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仁美の彷徨2-4
仁美の背中から祐二の手が腰に回った。
「脱いで…」
ぎゅっと引き寄せられた仁美の耳元で祐二が囁く。
仁美は、祐二から離れ、服を脱ぎ始める。
祐二はそれをじっと見ていた。
仁美が全裸になると、祐二は仁美を大きな鏡の前に連れて行き、背後から左手を乳房に右手を股間に持っていった。
「見るか?」
祐二は、そう言うと、椅子を運んできて、仁美を椅子に座らせ、大きく足を広げさせる。
「さっきと同じ格好だ」
祐二は、先ほど、由香里のお店で、仁美がしていた格好を、仁美自身に見せた。
(ああ…見えてる…こんな格好を…わたし…)
再び、祐二がバイブを取り出した。
「自分で広げて…よーく見えるように」
祐二に言われた通り、仁美は、自分の指で、肉襞をかき分け、ピンクの秘芯を人差し指と中指で挟んで見せた。
「仁美、今度は自分で入れるんだ」
仁美は、祐二からバイブを受け取り、それを自分の股間に当てた。
すぐには挿入できない。
バイブの先端を、秘部の周辺にこすりつけ、ゆっくり、ゆっくり、仁美は挿入していく。
(見ず知らずの人前でこんなことをしてたんだ)
恥ずかしさが、再びこみ上げてくる。
(ああ…ああ…ああ…また…また…ああああ)
祐二が自分の肉棒を仁美の口に持ってきた。
仁美はそれを待っていたかのように口に入れる。
「むぅぐっ…うぐっ…」
祐二の口への挿入は、少し乱暴だった。
いきなり、頭を抱えるとぐっと、奥まで突き入れ、そのままで仁美の顔を左右に振った。
「むぅぐっ…うぐっ…はぁ…はぁはぁ…」
祐二の肉棒が浅く引かれた瞬間に仁美は必死に息をする。
苦しがる仁美にお構いなしに祐二の挿入は繰り返された。
「はぁ…はぁはぁはぁ」
やっと、祐二は仁美の口から離れ、仁美を立たせ、バスルームへと連れて行った。
バスルームには大きなエアマットが置かれていた。
(こんなのも付いてるの?)
仁美はそこにうつ伏せで寝かされた。
「仁美、じっとしてて」
祐二は、ゆっくりとマッサージを始めた。
祐二が手にしたオイルは、少し変な感触だった。
最初は別にどうっていうことはなかったのだが、そのうち、じわーっとあたたまってくる感じで心地良い。
緊張して固まっていた筋肉が解きほぐされる感じだ。
祐二の指が、お尻に回り、仁美の双丘をぐるぐるとなでまわした。
それから祐二の腕が仁美の股間に差し込まれ、仁美は今度は、腕で刺激を受けた。
祐二の逞しい腕が、仁美の股間を前後する。
ゆるい刺激だが、気持ちがいい。
やがて、指が入ってきた。
祐二は、それほど激しくは動かさない。
ときどき、きゅーんと刺激が来るが、それはそれでいい気持ちだ。
仁美は、体中の力を抜き、すべてを祐二に任せた。
「えっ」
仁美の肉壺を出たり入ったりしていた祐二の指が、お尻の穴に侵入してきた。
指が1本、奥深く差し込まれ、ぴたっととまった。
(お尻なの?…お尻にするの?…)
仁美は、アナルは初めてだ。
また、体中に緊張が走った。
「い…痛い」
仁美は、がまんしきれずに声を出した。
「ここは経験ないの?」
「は…はい」
「そうか…力を抜いて…。…ちょっとだけ我慢して」
「は、…はい」
祐二は一度指を抜き、バスルームを出て行った。
仁美は、どうしたらいいのかわからず、じっとそのままうつ伏せていた。
さきほどのオイルが祐二の指に残っていたのだろう、お尻の穴全体が温かくなってきて変な感じだ。
祐二が、丸い珠がつながったものを持って戻ってきた。
珠は、上にいくほど大きい。
(それを…入れるの?わたしのお尻に?)
