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診療
診療
「これを着て」
今日は朝から出かけるみたいだ。
千夏は、名前も知らない彼女からまたOL風の制服を渡された。
今日はパンストはない。
「すぐ出かけるから…」
彼女は、千夏にそう告げて、また目隠しをした。
ドアから、18歩でエレベーター。
降りると、右に7歩、階段が3段、まっすぐ11歩、左に9歩。
千夏はまた車に乗せられた。
車が止まるまで、ゆっくり数えた数字は、2263。
昨日より遠い。
車の中で目隠しを外された。
地下の駐車場のようだ。
車の外で、彼女がキャスターのついた大きなトランクを開けていた。
「ここに入って」
彼女に促され、千夏は車から出て、そのトランクの中に入った。
小柄な千夏は膝を抱えただけですっぽりと中に納まってしまう。
しばらくすると、足音が近づいてきて、トランクが動き出した。
エレベーターに乗った。
それ以外は何もわからない。
トランクが開けられ、外に出された。
(歯医者?)
歯医者に置かれているような診療用のイスが3つ並んでいた。
「こちらにどうぞ」
マスクをした女性だ。
千夏は、そこに座った。
「イスを倒します」
まるで歯の治療だ。
「お口を開けてもらえますか?」
千夏は、恐る恐る口をあけた。
「歯垢、取りますね」
(はぁ?)
まさしく歯の治療だ。
「はい、終わりました。うがいしてください」
イスを戻されて、千夏はうがいをした。
「はい、じゃぁ、もう一度イスを倒します」
また、イスを倒された。
今度は、深い。
頭が下にさがるほど倒された。
歯の治療だけなはずがない。
千夏が思った通り、肘掛に手をマジックテープで固定された。
「マスクするわね」
(マスク?)
口を覆うものではなかった。
すっぽり頭全体にかぶせられた。
鼻と口だけが開いているマスク。
足を広げられ、パンティーを脱がされた。
シャツの前をはだけられ、ブラを上にずらされた。
彼女だけではない。
もう一人、いやもっとかもしれない。
ブーンという音がした。
歯医者特有の音ではない。
千夏がよく知っている器具の音だ。
両方の乳首に振動物が押し当てられた。
あそこにも…。
振動が激しい。
電気マッサージ器のようだ。
下腹部の足の付け根にも電気マッサージ器が押し当てられた。
そこは、むずがゆい、千夏の苦手な場所だ。
「ああああ…」
歯を食いしばっている千夏の口から声が漏れる。
お尻を持ち上げられ、アナルにも挿入された。
そのアナルに挿入されたものが激しく振動し始める。
「ああ…あああ、あああ」
アナルも苦手だ。
脇腹にも押し当てられた。
「ぃやーぁっ、ああああ」
千夏は身をよじって抵抗するが、両肩をぐっとイスに押し付けられた。
「ああぁぁぅっぅぅぅぅ」
(ああ…やめて、やめて、出る…出る、出ちゃう)
おしっこが出そうだ。
我慢しようにも体のどこにも力が入らない。
「ああ、やめて、出る、おしっこ出る…出る、お願い、やめてぇぇぇ、あああああ」
千夏の股間に何かがぴったりと押し当てられた。
ジャーっという音が響き始めると、ぴたっとモーター音が止った。
静寂した部屋に千夏の放尿の音だけが大きく響いた。
「いやぁぁぁーっ」
大きな声をあげた千夏の口に男の肉棒が押し当てられる。
乳首に当てられていた器具が指に替わった。
千夏の放尿が終わると、そこも指に変わった。
昨日と同じだ。
男達は、放出直前に千夏の口に回ってきて、口の中に出した。
今日は男が四人、女が一人。
女は、千夏の顔の上に乗り、千夏の鼻を自分のクリトリスに擦りつけて達した。
千夏が戻ると、いつも夜しかやって来ない彼がいた。
まだ、午後1時だ。
驚いている千夏の前に寄ってきて、彼は千夏にキスをした。
千夏は何か言おうとしてやめた。
千夏は、もうずいぶん会話をしていない。
面と向かうと、何をどう話していいのか迷った。
昼間なのにいつものマッサージが始まった。
(今日はもう終わりなの?もう、誰も来ないの?)
「俺は、西崎薫」
男が突然名乗った。
「お前、苗字は?」
「佐久間」
「佐久間千夏?」
千夏はうなずいた。
「俺の家に来るか?」
(俺の家?)
千夏には、どういうことなのか理解できない。
ただ、部屋はすっかり片付いていた。