に向って突き出される。
その股間に俊一が手を伸ばした。
「あっ、だめ、洗ってないのよ」
「洗ってあげるよ」
俊一は、静子のお尻を抱えたまま向きを変えた。
静子は、バスタブのヘリに手をついて、お尻を突き出し、少しだけ足を開く。
シャワーのお湯が、勢いよく静子の股間に浴びせられた。
「あんっ」
お湯だけでなく、さらに俊一の指も入って来た。
「ああ、だめ、だめよ。もう…」
静子は逃げ、俊一のほうを向いた。
「今度は、わたしが、体を洗いますから、そこに座ってください」
静子に促されるまま俊一は、イスに腰を掛けた。
静子は、手をボディソープで泡だらけにして、まず俊一の背中を丹念に手で洗い、俊一の背中に抱えつくようにして、後ろから俊一の前に手を伸ばした。
俊一の肩に静子の乳房が触れる。
静子は、膝をつき、俊一の脇から手を前に回して、お腹、太ももを洗い、そして俊一の肉棒をつかんだ。
俊一の背中じゅうを静子の乳房が這った。
俊一のものは、もう後わずかな刺激だけでいってしまいそうなところにまで来ている。
俊一が、腰を引いた。
静子は、立ち上がり、今度は俊一の腕を取って、それを後ろ向きで跨ぐと俊一の腕を股で挟んで洗い始める。
俊一の腕のレールの上を、俊一の方に向って、静子のお尻が近寄ってくる。
ぬるっとした静子の股間の感触がたまらない。
「奥さん・・・」
「はい?」
「い・・・いえ・・・なんでもないです・・・・気持ちいいです」
俊一は、静子がソープで働いていたのではないかと訊こうとして、思いとどまった。
「主人に・・・教えられたんです。こうしなさいって・・・・」
静子のほうから、答えがあった。
「そう・・・ですか・・ご主人に・・・」
別居している亭主の話をされるとは思わなかった。
「主人はこういうの好きなんです。わたしが、他の男の人に使われるのを見るのが好きなんですよ」
静子は、さらに夫の話を続ける。
俊一はどう答えていいかわからない。
静子は、俊一の指を自分の中に導いた。
ぬるっとした感触が伝わる。
静子は、俊一の泡を流すと、俊一の前に座り、身体を折り曲げて、俊一のものを口に含んだ。
静子は、かなり無理な姿勢で、俊一のものを咥えている。
その姿を見ているだけで、俊一はよりいっそう昂ぶった。
「静子さん」
俊一の意図を察して、静子は向きを変え、後ろ手に俊一のものをつかむと、ゆっくりとそれに跨った。
こんなのは、数年前にソープで一回経験したきりだ。
静子は、俊一の手を取り、俊一を立たせようとする。
俊一は、静子の動きに合わせて、立ち上がった。静子は、俊一を受け入れたまま、ゆっくりバスタブに向って歩き出す。俊一がついていく。
静子が、バスタブのヘリに手をつき、お尻を高く突き出した。
もう、がまんすることはない。
俊一は、静子の丸いつんと突き出たお尻を両腕で押さえ、激しく突き始める。
「あああ・・ああああ・・・・」
静子の声が、バスルームに響いた。
「奥さん・・・」
「あああ・・ああ」
俊一は、ここでいく気だ。
どんどん俊一の動きが激しくなる。
「ああ、出そう」
「いって、いって」
「顔にかけていいですか?」
「いいわ・・・・顔にかけて・・・・」
「ああ・・・いきますよ」
「いって・・・いって・・・・ああああ」
「あっ」
俊一は、ぎりぎりまで我慢して、静子から離れると、急いで静子の横にまわり、静子の顔を上に向け、そこに放出した。
それは、静子の鼻の脇から、唇へと、ひとすじの線となった。
俊一は、放出し終えた肉棒を、バスタブのヘリを持ち座り込んだ静子の口にまた差し込む。
静子は、それに丹念にぐるっと舌を這わした。
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