きくまでもないことだった。
仁美は覚悟して目を閉じた。
仁美の彷徨2-5
ゆっくりと、再び祐二の指が入ってきた。
その指をゆっくり上下させる。
やがて、1本の指が2本になった。
(痛い…)
今度は仁美は声に出さなかった。
やがて指が抜かれると、お尻の穴の周辺は燃えるように熱くなって、感覚が鈍くなっていた。
そこに、珠が挿入された。
(う…うぐっ…)
本当に痛いのか、痛いという先入観から、痛く感じているだけなのか仁美には、わからない。
それほどお尻の穴の感覚が鈍くなっていた。
珠がいくつ挿入されたのかわからないが、腰から下が重く感じられて、いつからか、お尻の穴よりもずーっと奥のほうで鈍痛を感じるだけになっていた。
祐二は、挿入した珠を今度は、ゆっくり、一個ずつ抜いていく。
「あ…ああ…ああああ…あぁぁぁ…」
珠が抜かれるたびに、一瞬、つっと痛みがきて、仁美は思わず声をあげた。
何個めかの珠が抜かれ、すーっとお腹から重い感じが消えていくと、今度は、祐二の指が、しっかりと仁美のお尻の双丘を鷲づかみにして、左右に広げた。
(ああ…来るの?…お尻に…)
祐二の肉棒が仁美のお尻の穴に挿入された。
「う…うぅぅぅ…」
仁美は、ぐっと歯を食いしばる。
「ゆっくり…。恐い」
すごい痛みが今にもやってきそうで、仁美は、おもわず祐二にお願いした。
「仁美、…少し、お尻浮かして…力抜いて…いい?」
「はい」
ゆっくり、少しずつ少しずつ、祐二のものが仁美のお尻に入ってきた。
「いっ…」
「もう少しだから…」
「う…う…・ううう…」
「痛い?」
「いえ、もう、だいじょうぶです」
「そう」
確認すると、祐二がゆっくり動き出した。
「痛い?」
「いえ」
「気持ちいい?」
「はい…いい…いい…」
不思議だった。
入ってくるときは痛かったのに…、痛みが消えた。
祐二はゆっくり動いた。
ふんわりした不思議な快感だ。
(これも…いい…)
だんだん祐二の動きが早くなるが、もう痛みは感じない。
「ああ…ああ…いい…いい…」
「出すぞ…」
「出して…出して…」
祐二の動きが止まった。
祐二は仁美のお尻の中に出した。
祐二が、仁美を後ろからお尻を抱え持ち上げる。
小さな子供におしっこをさせる格好だ。
「いや…恥ずかしい。祐二さん…お願い…おろして」
仁美は、懇願したが、祐二はそのまま、仁美を鏡の位置にまで持ち上げた。
「ああ、恥ずかしい…」
お尻の穴が、大きく広がっている。
(こんなになるんだ…)
「出してみて…」
「出す?…お尻から?」
「そうだ」
仁美は、どうやって出すのかわからない。
「お腹に力を入れて…」
(でも、そんなことしたら…)
仁美は、少しずつ力を入れてみた。
しばらくして、ようやく、仁美のお尻から祐二の精液がすーっと流れ落ちた。
仁美は、そのあいだずっと、気を失いかねないほどの羞恥にじっと耐えた。
バスルームを出て、ベッドに並んで横になった。
「ここに住んでもらえないか?」
思いもしないことだった。
「ここに…住む?引っ越すんですか?わたしが…ここに?」
「ああ、だめか?」
突然のことで、仁美は、どう答えていいかわからない。
いやではないが…いいんだろうか?
「あのぉ、お家賃は?」
聞きにくかったが、一応、聞いてみた。
「家賃はいい。俺がオーナーだと言っただろ」
「ありがとうございます」
「じゃぁ決まりだ」
仁美はもう一度、祐二のものを握った。
仁美の彷徨2-6
「おはようございます」
次の週の朝、仁美は、すでに出社し、コーヒーを飲んでいる祐二にいつものようにあいさつした。
「ああ、おはよう。ゆっくり休めた?」
仁美は、土曜日に身の回りのものを整理して、日曜にはそれらを新しいマンションに運んだ。
引越し業者を祐二が手配してくれたのだ。
「はい。まだ片付いてないですけど…」
「いいんだよ。仁美には大変な一日だったろうから…」
祐二は、仁美を抱いた。
祐二に抱かれることで、仁美は漠然とした不安から少し解放されるような気がして、嬉しかった。
仁美が自分から、祐二の背中に手を回し、キスをねだると、祐二は応じてくれた。
「着替えます」
仁美は、祐二から離れ、ロッカーの前で少し深い息をして、それから、服を脱ぎ始めた。
今日は、下着はつけていない。
祐二の前で、仁美はシャツを脱ぎ、背中を晒し、スカートを脱ぎ、お尻を晒した。
全裸になって、まっすぐ立ち、今度は祐二の方に向いた。
祐二は、じっと仁美を見ていた。目が合った。
仁美は、祐二の方を向いて椅子にかけ、ストッキングに足を通した。
仁美の股間から、あるべきものが消えていた。
祐二に買ってもらった下着は、どれもみな幅が狭く、ヘァーがどうしてもはみだすので思い切って全部剃ったのだ。
ストッキングをガーターベルトに止めると、薄いピンクのハーフカップのブラを付け、それから、ブラと同色でシースルーのTバックのショーツを身につけた。
仁美が制服を着終えるまで、じっと仁美を見ていた祐二が、近づいてきた。
祐二の左右の腕が仁美の肩に置かれた瞬間、仁美は祐二の前にしゃがみ、膝立ちすると、ジッパーを下ろし、祐二のものを取り出し、その先端をゆっくりなめ、それから、咥ええ、ぐっと頬張った。
仁美の頭を持ち、2、3度ぐっと根元まで突き入れた祐二は、仁美の口からそれを抜き、仁美の頭を撫でた。
「いい子だ。でも、続きは後だ。もうすぐ会議なんでね。」
「はい。」
祐二が会議を終え、オフィスに帰ってきたのは、終業時刻の午後5時ちょっと前だった。
「あら、仁美さん。あなたがここになったの?」
祐二が帰ってきて、しばらくすると、結婚して退職した仁美の前任者の大塚亜沙美がやって来た。
「亜沙美さん…どうしたんですか?」
「うん、ちょっと、いろいろ手続きがあって、ついであいさつに寄ったの。祐二さん、いらっしゃる?」
「はい、いらっしゃいます。ちょっと、待っててください」
亜沙美が挨拶に来たことを伝えるために祐二の部屋に入る仁美の後姿を、亜沙美は観察するかのようにじっと見ていた。
「亜沙美さん、どうぞ」
亜沙美にそう伝え、部屋に入っていく亜沙美の姿を仁美も見ていた。
(素足だわ、亜沙美さん。下着のラインもない…それに、祐二さんって呼んだわ)
不意に祐二がやって来た。
「仁美、コーヒー入れてくれる?みっつ」
「はい、…みっつ…ですか?」
「仁美もおいで」
コーヒーを持っていった仁美は、祐二と向かい合って座っている亜沙美の姿を見て、息を呑んでその場に立ち尽くした。
亜沙美はソファに両足を上げ、足を立てて股間を大きく祐二に晒していた。
「仁美、ここへおいで」
祐二が横によって、仁美を自分の横、亜沙美の正面に座るように場所をあける。
仁美は、コーヒーをお盆に載せたまま、テーブルに置き、祐二の横に座った。正面に座った仁美に向かって、亜沙美は意図的にもっと足を開いて見せた。
「亜沙美は、ピアスをあけたんだって」
「ピアス?」
(何?どういうこと?)
戸惑う仁美に亜沙美は、
「見える?」
そう言って、自分の指で、肉襞をかきわけ、クリトリスを露出させた。
ピアスは、そこにあった。そこだけではない、かきわけた肉襞にも左右に2箇所ずつ埋め込まれていた。
(あんなところに…)
仁美は、激しいショックにことばを失った。
「祐二さん、もう仁美さんに手をつけたの?私のときは、3ヶ月くらい、何もしてくれなかったのに…。」
(亜沙美さんも祐二さんと…)
亜沙美のことばに、我に返った仁美は、抱いていた不安のひとつが、そのまま現実になって目の前にあることを悟った。
「亜沙美は、ちょっと違うと思ったんでね。そしたら、やっぱり違ってた。」
(なんのこと?祐二さん、何が違うの。仁美は違わないの?)
「火を点けたのは祐二さん。おかげで、もう戻れない」
「旦那は、大事にしてくれるかい?」
「ええ、今度ここの穴をひとつにつなげて大きくしてなにかぶらさげるって…」
そう言って、亜沙美は肉襞のピアスをいじって見せた。
「ふーん、そう。やっぱり、俺にはできないね。そういうことは…」
祐二は、仁美がテーブルの上に置きっぱなしにしたお盆からコーヒーを取ると、ひとくち口に運んだ。
そして、ようやく仁美に説明し始めた。
「俺は、縛ったり、鞭で打ったり、ピアスあけたりっていうのは趣味じゃないから、知り合いのそういう趣味の人に亜沙美を紹介したんだ。それが、今の彼女の旦那さん」
(縛られる…鞭…ピアス…私はどうなんだろう?されたことはない…)
よく見ると、亜沙美の体には、あざのようなものがいくつか見られた。
手首のは縛られた痕のようだ。
同じような痣が太ももの付け根にもあった。
仁美は、自分が亜沙美のような性癖でないことを祈った。
(祐二さんと好みが違ったら、他の人に渡されちゃう…それはいや)
仁美の彷徨2-7
「仁美さんは、もう祐二さんのもの?」
亜沙美は、それを仁美にきいた。
「えっ…は、あのう…は、はい」
仁美は、どんな返事をしていいのかわからず、祐二を見た。
「仁美、立って、ここに来て」
祐二のことばに、仁美はほっとして、それに従った。
祐二は自分の前に、仁美を亜沙美の方を向いて立たせると、ゆっくりと仁美のスカートを持ち上げていった。
(見せるの?亜沙美さんに…)
仁美は、考えるのをやめた。
(祐二さんのしたいように…わたしは従うだけ)
「仁美、持って」
祐二は、持ち上げたスカートを自分で持つように仁美に命じた。
「仁美、亜沙美に見てもらおう。見てってお願いしようか」
「亜沙美さん、仁美を見て」
祐二は、シースルーのショーツをするすると仁美の足元まで下した。
仁美は、自分で足を上げてそれを抜いた。亜沙美は、テーブルの上のコーヒーを片付け、少女のようになった仁美の股間に手を伸ばしてきた。
「剃っちゃったの?祐二さんの指示?」
「いや、仁美が自分で…」
祐二が応えると
「ふーん、この方が、よく見てもらえるものね」
と、亜沙美は仁美に話し掛けた
「は…はい」
仁美は、激しく脈打つ心臓の鼓動と戦いながら、なんとか応えた。
確か2歳年上で、それほどした親しくもなく、今まで挨拶くらいしかしたことのなかった亜沙美に秘部を晒して、秘芯を弄られている。
しかも、まくったスカートの裾を自分で持ちながら…
(祐二さん…何か言ってください。なにかさせてください。これ以上、じっとしてられないです)
祐二が、仁美の後ろで立ち上がって、仁美を振り返らせ、唇を吸い、舌を入れてきた。
仁美はほっとした。
亜沙美が仁美と祐二の間に手を入れ、祐二のものを取り出し、しゃがんで二人の間に割って入り、祐二の肉棒の先端を口に含むのが目にはいった。
(あっ、だめ。亜沙美さん…それはだめ…)
仁美は、目で祐二に抗議した。
祐二は仁美から離れ、亜沙美を制すると、仁美を抱き上げ、テーブルの上に仰向けに寝かせた。
一昨日と同じ格好だったが、仰向けに寝た仁美の上に乗ってきたのは、亜沙美だった。
仁美の秘襞を亜沙美の指がかき広げ、亜沙美の舌が、仁美のクリトリスと肉壺を往復し始めた。
逆に、亜沙美の秘部は仁美の目の前だ。
仁美も亜沙美と同様、そこに舌を這わせた。
祐二は、後ろに回り、先ほど中断した行為を再開した。亜沙美の口に挿入したのだ。
「うぐっ…」
亜沙美が祐二を喉の奥深く飲み込む音が聞こえた。
(祐二さん…だめ、…それは仁美に入れて…お願い、仁美に…)
思いが通じたのか、祐二は、今度は仁美の中に入ってきた。
(入れて…深く…もっと、深く…突いて…突いて)
祐二は、亜沙美の口、仁美の肉壺を何度か渡り歩き、しばらくすると、仁美の顔のほうに移動した。
仁美の目の前で、祐二の肉棒が、亜沙美に挿入され、亜沙美の声がこぼれた。
祐二の動きが激しくなるにつれ、亜沙美の声が大きくなった。
場所を考えると、仁美の不安がいっきに増大した。
(誰かに聞かれたら…ドア、かぎかかってないのよ…亜沙美さん…)
祐二の動きはさらに激しくなり、亜沙美の体重が仁美にどっとのしかかると同時に、祐二は、亜沙美から離れた。
仁美は、目の前の祐二の肉棒を顔を上げ、口を大きく開けて咥えようとした。
(仁美は、祐二さんのもの。だから、絶対に、仁美に出して…仁美のどこにでもいいから…仁美に出して)
祐二は、仁美の口にそれを差し入れ、仁美の口に放出した。
祐二が、自分に出してくれたことが、仁美は嬉しかった。
次から次へと湧き出すように流れ出る祐二の精液を仁美は全て口で受け取り、飲み干した。
「仁美、着替えるか?俺たちも帰ろう。」
亜沙美が帰って、祐二も帰る支度を始めた。
「祐二さん。あのう…」
「何?」
仁美は、悩んだ末、祐二に訊いた。
「あのう…わたしのほかにも、祐二さんには何人か女性がいるんですか?」
「亜沙美は、もう俺とは関係ないよ。人妻だからね」
「ええ、それはわかってます。亜沙美さんじゃなくて…他の、わたしが知らない人…」
「いないって言ったら信じるか?」
「…いいえ…」
「いるっていったら、わたしを嫌いになるか?」
「…いいえ…」
「じゃぁ、なぜ聞く?」
「ごめんなさい。いいんです。ただ…」
「ただ…なんだい?」
「…・」
仁美は、後悔していた。
(やっぱり、きかなきゃよかった。どうしよう、“いいです”って言うのも…)
「言ってごらん…仁美」
祐二は、優しかった。
「あのぅ…前にあの部屋に住んでた人って…亜沙美さんですか?」
「いや、亜沙美じゃないよ。別の人だ」
「すいません。つまらないこと訊いて…」
「いや、かまわんよ。…もう、いいか?」
「は、はい。ありがとうございます。変なこと言ってごめんなさい。」
「いいよ。…じゃぁ、また、着替えるところを見せてくれるかな」
「はい」
仁美は、ロッカーの前に行き、今度は、祐二の方を向いたまま、制服を脱ぎ始めた。
(見ててくださいね。祐二さん)
制服のシャツを脱ぎ、ハーフカップブラを外した。
決して大きくはないが、形のいい乳房にツンと乳首が尖っている。
スカートを下ろし、しばらくそのまま立って、祐二を見つめていたが、ガーターベルトを外すと、椅子に座った。
片脚を椅子に上げ立膝でストッキングを脱いだ。
すべて脱いで全裸になると、椅子から立ち、今度は後ろを向いて、ブラウスを着、お尻を突き出してスカートをはいた。
「まっすぐ帰るのか?」
「はい。」
「家まで送ろう」
「いえ、だいじょうぶです」
「その格好で電車に乗せるわけにはいかないな」
祐二の優しさが嬉しかった。
仁美の彷徨3-1
1. トイレで…
「仁美…」
予定の時間をだいぶ過ぎて出張先から帰ってきた祐二が、待ちくたびれて、ソファに深々と腰をかけていた仁美を後ろから抱きしめる。
「祐二さん…」
しばらく、無言のままじっと抱き合った。
どのくらい抱き合っていただろうか、おもむろに祐二が仁美の唇を求めてきた。
舌を絡み合わせた長く深いキスだ。
「行こうか?」
祐二が仁美を誘った。
「はい」
久しぶりの祐二とのキス、仁美は少し胸の高鳴りを覚えた。
「仁美…」
ハンドルを握っている祐二が言った。
「なに?」
「パンティーを脱ぎなさい」
「えっ?」
「脱ぐんだ」
抗う理由もないので、仁美は狭い車内で腰を浮かし、パンティーを脱いだ。
「脱ぎました」
(次は何?)
「スカートを持ち上げて」
仁美は言われたとおり、スカートをたくし上げた。
股間の茂みがあらわになる。
「ブラもとりなさい」
祐二に会うのに、パンティーもブラもつけている自分が情けなかった。
言われたとおり、仁美はブラウスの前をはだけ、背中のホックをはずし、袖から片腕ずつ、ブラの肩紐を抜き取りブラをはずした。
ブラウスの前を合わせようとしたとき祐二が
「だめ、胸は出したまま」
仁美は、言われたまま、胸を晒した。
高速道路の左の端の車線を走っているため、助手席の仁美は人に見られる心配はほとんどない。
それでも、乳房を晒したままでいるのには勇気がいった。
「足をシートの上で立てて」
祐二の要求は、終わらなかった。
仁美は、ためらいながらもその要求に従い、両足をシートに立ててM字開脚のポーズになる。
「どう…?」
祐二は楽しそうに仁美に聞く。
「いじわる」
祐二は、突然、ウインカーを上げると、追い越し車線に出て前の車と併走し始めた。
抜けばすぐに抜けるのに、わざとゆっくりと追い越した。
仁美は思わず、両手でブラウスの前を合わせた。
「隠していいとは言ってない」
ゆっくり、前の車を追い越して左車線に戻った祐二が、仁美に言った。
「ごめんなさい…」
「しゃぶるんだ」
「え?」
「見られるのがいやか?」
「…・」
「いやじゃないだろ?」
仁美は答える代わりに、シートベルトを外し祐二の股間に手を伸ばす。
そっと撫でると、祐二のペニスがすでに堅くなっているのが感じられた。
仁美は、黙ってジッパーを下ろし、それを取り出そうと手を入れた。
(もうこんなになってる…)
座席に座っている状態で祐二のペニスを取り出すのはなかなか難しい。
仁美は、ようやく取り出したペニスを軽く握ると、身体を低く折るようにして、口に含んだ。
祐二が腰を少し前に突き出す。
指を添えて、仁美がしゃぶる。
「仁美、きゅうくつだろ、シートの上に乗りなさい」
仁美は言われるまま、座席の上に横向きで座り、また祐二のペニスを咥えた。
「お尻を上げて」
車の窓にお尻を向けてるので、そのお尻を上げたら、窓から丸見えだ。
ためらっている仁美に
「早く」
祐二にせかされた。
車の窓にお尻を晒している。
そう思うと、仁美の秘部は熱くなり、潤いはどんどん増していく。
「右に出るよ」
そう言うと、祐二は右にウインカーをあげた。
祐二は再び追い越し車線に出た。
仁美は、必死に祐二のペニスを咥え、首を上下に振り続けた。
見られてるというより、見てくれといわんばかりの痴態をさらしている。
そのことが、仁美の興奮を高めていた。
あふれんばかりに濡れていることが自分でも感じ取れた。
息苦しいのは、祐二のものを咥えているからだけではなかった。
仁美はてっきり自分のマンションだと思ったが、道が違う。
今日はラブホテルだった。
祐二は、自分でも何軒かラブホテルを経営しており、ときどき近隣の他のラブホテルを視察のために利用する。
ホテルにつくとすぐに、祐二は、仁美を後ろから抱きしめ唇を求めてきた。
仁美は持ち上げられるような格好でそれに応じた。
「さっき、トラックの運転手も家族連れもみんな驚いてこっちを見てたよ」
祐二が、仁美の耳元でささやく。
「いや…」
仁美が、軽く首を振る。
「じっとこっちを見てたよ」
「だめ!もう言わないでください」
仁美は、抱きかかえられたままの手で祐二の背中を軽くたたいた。
「シャワーを浴びます」
仁美は、祐二の手をほどき、バスルームに向かった。
仁美が洗面台に向かうと、祐二が後ろにきた。
服を脱ごうとする仁美の手を、祐二が押さえる。
「俺が脱がしてやるよ」
そして、仁美を洗面台の鏡に向かせると、後ろから両手を回し、仁美の胸のふくらみをまさぐった。
「あいかわらずやわらかいな」
鏡に映った自分のおっぱいとそれを揉む祐二の手の動きが、なまめかしかった。
薄いブラウスは乳首の隆起を際立たせ、乳首はブラウスにこすれて固くとがっている。
「祐二さん…」
祐二は、ブラウスのボタンを上から少しはずし、襟口から手を差し入れると、ノーブラの仁美の乳房を晒し、強くぎゅっとつかんだ。
「あぁぁ…」
「仁美のおっぱいきれいだよ…」
そう言うと、仁美の豊かな乳房に舌を這わせた。
祐二が、両手で乳房を揉みながら、舌で乳首を責めると、その頂にある乳首がさらに固く大きくなっていく。
「あぁぁ…感じる…」
やがて、祐二が手を仁美の下半身に伸ばしてきた。
鏡に映った仁美のスカートに手が滑り込む。
「仁美…」
仁美の秘部を撫でている。
「ほしいか?」
「…」
「どうなんだ?」
祐二が、仁美のクリトリスを押さえながら聞いた。
「…してください…」
そう言いながら、仁美はお尻を少し祐二のほうに突き出した。
祐二は相変わらず、クリトリスの周辺をこねるように撫でまわしている。
「仁美、どんどんあふれてくるよ」
仁美のむっちりした脚が震えている。
「あぁぁ…」
祐二は、指先で敏感な部分をくるくるとこねた。
「ああっ…あーんん…」
仁美は倒れてしまいそうだった。
思わず、洗面台に手をつき、お尻を祐二にぐっと押し出す格好になった。
「祐二さん…」
祐二の股間のふくらみの感触が、仁美の豊かなお尻のふくらみに感じられた。
(また大きくなってる…)
祐二は、仁美の敏感なクリトリスを責め続けた。
「ちょっとトイレに…」
「我慢できない?」
「…」
「いいよ、行っといで」
そう言うと祐二は、洗面所で髭を剃り始めた。
(ふーっ)
仁美は大きく息を吐いて、便座に座った。
トイレのドアのすぐ先に祐二はいる。
(どうしよう)
水を流そうかと思ったが、仁美は、そのままおしっこをした。
洗面所で水を流す音がしている。
こちらの音も祐二に聞こえているはずだ。
(恥ずかしい…でも…)
おしっこが終わってそこを洗うと仁美は、そこに指を当ててみた。
祐二はまだすぐそこにいるはずだ。
仁美は、便座に片足乗せて、クリトリスを指で挟んだ。
「ああっ…」
思わず声を出した。
外の物音がやんだ。
(来て、…見て、祐二さん)
仁美は、ドアの鍵を開けた。
カチッと音がした。
仁美は、二本の指で強くクリトリスを擦りつける。
「はぁーっ…はぁーっ」
仁美の息遣いも外に漏れているはずだ。
ドアが開いて裸の祐二が入ってきた。
祐二は何も言わず、便座に座ったままの仁美の頭を両手で挟み、仁美の口に肉棒を押し付けてきた。
待っていたかのように仁美はそれを口いっぱいに頬張った。
狭いトイレの中で、祐二はぐいぐいと仁美の口の中に押し込んでくる。
苦しいが、この苦しさも嫌いではない。
「ふぁぁーっ」
祐二が肉棒を仁美の口からはずすと同時に仁美は大きく息をする。
「こんなところでしたかったのか?」
仁美は恥ずかしそうにうなずいた。